• National Team,  Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

    香山、福田とも世界最高レベルで健闘

    今週土曜日、ナショナルチーム遠征でベルギー滞在中の福田選手と、初めてのエリートナショナル大会(フランスアマチュア最高ランクの大会)に出場した香山選手が、それぞれアンダー世代の世界トップ選手と戦っていました。

    福田選手は、ベルギーで行われた「Youngster Coast Challenge」(ワールドツアー大会のゲント・ウェヴェルヘムの勝負どころでもあるケンメルベルグが中心となるU23限定の1.2UランクUCI大会)にナショナルチームの一員として参加していました。香山選手は、フランスでGrand Prix de Saint-Etienneという歴史のあるハードコースで行われるエリートナショナル大会に出場していました。二人とも、それぞれのチームから評価される走りを見せてくれました。

    Youngster Coast Challenge
    UCI1.2 
    131km + 10.4km X 3周 合計162㎞
    出場:福田圭晃(ナショナルチーム)
    結果:DNF

    福田選手によるレースレポート

    今日はチーム戦略として、松田選手と蠣崎選手をエースにして走り、僕は監督の指示でスタートから前々で展開し、5人以上の逃げにはチェックし(自分からはアタックしなくていい)、エースを出来るだけ前でキープする事を言われ散るのは覚悟で出走した。

    スタート直後からはやりアッタク合戦が始まり、常に5人以上の有力チームのアタックがかかっていたので自分と小野寺選手で交互に乗っていく。どのチームもお見合いのアタックが続き、結果的に勝負所ケンメルベルグまでアタックが起きることはなく集団で入っていく形になった。 レース中盤やケンメルベルグ前のポジション争いなので松田選手、蠣崎選手が後ろに下がってしまう場面では僕が風上からでも引き連れて行きいい場所などに連れ戻すなでいい仕事をして褒められた所もあった。 自分や小野寺選手はケンメルベルグ以降、グルッペットでの走りに終わった。

    福田選手の感想
    僕の反省としては、ケンメルベルグでもっと前で入れていれば集団で完走出来ていたと思うので我慢が足りなかった。 けれど、今回はチームの為に徹底して走り少しでもありがとうと言えてもらえたのはよかったかなと。だんだん走れてきているので勝負に絡んでいきたい。

    トムGMの感想
    ナショナル監督のオーダーに従って、1.2Uランクの大会でしっかり前で展開できること、そして自分を犠牲にしてまでエースのためになる走りをこなすことは、評価されるはず。アンダー1年目の選手として、福田選手は避けては通れないことをしっかりこなしている。しかし、レース展開を見てみると、1回目のケンメルベルグまで仕事をしっかりこなしたとしても、距離が短く道幅も狭いため、良い位置で登りに入れば、番てを下げてもメイン集団の中でクリアできるのではないかと思う。「散る覚悟で走る」と自己管理が出来なくなってしまうので、今度は仕事をこなしつつももっと終盤まで粘っていきたい。

    GP de Saint-Etienne
    Elite Nationale
    ニュートラル10km+150km
    出走:香山飛龍
    結果:89位

    香山選手によるレースレポート

    初めてのエリートナショナルレース。序盤から有力チームのアタック合戦になり、常に一本線状態になる。あまりのペースに前にはいけず、常に後ろに取り残される印象が強いレースになった(要反省) レースを通してグループが固まることは少なく、一貫して一本線状が続く厳しいレースだった。また、登りのあとは集団が延びると言うのはミーティングでわかっていたが、gpmを狙う選手によるペースアップに苦しみ、ポジショニングは苦戦した。

    逆に前に位置できた時は登りで有力勢の追走に反応。プロトンにいても位置を落としてしまう可能性があるのと、corbasが逃げを含めて乗れていなかったので反応した。この追走も千切れそうになるが、粘り続ける事が出来た(数人こぼれた)。しかしコントロールを始めたプロトンに吸収され、ここからは有力チームのコントロールする展開に。 仕事としては他にエースのalexを登りの手前で前まで引き上げる事に成功した。 大袈裟な表現かもだが、何度か死にそうになったが耐えたものの、130km地点の勝負どころの峠で千切れてしまった。全力を尽くしたが厳しく、バラバラになった後グルペットになった選手とフィニッシュした。

    香山選手の感想
    初エリートナショナルを完走できたのは良かったが、プロトンから千切れてしまった。 全く動けなかった訳ではないが、ポジショニングは悪く改善をこれからしっかり煮詰めていく。一本線状の休みが殆どないレースだったので、もっと脚を使ってでも前を維持することが求められていたなと思う。 手応えはあるので成長してエリートナショナルで勝負に加わりたい。

    トムGMの感想
    長い峠を5回登る、初めてのエリートナショナル大会で、先ず完走ができることは大きな出来事。しかし完走だけではなく、十数kmに渡って追走集団で逃げを追う動きを見せてくれた。ジュリアン監督を始め、コーバのメンバーに評価されました。このまま大会を一つ一つこなしていけば、いつかゴールまで勝負できることは間違いない。

  • Vélo Club Corbas

    塚本選手がフランスに到着!

    塚本選手がフランスに到着し香山選手と合流しました! VC Corbasのスタッフと香山自身に迎えに来て頂き、早速チームの皆さんと練習に参加しました。6月18日まで、香山選手と共にチームアパートで生活をし、3ヶ月間フランスに挑戦して参ります。

    そして今週末も、世界各地で様々な大会に出場します。ナショナルチーム遠征中の福田選手はベルギーでU23限定のUCIレースに参戦します。香山選手はフランスで初エリートナショナルを出走し、更にレベルアップとなります(現地入りしたての塚本はパス)。そして国内では、森崎選手と山之内選手はそれぞれ地元のクリテリウム大会に参戦します。

  • Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

    香山選手は2日連続の大会で成長を見せる

    今週末、香山選手は土曜日にカテゴリー2の平地レース、そして日曜日にカテゴリー1のラインレースを出走しハードな2日間を生き抜きました。1日目は、逃げ集団に乗ることができず、逃げ切ることができた2名のチームメイト(3位、4位)のアシスト役に回りました。一段レベルアップする翌日の「Transversale des As de l’Ain」という大きな山岳ラインレース大会では、エシュロンが形成されたことで集団が分裂した序盤の平地区間をメイン集団で無事に生き抜いた後、VC Corbasのエースクライマーであるベンジャマン・ブシュテ選手と二人で長い峠を耐えることができました。ところが、大雪が降り出し、高原のアップダウンで二人とも千切れてしまいました。エースのブシュテ選手は完走しましたが、大会の短縮を知らなかった香山選手が残り15km程度でリタイヤしてしまいました。このハイレベルな大会を制したのは、去年ツール・ド・ラブニール総合5位やU23世界選手権12位などの実績を持っているAG2R下部組織「Chambéry Cyclisme Formation」のエース選手であるクレマン・シャンポゥサン選手です。

    下記は香山選手本人によるレースレポートです:

    GP de Feurs
    2.9km×33周
    31位

    コース幅は500mの区間以外すべて車一台分の広さで、横風が強めのベルギーのようなレイアウト。 人数に対してコースが狭く、コーナーも多いのでかなりデンジャラスな展開に(一周目で川に飛び込んでいった選手もいたという)。

    レース展開はスタートからVélo Club Corbasが先頭を固め、クリストフ、シリル、ロレンゾ、フロリアン、自分が交代で仕掛けていくが、エスケープに入ったのはクリストフのみ。 基本的に前方を重要視するが、トリッキーな90度コーナーで1度ポジションを落としてしまう。 3周使って戻り、追走アタックを打った選手に反応する。2人の追走は無謀だが、後から選手が来るのを見越し、4人が加わる。 しかしあまり足並みが揃っても速くない追走グループだったのと、チームのバロンのお父さんが「控えめに!」というジェスチャーをしていたのを見て追走を潰す反応に切り替える(ほぼ付き位置)。

    そのまま吸収されてからは出来るだけ先頭を維持し、レースを進める。トリッキーなコーナーはかなりシャッフルが掛かる(内側や外側のダートから仕掛けてる)のでずっと維持は難しかったが、基本的に調子が良いのか隙を見つけてすぐ先頭に帰ってこれていた。 残り5周からペースが上がるが、シリル、ロレンゾと共に1~7番手を押さえる。 残り3周から激しさを増すが、耐えてポジションを譲らない。 残り2周で内側からプッシュを食らい、どかないように耐えたがラインが逸れてコースアウトしてしまう。 乗車したまま難は逃れたが、プロトンの後方に合流してポジションを大きく下げてしまう。 それからは全力でポジションを上げたが、中盤より少し前が限界でプロトンのスプリントに絡むことは出来なかった。

    香山選手の感想
    落車(怪我)せず、明日のレースに集中出来るのは良かったと思う。かなりインターバルが掛かるレースだったので腰は痛いが、問題はないと思う。 今回も結果的に逃げに乗れなかったこと、リザルトを出せなかった事は悔やまれるが、今は明日に向けて集中していきたい。 初戦のシャバノズに比べて明らかに2/3/Jに関しては余裕があるので、しっかり勝ちを狙っていきたい。

    Transversale des As de l’Ain
    142km→短縮115km
    DNF

    雪嵐の中で単独で優勝したシャンポゥサン選手

    序盤は平坦が70kmまで続き、そこから山岳が始まるレイアウト。 今日は風が非常に強く、横風分断が幾度となく発生した。 スタート直後からアタックがかかり反応したが、横風分断がいきなり始まる。自分は先頭に反応できたものの、横風分断を食らってしまう結果に。 オールアウトし、ヴァレンタンや他の選手と共に苦しんだ末に先頭から脱落した。 今回のレースは全体的に集団が一本線になり横風を食らう展開が多かった。集団が分断しては何とかくっ付き、また分断…を繰り返していた。 全体的には良い位置をキープ出来たものの、横風は非常に強く、苦しかった。

    登りはじめの前にペースが徐々に上がったが先頭付近を維持。 シャンベリーやWCCがペースを上げていき(アタックを含む)、人数はどんどん減っていく。また峠の途中から雨は雪や雹(?)に変わり天候が悪化。 先頭はバンジャマンと自分のみ(余裕がなかったので、間違ってるかもしれない)でギリギリちぎれない位置で最初のGPMを耐えた。 しかしそのあとも断続的にペースアップが起き、バンジャマンと自分を含む数人が遅れる。 自分はバンジャマンを先頭に戻すため、自分も先頭に戻るために力を振り絞ったが、極寒が故に力尽きてしまった。 結果的にはバンジャマンは完走、自分は100km地点前でリタイアした。

    香山選手の感想
    今回のレースはあまりの天候に途中で距離が縮まっていたことを後で知った。自分はもしかしたら努力すれば完走は出来ていたかもしれないので悔しかった。体の冷え方は限界に近かったが、周りの選手がリタイアしたこと、残り距離が50kmだと思っていたことにより今回は素直に心が折れてしまった。(完走できないと判断してしまった。) 余裕もなく、全力を尽くしたが、終わり方が良くないと今は感じている。もう少しの努力で完走出来ていたかもしれない、と引っ掛かっている。 客観的には横風も一応クリアし、峠も惜しいところまでいけたので感触は悪くない。服装に関してもベストな選択が出来たと思う。(ここまで寒くなるのは誰も天気予報で予測できなかった。)

    トムGMの感想
    今週末は土曜日フランスに着いてから繰り返しで走っていたカテゴリー2大会、そして日曜日は一つステップアップしアマチュアトップ選手が出走できる初カテゴリー1の大会だった。カテゴリー2では、香山選手はまだ集団の密度に慣れていないようで、弱いから結果が出せていないわけではないことが日曜日の走りで分かった。完走はできなかったが、雪が降っている中でツール・ド・ラブニール総合5位の実績も持っている優勝者のClément Champoussin選手率いるAG2Rの下部組織チームが出走している山岳レースで、長い峠をトップ集団で越えることができたことは実力の証になるかと思います。これからの更なる成長に期待していきたい。

  • Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

    香山選手が仏で初のステージレースに参加!

    3月3日にフランスの方でシーズンを開幕した香山選手は、Vélo Club Corbasの一員として2戦目となる「ラ・ムルティポール」という2日間にわたって3ステージで行われるステージレースに参戦しました。カテゴリー2ということでエリートのトップ選手は参加していないとはいえ、チームタイムトライアルも含んでいるこのステージレースには、AG2R la Mondialeの下部育成組織である「Chambéry Cyclisme Formation」をはじめU23を中心に各地のDN1チームのリザーブチームが参戦しているハイレベルな大会です。

    1日目は、アタック合戦が長く続いた結果、VC CorbasのHugo Malfreyt選手を含む13名の選手が先行する展開に。香山選手はアシスト役を果たし、最終局面で集団の頭を狙うべくスプリントに絡んで集団の10番手近くでゴールし25位という結果に。

    2日目は、午前は15kmのチームタイムトライアル、午後はラインレースという豪華メニューでした。香山選手をはじめ、VC Corbasはタイムトライアルに特化している選手が数人参戦しており、上位に入ることでウゴ選手の総合順位を上げることを目標にしていたが、6位という悪くも良くもない結果で終わりました。午後のラインレースは、VC Corbasのメンバーは攻めのレースを任され、序盤で決まった逃げには2名が入っていましたが、香山選手は後ろに残され、再びアシスト役に回りました。チームメイトは3位と4位に入り、ポイント賞を手に入れるなど健闘しましたが優勝には届かず、香山自身は43位でゴールしました。

    香山選手の感想

    車がいきなり現れたり、シューズ、ハンドル、肩が当たる感じも戻ってきて凄く楽しかった(デンジャラスで良いレース)が、うまく展開に噛み合わせられなかつまたのが悔しい。しかしコンディションは良く、落車も避けて先頭付近に位置できているので、今後チャンスを狙っていきたい。

    トムGMの感想

    香山選手は、シーズン序盤から、タイミング良く動かないと強くても勝負に絡めないという、日本国内にないような密度の高いレースを体験しているところなので、多少の調整が必要ですが、現地にいる香山選手は感覚が良く調子も良いそうなので、そのまま努力を続ければ、チャンスはやってくるでしょう。段階を踏んで成長できるのがVC Corbasの良いところなので、今後の活躍を楽しみにしているところです。

  • Vélo Club Corbas

    スペイン合宿とフランス開幕戦!

    香山選手とレイ選手が昨日、所属チームの「Vélo Club Corbas」が6日間に渡って行っていたトレーニングキャンプを経て、スペインの「エンプリア・ブラーバ」からリヨンへとフランスに帰りました。VC Corbasは、今週末、アマチュア最高レベル「エリートナショナル」の中でも高く評判されている「Grand Prix du Pays d’Aix」で2019シーズンを開幕しますが、山中湖シクリスムフォーマション所属選手の参戦としては、レイ選手のみとなります。

    香山選手は、翌週の「GP de Chavanoz」というカテゴリー2の大会に参戦し、上位を目指していきます。その次に、香山選手は「La Multipole」というカテゴリー2のステージレースに参戦します。このステージレースは、チームタイムトライアルを含む3ステージにて行われ、「Chambéry Cyclisme Formation」というAG2R la Mondialeの下部育成組織が総合ランキングを4連覇中です。

    合宿中に行われたチームタイムトライアルのトレーニングでは、香山選手の走りが評価されたので、香山選手はカテゴリー2チームのエースとして総合上位を狙い、カテゴリー1昇格が少しでも早くできるように力を尽くしてまいりますので、応援を宜しくお願いします!

  • Vélo Club Corbas,  Yamanakako Cyclisme Formation

    香山選手が無事にフランスに到着しました!

    香山選手とリシャール氏の握手

    香山飛龍選手が今日、リヨン • サン=テグジュペリ国際空港に到着しました。ヴェロ • クラブ • コーバの会長、リシャール • アランドリ氏とチームアテンダントのクレマン • セーレ氏にお迎え頂き、早速おかわり自由のセルフサービス型レストランとして自転車選手間で有名な「フルンシュ」(Flunch)で夕飯を食べ、チームアパートに案内して頂きました。

    16日(土曜日)からは早速スペインのエンプリア • ブラーバでチーム合宿が行われます。合宿が終わったら、グラン • プリ • デゥ • ペイ • デックス(Grand Prix du Pays d’Aix)、エリートナショナルカテゴリーに参戦します。DN1フランスカップにも登録されたこともある、フランスの最高レベルです。

    これから香山選手にとっては長い旅が始まりますので、日本からの温かい応援を宜しくお願い致します。

    クレマン氏とお食事
    成田空港の出発ロビーで家族や友達とお別れ