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    木島平2days トム選手が第2ステージを優勝!

    今週末は木島平2daysというアマチュアとして日本の数少ない本格的なステージレースに参戦しました。土曜日は6.8kmのタイムトライアルから開幕し、午後は90kmのロードレース、そして日曜日は同コースで距離を135kmに伸ばす2日間・3ステージというプログラム。

    共に参加する予定だった選手がレース直前に役を退き、帰国した福田、森崎、エンリック、トムのロスターで挑みました。いずれも優勝できるが、タイムトライアルの速い選手がいるわけでもないメンツなので、なんとしてもステージ優勝のチャンスは逃さない!というムードでスタートを向かいました。

    木島平2days
    第1ステージ
    6.8kmTT
    出走:
    福田 20位
    森崎 35位
    トム 51位
    エンリック 65位

    全日本選手権や、ヨーロッパのステージで重要となるタイムトライアル競争のトレーニングとして、森崎選手と福田選手はタイムトライアルバイクで上位を狙う一方で、苦手としているパンチャーのトムとエンリック選手はタイムロスを最低限に抑えるというそれぞれの目標を持ち、まじめにアップに取り組むも、やはりスペシャリストに力の差を見せ付けられ、福田選手の20位がチーム最高位だった。

    トムGMの感想

    タイムトライアルというのは、「スペシャリスト」と言われる特定の選手が上位を占めることが多いが、そうでない選手でも、自転車競技の様々な面で問われる能力・技術が身につけられる大事なチャンスなので、全てのタイムトライアルは集中してウォームアップの段階から全力でまじめにトライしてみたいもの。上位に届かなかったにしても、福田と森崎がベストを尽した走りには多くの取得があったでしょう。

    木島平2days
    第2ステージ
    90km
    出走:
    トム 優勝
    福田 5位
    エンリック 8位
    森崎 DNF

    タイムトライアルを経て、午後のラインレースにすぐ切り替える。数的有利な状況を作った上で勝ちに行けるように動く作戦を決めてスタート。序盤から動いた福田は5名の逃げ集団に入り、他の選手は次の場面に備える。その中で、森崎選手が右コーナーで集中を一瞬緩めてしまい、前輪から滑り地面を強く打つ。そこから追走をかけようとするも、千切れた選手で構成されている集団を上手く利用することができず、しばらく粘ってから降ろされてしまう。

    一方で、逃げとのタイム差が数周回30秒を前後するも、中盤で捕まる。そこでトム選手がカウンターで行き、11名の逃げ集団が早速リードを奪うことに。

    ホンダ栃木の2名を除くと、全てのチームが単数でローテーションが上手く回る。30秒、40秒、50秒と、徐々にタイムを稼ぎ、55秒まで伸びることもあったが、1分を超えることなく残り9周のところから縮まっていく。

    総合ランキングを考えて走る選手と、そうでない選手が同行する逃げの中で、後方の一人であるトム選手が協調が崩れない程度で少しづつローテーションを飛ばしはじめ、最終局面に備える。距離が重なると共に、力の差が徐々に大きくなり、選手が次々と脱落していく。そして、残り6周のところで、ラファ・サイクリング・クラブの中里選手が登り区間でアタックを開始し、4人、そして3人になる。

    ラスト1周に入ると、ラファ・サイクリング・クラブの中里仁選手、ピナゾウ・テスト・チームの水野恭兵選手、そしてトム選手が逃げ切りを確信する。しかし、水野選手と中里選手が総合ランニングを狙える番手にいる代わりに、トム選手はステージ優勝しか狙えないことから、トム選手が付き位置に切り替える。最後の登りで中里選手が再びアタックをかけ、水野選手を離すことに成功するが、トム選手はしっかりと付いていく。中里選手は総合ランキングを逆転する可能性を諦めてまでステージ優勝を狙う意思はないので、固定で引っ張っていく。それを利用するトム選手が残り400mでスプリントをかけ、余裕をもって優勝する。

    トム選手の今期初優勝に加えて、後方でメイン集団を抑えきった福田選手とエンリック選手がそれぞれ5位と8位に入り、途中で落車してしまった森崎選手以外は全ての選手が10位いないに食い込む嬉しい結果に。

    トム選手の感想

    今日は調子が良かった上に、福田選手がいい仕事をしてくれたこともあって、展開が上手くハマった。自ら作った逃げの中で総合順位の争いを利用し、経験を上手に活かした。タイム差を調整する感じでローテーションをクレバーに飛ばしながら、最終局面に備えたので、正直、残り3周のところで勝利を確信することができた。結局、出し切る必要がなく、比較的楽に優勝に繋げられた。

    福田選手の感想

    序盤の逃げに乗ったのは良かったが、カウンターでトムが言ったときにはセオリーとしてもう一人欲しかったのは正直なところ。そしてメイン集団の頭を取れなかった(2番手)のは悔しみが残りますが、調子がイマイチだった割には悪くなかったかなと思う。

    木島平2days
    第3ステージ
    135km
    出走:
    エンリック 7位 (総合31位)
    トム 32位 (総合12位)
    福田 DNF

    前日の第2ステージで完走しなかった森崎選手は朝の「残念レース」で4位に入り、更に1時間半のトレーニングを果たした。 他の選手は距離が135kmに伸びて同コースで行われた第3ステージを出走した。人数が3人ということもあり、前日より戦略の幅が狭くなってしまうも、いずれの選手も前日のロードレースで7位以内に入ったので、 勝負できる力は十分にあるはず。

    トム選手がファーストアタックに反応し、6名の逃げ集団がすぐ形成される。メイン集団が容認し、2周回でタイム差が50秒を超えることに。そのまま開いていくかと思いきや、スプリント賞を守りたいホンダ栃木がコントロールを開始し、タイム差を縮める。それに対して、逃げ集団もペースを上げるが、スプリント賞争いに関係しないトム選手は次の展開に備えローテーションを飛ばしはじめる。しばらくして、スプリントリーダージャージを着用しているホンダ栃木の選手を含む2名がブリッジ。そこでホンダ栃木が追走の動きを終え、タイム差が再び開く。

    しかし総合ランキングを守るフィッツとWednesday Cyclingが1分以内にタイム差を抑えたいか、またコントロールを開始する。一方で、危機感を持つ逃げの選手たちは攻撃を打ち始め、ローテーションが崩壊する。2名の選手が先行し、その後方でトム選手が反応し、2人で逃げている選手を追走する。1周して、前の二人が待つ動きが見えてこないため、トム選手が単独でブリッジをするも、協調が取れず先頭1名を残して追走集団に戻ることに。戻った時点でタイム差がわずかになっていたので、暫くして捕まってしまう。

    捕まったとたんにエンリック選手が仕掛けるも、誰も付いて来ず、暫く先行してまた捕まる。15周回程残っている中で、総合ランキングに関係している選手が仕掛け始める。福田選手は調子が良くなく、できるところまで危険な動きに積極的に反応するも、6周回を残して千切れてしまう。トムとエンリックは終盤に備え、逃げにトライするも、力が思うように残っておらず上手く逃げ出せない。結局、集団スプリントになり、残り3kmでアタックを試みたエンリックが単独で位置取り争いに絡み、7着でゴールする。トムは、集団後方で同タイムゴールとなり、総合ランキングで12位に浮上する。

    エンリック選手の感想

    アタックが繰り返されていても、自分が苦手としているペースの変化が少ない展開になった。逃げだせるようなレイアウトではなかったこともあって、結局はチャンスを掴むことはできなかった。

    トムGMの感想

    ロードレースで4連勝中だったのが今日で終わりになってしまったが、それは無限に続けられることではない。今日は、自分の逃げと、後方の2人の積極的な動きで、後手を踏むことはなかったが、この展開で振り返ってみると、先手を取りすぎたかもしれない。但し、正直なところ総合を守りたかった2チームによるコントロールの開始が早かったことに驚いた。最初の逃げ、あるいは1分遅れのエンリック選手が先行していたときは、もっとタイム差を譲った方が、彼らにとって後方の動きがコントロールしやすいはずだったが、全く緩めることなく余裕を持たせてくれなかった。

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    JBCF 宇都宮2連戦:土日とも優勝!

    今週末は栃木県宇都宮市で開催される「宇都宮ロードレース」(土曜日)と「宇都宮クリテリウム」(日曜日)に参戦して参りました。ロードレースはエンリック・ルバース選手、クリテリウムは森崎英登選手がそれぞれ勝利し、東日本ロードレースに続いてJBCF3連勝を飾ることができました!そして本日、福田圭晃選手がパリのシャール・ド・ゴール国際空港に向かい、明日(5月14日)に帰国する予定なので、これから塚本選手の帰国と山之内選手の復帰と、国内組の人数が増えていく予定です。下記は両日レースレポートとなります:

    宇都宮ロードレース E1
    6,7km×6周=40,2km
    出走選手:
    エンリック 1位
    森崎 6位
    トム 52位

    チームの作戦
    長い登りの含まれない、パンチ力が問われるコースなため、いずれの選手も、どの展開でも勝利できる有利な状況だったが、前々で展開し数的有利な状況を作った上での勝負に持っていくことに心がけスタートしました。

    レースレポート
    大きな動きがあったのは2周目の鶴カントリークラブの登り。エンリックを含め5名の有力選手が先行し、その後ろが離されていく。

    チームのエースであるエンリック選手が得意としているパターンに持ち込むことができているが、本来のプランであった更に数的有利な状況を作っていくために、トム選手を中心にメイン集団の活性化を図る。しかし、追走集団ができても協調する選手がいなく、ローテーションできずに終わってしまうパターンが繰り返される。

    先頭集団では、残り2周ではエンリック選手が一度アタックを試みるも、全選手が付いていくため、スプリントで勝負する作戦に切り替える中で、1名が脱落する。残り1kmから先頭を取らされるが、500m付近から後ろの選手が抜いていき、4番手に位置を取る。自分が得意とするタイミングでスプリントを開始し、ゴールラインまでもがき切り優勝。

    一方のメイン集団では、森崎選手が頭を取り6位に入ると、全開に引き続く結論となった。

    エンリック選手の感想
    全ての選手が自分を意識して走っているプレッシャーを感じながらも、自信はあったので、4番手に下がることができた時点で自分の勝利を確信した。振り返ってみると、自分が得意としている登りでそこまでペースを上げる必要はなかったが、調子が本当に良く、2連勝出来て気持ちがすっきりしている。

    森崎選手の感想

    前日の群馬では自ら逃げに乗って行くことがなかったため、今回のレースでは積極的に前で展開してみた。前半にできた逃げに乗ったが吸収され、カウンターでエンリックの逃げが行ったので、最後のゴールに備えた。ゴールスプリントで集団の頭を取れたことは良かった。

    トム選手の感想
    エンリックは優勝をしてくれたが、実質エンリックに任せっぱなしの展開になってしまい好ましくない流れだった。前に行ける位置にいたのに抑えに入る決断をした自分をはじめ反省すべきだと思う。エースのエンリックが乗っていたにしても、単数で参加していた有力な平井選手等からしてみれば、複数人出走している私たちに対して1対1は理想的な状況だった。その後、追走で合流できると思っていたが、エンリックも前でローテーションに入ってしまったこともあり、相手チームの協力抜きでブリッジできるタイム差ではなかった。個人としても、チームとしても実は多くの反省点を残した大会だったのは正直なところだが、結果は良かったので、とりあえずとてもほっとしている。

    宇都宮クリテリウム E1
    3km×10週=30km
    出走選手:
    森崎 1位
    トム 6位
    エンリック 14位

    チームの作戦
    エンリックとトムのコントロールを通じてゴールスプリントに持ち込んだ上で、細かくトレインを組んで森崎選手を発射する作戦で挑みました。エンリックはコーナーの連続区間手前の残り1.8kmから先頭を取り、トムが残り900mから最終コーナー手前まで引き、森崎がスプリントという手順。できれば、二人の選手を表彰台に送り込めるようにしたい。

    序盤はペースが比較的に早かったが、2周目辺りに入ってから緩み、一定のペースにスイッチした。アタックはかかったが、決定的な動きはなく、トムもエンリックもあまり反応する必要がなくフレッシュなまま終盤に差し掛かった。

    残り3周あたりから、集団前方で固まり、エンリックが先頭、トムが2番手、森崎が3番手で位置取りに集中しはじめる。ラスト1周に入ってから、更に10番手付近にあがるも、森崎がトムの後ろから一旦離されてしまう。確認しながらドアをうまく開けるように右側から先頭を取り、折り返し区間をエンリック、トムを先頭に、森崎を5番手で入る。

    森崎を3番手に戻すために一旦ペースをゆるみ、適当なタイミングでトムが先頭を取る。付き位置に復帰した森崎が最終コーナー手前で左から抜いていき、ワン・ツーで最終コーナーを曲がることに成功し、森崎がそのまま1着。ラスト100mで失速したトムが6位、エンリックが14位でゴール。

    森崎選手の感想
    完全に自分を勝たせる作戦。ラスト3周からは完全に前でトレインを組み、エンリック、トム、自分の順番で走り続けた。ラスト一周のコーナーでトムとの間に2人入られてしまったがラスト2コーナーでトムの番手を取り戻すことができ、そのままスプリントを開始、先行して優勝することができた。2人のアシストに本当に感謝している。

    エンリックの感想
    今日は森崎が勝ったはとても良かったが、もっと上を目指しているなら、番手を許す癖をなくさないと、ハイペースなスプリントになった時にそう簡単に番手を戻すことはできない。トップレベルなスプリンターは自分のトレインから外されることはないので、本人は勝利を喜びながらも、今後に繋がっていくとても良い勉強になったかなと思う。

    トムの感想
    森崎選手が優勝してくれたのでそこまでの反省はないが、発射役のチームメイトの後ろにずっと付いてから自分のタイミングで先行するのがスプリンターの仕事。ずっと3番手にいてくれていたら、ペースを緩む場面を作ることなく、一列のままゴールまで行けたはず。その場合、自分が先頭を取る際にエンリックが作戦通りに森崎の後ろに番手を取っていたら、ワンツーまで考えられていたと思う。とはいえ、未熟な森崎が良くそこまで走ってくれたと思うし、ほとんど作戦通りに優勝できたのは、非常に嬉しい。

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    AACAカップ第5戦 エンリック3位、トム4位

    5月5日(日曜日)は国内組が名古屋の長良川サービスセンターで開催されたAACAカップの第5戦に参加しました。5人で出走し森崎選手が3位に入った第2戦以来の参加ですが、森崎選手、エンリック選手、トム選手の3名での参加となりました。

    AACA第5戦
    5,2km×20=102km
    出走:
    エンリック 3位
    トム 4位
    森崎 完走

    チームの作戦
    前回は森崎がスプリントで脚を溜めて3位に入っていたので、今回は森崎が序盤から攻めの走りをしてから上位を狙う。エンリックとトムは、後半で展開を作って人数が絞られた中で勝負していく。

    レースレポート

    大きな動きがあったのは3周目。水野選手、新城選手、高山選手の3名が先行し、その後方でエンリックが森崎を発射させ山本大喜選手と一緒に合流。この5名は協調し、タイム差が40秒前後にまで開くも、それ以上はタイムが伸びていかない。後方のメイン集団では、トムとエンリックはチェックに入りながら、次の展開に備える。

    残り10周のところで森崎を含む5名の逃げが捕まる。アタック合戦が再び繰り広げられ、更に3周が経過したところでエンリックを含む13名の逃げが形成される。そこでトム選手がタイミングを計り単独で飛び出し、ブリッジに成功し先頭と合流する。

    ローテーションが上手く回り、集団を離すことには成功するが、集団が若干近づいたタイミングで上手く飛び出した5名の選手が残り4周で合流する。人数が多くなったこともあり、寺田選手の攻撃からローテーションが崩壊し、アタック合戦が始まる。

    決まりかけたのが新城雄大と山本大喜の2人逃げ。若干の差をキープすることにしばらく成功するも、後方ではトムとエンリック含む数名が集団を活性化させ再び一つの集団に。ラスト一周は前半の追い風ストレートでトム選手を含む5名の選手が若干飛び出すもそれも捕まる。エンリック選手がバックストレートのチェックに入り、トムは後方でスプリントに備えることに。しかしラスト1kmに入ると位置取り争いが激しくなり、対向車線が出来る区間で危険な動きがありブレーキがかかる。エンリック選手は左から上手く前に戻ることができ、右から先頭付近に戻れたトムを発射するように飛び出してみるも、最終コーナーがそのまま番手を決め、ポジションがほぼ変わらずにそのままゴール。エンリックは3位、トムは4位でゴールラインを通過。

    エンリック選手の感想
    トムとの連携が取り切れなくて、そしてわずかの差で2位の選手に先行されたのは悔しいが、この展開では勝利には届けなかったので公開はない。チームとしても上手く機能していたと思うし、それがロードレース。次の宇都宮2連戦でリベンジを取る。

    トム選手の感想
    最後のバックストレートで優勝した京都産業大学の選手の動きで数名の選手が落車しそうになって非常に危なかった。残り距離も短くてブレーキをかけた時点では優勝は難しかったが、上位に入れたのはやや満足。3人の参戦だったが、5人で参戦した第2戦よりもチームの存在感が出ての結果だと思うので、チームとしては成長を感じた。

    森崎選手の感想
    作戦通りに先頭集団に乗れたのは良かったが、この集団は脚が揃わず逃げ切る可能性が低いのはすぐ分かってしまった。後方集団に待機していたエンリックとトムが脚を温存でき、終盤でしっかり展開してくれたので、逃げておいて良かったと思う。

    国内組の次戦は5月11日、12日の宇都宮2連戦。山之内選手は回復が順調で、固定ローラーのトレーニングを再開し5月下旬の復帰予定に加え、14日に福田選手が帰国する予定なので、3名で戦うのはそれが最後。ロードレースとクリテリウムとも、それぞれ作戦を組み、勝利を目指していく。

    (c) KawaraS21

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    東日本ロードクラシック エンリック選手が優勝!

    修善寺ロードレースに引き続き、チームとして2戦目の実業団レースとなる東日本ロードクラシック。群馬サイクルスポーツセンターの比較的に流れる6kmコースで行われているため、前回よりも戦略面やチームでの動きが問われている大会。現在、フランス遠征中の3名に加えて、鎖骨骨折中の山之内選手も不在な中、3名のみスタートという比較的に不利な状況でしたが、結果としてはエンリック選手が逃げ切り優勝、森崎選手が後方集団のゴールスプリントを制し4位と完璧なレース運びに持っていくことが出来、全面的な勝利でした。チームが立ち上がって4か月のところで、実業団で参加できる最高レベルの大会で初優勝を挙げた上に、チーム力が非常に目立ったことが嬉しい限りです。下記は詳しい大会レポートとなります。


    (c) 三井至

    東日本ロードクラシック E1
    6km×15周=90km
    出走選手:
    エンリック 優勝
    森崎 4位
    トム 44位

    チームの作戦
    人数が多いことと、例年より距離が伸びたことから、前半に決まる可能性が非常に低いことを想定していたので、状況に合わせて、前半は流れで動きについていくことに。後半は、もう少し積極的に動いた上で、勝負どころに数的有利な状況を作り、その中でエンリックかトムが心臓破りの登りでアタックをかけて逃げ切りを目指しながら、捕まった場合でも勝てるように森崎のスプリントを発射する。

    レースレポート
    序盤はペースが低く、個人のバラバラな動き以外は誰もレースを作ろうとしない状況。単独逃げは一周持たないまま捕まるの繰り返しで、集団が全く縮まらず、距離が消化されていくのみ。そのため、トム選手が自分から打つことに。6周目の心臓破りでアタックをかけるも、誰も反応せずに既に逃げていた選手たちをそのままパスし単独の状態に。周回賞を取り、後方で追走していたエカーズの平井選手と合流する。

    タイム差を徐々に稼ぎ、一周後に30秒の壁と突破。しかし、危険を感じたメイン集団が活性化し、タイム差が再び縮まっていく。小人数の追走グループが合流してくることを願うも、メイン集団から捕まれる。

    後半は、エンリック選手が動かしていく。単独で飛び出す場面もあれば、数人の集団で飛び出すこともあり、トム選手が一緒に乗る集団もできたりするも、決定的な逃げはまだ見られない。

    決定的な動きがあったのは残り2周の心臓破り(ラスト8km)。単独で若干先行していた井狩選手に登りで仕掛けた平井選手が合流し、登り終えたところでエンリック選手がブリッジをかけ更に合流。3名で出来たこの逃げの後ろに、トムと森崎が集団先頭にいたこともあり、すぐに前を固め逃げを決める動きに。

    ジャンが鳴るところで、井狩選手が逃げから脱落し、エンリックと平井選手のみに。先頭グループでは、何度も逃げている平井選手が人数不利な中展開を作った影響を受けるか若干苦しみながらも上手く利用しているエンリック選手に食らいついていき協調が続く。一方で、トムが全ての追走の動きに反応していくこともあり、集団がなかなか追走体勢を整えることが出来ず、逃げとの差が縮まらない。心臓破りの起点に、先頭集団の逃げ切りが確実なものになる。

    登り口のところで逃げから脱落していた井狩選手が再び集団から単独で追走をかけ、集団は登りに入ってから反応するも、ペースが上がらないままクリアしていく。先頭の二人はけん制に入り、ペースが落ちるも、ホームストレートに入る前に平井選手が先頭を取るので、エンリックは後ろからしかけ、パスしガッツポーズを決める。一方のメイン集団では、ずっと反応していたトム選手は最後の力を振り絞って、スプリンターの森崎を前で引っ張り、アーティファクトレーシングチームの石井選手が後ろから早掛けする動きに反応。最後のホームストレートを森崎が自分から仕掛け、他の選手からすぐに飛び出て、3番手にいた井狩選手を左からパスするもギリギリ刺し切れず4位。

    エンリック選手の感想
    パンチ力の面では強さを確認できたが、自分は独走力が課題なので、レース中盤で単独で動きすぎると思ったときは上手く後半の勝負に集中を切り替えて、そこから上手く行った。最後は、平井選手が残り500mで先頭を取ったタイミングでは、「それでは負けられない」と思い、上手く動いた結果の勝利なので、とても嬉しい。

    森崎選手の感想
    今まであまり経験のしたことがなかった「チーム戦」を上手く実施することができ、とても楽しかったしエンリックとトムから学ぶことも多かった。次は、必ず自分の番がくるので、次の宇都宮大会を全力で狙っていきたい。

    トム選手の感想
    ミーティング通りにレース展開を作った上で、勝利に持っていくのは非常に気持ちいがいいし、前回の修善寺ロードレースで自分のみが上位に入ったことを考えると、今回はチームとして大きな成長を感じた。しかし、格下のレースでの勝利であること、勝って当たり前のことというのも忘れてはならない。今回は、3人のみの参戦でしたが、フランスとベルギーから帰国する福田選手を含め、6月から5名で挑めることを想定すると、ハードルを更に上げてもいいのではないかと思う。決して簡単なことではないが、Jプロツアーで外国人選手が上位を定めているように、「本場の走り方」はどういうものかをしっかり見せつけて、早くJプロツアーに昇格したい。

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    ツール・ド・葛尾:優勝まで一歩及ばず!

    今週末、国内組は「ツール・ド・かつらお」に参戦してきました。2日間に渡って、福島県葛尾村の周辺を走り回るフル公道のステージレースとなります。

    日本国内では、複数日間に渡って開催される「ステージレース」という大会はほとんど存在していません。そのため、海外で走ったことがない本チームの日本人選手全員にとっては初体験ということもあり、育成面ではとても大切にすべき大会となります。

    出走メンバー:
    エンリック選手
    森崎選手
    山之内選手

    第1ステージ 11km✕3周=33km
    2位 エンリック選手
    4位 森崎選手
    11位 山之内選手
    第1ステージは平地や緩やかな登りで構成されている11kmの周回を3周回る33kmのレースと、ても短いが、ヨーロッパのレースに似たようなレイアウトだった。序盤から3選手が流れでアタックの動きについていくも。決定的な逃げは決まらない展開が続く。ラスト一周の終盤で、エンリックが中央大学の尾形選手と一緒に先行し、そのままゴールを向かうも、尾形選手に先行され2位。後方では、交代で逃げを打ったあと、見事にアシスト役を果たした森崎と山之内はそれぞれ4位と11位でフィニッシュとなった。

    第2ステージ 11kmタイムトライアル
    8位 森崎選手
    16位 エンリック選手
    26位 山之内選手
    第2ステージは、第1ステージの周回を逆回りで11kmの個人タイムトライアルだった。エンリック選手をはじめ、全選手が苦手な個人タイムトライアルなので、特には具体的な目標を持たずに、全力で走った結果、森崎選手が8位と最上位となった。

    第3ステージ 28km×2周=56km
    4位 エンリック選手
    しかし、翌日の「クイーンステージ」と言える28kmコースの第3ステージは、運が良くなることはなかった。むしろ、スタートしてすぐのところで前日に好調な復帰を見せていた山之内選手が落車し、今年2度目に鎖骨を折ってしまうことに…12月の骨折に続いて、いよいよ本調子に戻るタイミングなだけに悔しさが残るが、治療に集中し気温が暖かくなったところでの復帰に期待します!お大事に🙏
    結果として、エンリック選手が最後の登りで単独で飛び出しを試みるも、残り3kmのところで後続につかまってしまい、逃げ集団に複数人送り込んでいた中央大学に対して不利な状況の中、ゴールスプリントで4位という結果になった。

    エンリック選手の感想:
    「土曜日は、チームプレイが本当に上手くいき、チームメイトと一緒に走って楽しかった。日曜日は、コースの難易度が上がったことと、壮真の落車もあってそううまくは行かなかったけど、とりあえずベストを尽くした。調子も感覚も、これから良くなっていくはずなので、群馬や宇都宮2連戦でいよいよ優勝を飾りたいです!」

    両日とも、優勝まであと一歩のところで終わってしまいましたが、チームワークがとても上手く行き、怪我してしまった山之内選手を含め選手たちが目覚ましい走りをしてくれました!

    そして、このような素晴らしい大会を実現してくださった主催のLink Tohokuさん、開催に関わってくださった地元の皆さんに感謝申し上げます!来年はまた美味しいお蕎麦を食べさせてください!

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    信玄公ロード、チャレンジロード

    土曜日(信玄公ロードレース)と日曜日(チャレンジロードレース)と、今週末は大会が連続で山中湖村から近い場所で開催されました。両方とも、多くのコンチネンタル登録選手が参戦している大会でしたので、Jエリートツアー参戦中の山中湖シクリスムフォーマションにとってはプロ選手を相手に戦える良い機会となりました。

    信玄公ロードレース

    680m×7周 = 7km
    出走メンバー 森崎 (6位)
    エンリック
    トム

    チームの作戦
    スプリント勝負で決まる小さなクリテリウムレースなため、スプリンターの森崎を先頭で発射し、なるべく優勝に近い位置でゴールすることを目指していました。

    レースレポート
    信玄公ロードレースは、「信玄公祭り」という山梨県内最大イベントの舞台を借りて、甲府駅前の680mコースにて行われるクリテリウムイベントです。普段、自転車ロードレースを目にする機会が少ない県民の方々に、この競技の魅力を魅せるというコンセプトで、落車を避けるためもあり、一部の展開が既に決まっていました。エンリック選手を含む5名の逃げが先行し、残り2周のところで吸収されてから、本気のスプリント勝負を見せる展開が予定されていましたが、そう簡単には差が縮まらず、トム選手が早い段階から集団を引っ張ることに。結局逃げはラスト一周のところで吸収され、トム選手は最終コーナーを先頭で回りましたが、落車の影響も受けた森崎選手は7番手でコーナーを曲がり、ホームストレートで番手を上げられず6着でゴールしました。
    ホームレースとしての参戦だったこともあり、たくさんの方々に応援して頂いたりと、チームにとっては県民の方々に走りを見て頂けるとても良い機会となりました。主催を務めている「山梨サイクルプロジェクト」へ感謝の気持ちでいっぱいです。

    チャレンジロードレース

    チャレンジロードレースは、全日本自転車競技連盟(JCF)が主催する全国大会イベント。年齢カテゴリーでの参加となるため、山之内選手(ジュニア)、森崎選手(アンダー)、エンリックとトム選手(エリート)がそれぞれのカテゴリーで出走しました。

    ジュニア
    5km×8週 = 39km
    山之内(14位)
    レース序盤にできた逃げがゴールまで行く展開となり、山之内選手はそれを追走する集団の中でゴールし、14着となりました。12月の骨折から徐々にコンディションを上げ、いよいよ勝負に近づいてきています。

    U23
    5km×13週 = 64km
    森崎(30位)
    このコースに関して苦手意識を持っている森崎選手ですが、前々で展開を繰り返した結果、30位でゴールしました。

    エリート 5km×14週 = 69km
    ルバース(9位)
    トム(37位)
    3周目にできた大きな逃げ集団にエンリック選手とトム選手ともしっかりと入り、逃げ集団から選手が次々と脱落していく中でしっかり残って行く。残り3周のペースアップでトム選手が遅れてしまい、エンリック選手が10名ほどの集団で先行する形に。しかし残り7kmのところで、岡選手のアタックで遅れてしまい、追走集団の中で9位でゴールしました。

    (c) 三井至

    今週末は優勝も表彰台も獲得できませんでしたが、ハイレベルな大会が連続している中で展開に加わりながら全員がしっかりと完走しました。これから展開が連続していくので、次の大会に繋げていけることは間違いありません。

  • Formation,  Race Report (JP)

    修善寺ロードレース トム選手が表彰台に

    3月16日(土曜日)に、東京五輪の自転車マウンテンバイク競技とトラック競技の大会会場にもなっている日本サイクルスポーツセンター(静岡県修善寺)にて、JBCFロードレースシリーズの初戦が開催されました。2020年より日本最高峰の自転車ロードレースリーグ「Jプロツアー」への昇格を目指す山中湖シクリスムフォーマションは、良いスタートを切ることが期待されていました。

    修善寺ロードレース E1
    5km×16周=80km

    出走メンバー
    森崎 英登
    塚本 一樹
    山之内 壮真
    ボシス トム

    チームの作戦
    斉藤監督からは、「格下のレースを意識して走ること」「優勝を狙うなら中途半端なことはやらないこと」「ヨーロッパのレース経験が豊富なトム選手の走りを参考にして走ること」という指示はありましたがレース展開の細かいところは選手に任されていました。

    レースレポート
    120名の選手が出走している中、序盤は全員の脚がフレッシュで動きが多いことが予想されていたため、最初の一周は様子を見ながら、2周目に入るところでトム選手と森崎選手が同時にアタックをしかけていく。10数名が逃げ集団を形成し、30秒までリードを広げるも、4週目の後半に集団に一旦追いつかれる。しかし、若干シャッフルがかかった森崎選手とトム選手を含む12名の集団が再び抜け出し、先行していく。

    6周目の周回賞の祭に、ポイント争いをしていた2名の選手がそのまま先行することに。追走が協調し追いかける中、タイム差が1分までに広がることはあるが、残り距離が長いことから、焦ることなく次の展開に備える。大きな動きがあったのは残り4周回のところ。トム選手がエカーズの平井選手と一緒に抜け出し、先頭に追い付き抜いていく。2名の勝負になると思いきや、後方からラファサイクリングクラブの中里仁選手が単独で先頭に追い付いて3名の勝負に。

    しかし、ラスト一周のところで平井選手のアタックでトム選手が離され、単独で追走をかける形に。力が消耗している中で、追いつけるように全力で粘るも、そのまま3位でゴール。優勝は、中里選手とマッチスプリントを制した山梨大学在学中の平井光介選手。

    共に逃げていた森崎選手はラスト2周でメイン集団に吸収され、30位でゴールした。レース中盤に逃げ集団の後方で分裂したメイン集団から遅れた山之内選手、序盤で機材トラブルに悩まされた塚本選手は2人ともDNFとなりました。

    森崎選手
    前週の西日本ロードレースチャレンジから調子は良く、積極的に動いていくことができた。トムと2人で逃げ集団に乗れたのは良かったが、数的有利な状況を自分から活かす走りができなかったことが悔やまれる。次のレースでも前々で展開し有利な状況を作る走りをしていきたい。

    山之内選手
    早い復帰よりも長期的な成長を優先させるトレーニングを組んできたので鎖骨骨折から復帰してから強度はそこまで入れていない中で厳しいレースになることは始まる前から分かっていた。チームオーダー通りに集団前方で対応できたことは良かったがメイン集団のペースアップに対応しきれずレース半分でDNFとなった。これから少しずつ強度を上げていきレースに耐えれる身体にしていきたい。

    塚本選手
    機材トラブルにより、勝負が始まる前にリタイヤとなった。自分の機材に無責任だったと悔やんでいて反省している。

    トム選手(プレイングマネージャー)
    自分は練習時間がなかなか確保できない中での表彰台獲得なので優勝を逃したことに後悔はない。チームが少し弱まっている時期にしっかりと期待に応えられて良かった。しかし、自分がいなければ勝負に絡んでいなかったことも事実。これからはチーム力を向上させ、日本人選手が自分ばかりに頼ることなく、数的有利な展開から圧倒的に勝利できるチームを作っていきたい。

    修善寺ロードレース E1
    1 平井 光介 EQADS 180pts
    2 中里 仁 Rapha Cycling Club 135pts
    3 Tom BOSSIS Yamanakako Cyclisme Formation 120pts
    4 中川 真也 Kochel V.C. Sputnik 100pts
    5 元木 晶央 FORCE 90pts

    30 英登 森崎 Yamanakako Cyclisme Formation  20pts
    DNF 山之内 壮真 Yamanakako Cyclisme Formation  5pts
    DNF 塚本 一樹 Yamanakako Cyclisme Formation  5pts

    Jエリートツアー 個人総合ランキング
    1 井狩 聖貴 BMレーシングZUNOW 193pts
    2 平井 光介 EQADS 180pts
    3 中里 仁 Rapha Cycling Club 135pts
    4 Tom BOSSIS Yamanakako Cyclisme Formation 120pts
    5 中川 真也 Kochel V.C. Sputnik 100pts

  • Formation,  Race Report (JP)

    西日本チャレンジロードU23、森崎2勝目!

    今週末、広島の方で西日本チャレンジロードレースのU23カテゴリーに参戦していた森崎英登選手が見事に優勝しました!

    激しい雨の中でレースがスタートし、落車のリスクを防ぎたい森崎選手は集団前方に位置をキープし、登りで集団を絞る作戦を実施した結果、先頭集団が17名に絞ります。その中でアタックを繰り返した結果、終盤になって単独で飛び出すことに成功しました。追いつかれることなくそのままゴールし、今年2勝目となる勝利を飾ることができました!

    森崎選手の感想

    最後の三段坂でスパートをかけ、全開で下からもがき切ると後ろはまったく見えなくなったので下り区間を全力走、そのまま逃げ切る事が出来た。スプリント以外の武器を使って勝てたのは良かった。ただ距離が短かったからこそ出来た走りなので、長距離なレースでも果敢に攻めて行けるようになりたい。

    その他の選手は土曜日、東京オリンピックや全日本選手権の会場にも選ばれている富士スピードウェイで行われた走行イベントのレッスンにて塚本選手、山之内選手トム選手が講師を務めました。 今中さんと右京さんに見守られながら、70名以上お集まり頂いた参加者の指導や安全保護に努めました!

  • Formation,  Race Report (JP)

    AACAカップ第3戦 森崎選手が3位に

    土曜日は岐阜県の長良川会場で行われたAACA第3戦に参戦しました。AACAカップは、ヨーロッパ式のレース展開が学べる大会シリーズとして認知されており、定期的にコンチネンタルチームと一緒に戦える機会として山中湖シクリスムフォーマションにとっては重要な大会となっています。

    5.2km×20周=102kmの平坦コース

    参戦メンバー
    福田 圭晃
    森崎 英登
    塚本 一樹
    山之内 壮真
    ボシス トム

    チームの作戦
    マトリックスパワータグとキナンサイクリングチームという有力なコンチネンタルチームがそれぞれ8名で参戦していることから、その2チームの動きに合わせて展開に交じる作戦に。森崎選手と福田選手はスプリント力のある選手なので、展開によって残り3周からペースアップしてスプリント勝負に持っていく選択肢も。

    レースレポート
    序盤からマトリックスパワータグとキナンサイクリングチームに福田選手を中心に対応していく。しかし、後手に回ることが多く、8週目辺りでチームの選手が乗っていない7名の逃げが形成される。

    有力チームからは、マトリックスパワータグから3名、チームユーラシアから2名、キナンサイクリングチームから1名と、逃がしてはいけないメンバーが入っている。しかし、キナンサイクリングチームは椿選手しか送り込んでいないこともあり、キナンの追い上げに頼れる展開でもある。

    逃げ集団の吸収を図り、キナンサイクリングチームはすぐにペースを上げ、塚本選手と山之内選手を含め多くの選手が脱落していくも、差を詰めることに成功する前に崩壊してしまい、タイム差が40秒までに開くため、逃げきりが確定するかと思いきや、森崎選手、福田選手、トム選手やその他のチームも追走に加わり、いよいよタイム差が詰まって行く展開に。

    残り2周、タイム差が20秒までに落ちていたところで、逃げ集団からマトリックスパワータグのオールイス・アウラー選手とホセ・ビセンテ・トリビオ選手が二人でリードを奪うことに成功し、そのままワン・ツーフィニッシュを決めた。トム選手と福田選手のアシストを受けた森崎選手が、ロングスパートで3位争いの集団スプリントを制し、3着でゴールした。福田選手は6位、トム選手は22位と集団内で次々にゴールに辿り着いた。

    森崎選手
    コンディションは万全の状態でレースに臨めました。初めてのチームメンバーで初めてのチーム戦、正直お互いの脚も分からないしどういったコンディションなども完璧には分からない中で、レース中にたくさん話すことによりコミュニケーションを取りながらレースを進めることができました。しかし、結局のところ逃げにチームからは1人も乗っていないという一番良くない展開になってしまったのは事実で、反省して次につなげていきたい。

    福田選手
    前日が卒業式もあり宿での30分ほどのローラーでレースに挑んだので走るまでは調子が分からず不安な部分はあったが、いざ走ってみると踏めていたのでいい感触はありました。とはいえ、踏み続けて前に出ていくのにまだ本調子ではない力不足なところは感じました。本調子な自分はもっと強いのは分かっているので、インターバル練習を増やして強度に慣れていきたいと思います。

    塚本選手
    結果として、久しぶりのレースで強度も高く、リタイアという結果になりました。調子が良くないと、レースを走り始めてすぐに判断出来ていたので、頭を切り替えてレース序盤のアタック合戦の対応に加わるなどチームの戦略にもっと貢献すべきでした。次は修善寺、どんどん調子を上げていきたい。

    山之内選手
    鎖骨の怪我から復帰し練習を再開してから2週間でのレースでした。コース自体は平坦で難易度が低いように思えたが、出走するメンバーや風によりハイレベルなレースになった。目標は完走、そしてロードレースでの走り方を身に付けることでしたが、結果は足切りDNFになってしまいました。レース中の位置取りは課題に見えたが、オフの取り方、食事などを気を付けたことにより今出せる最大のパーフォーマンスは出せました。これからは徐々にコンディションを上げていくとともにレース前の習慣を身に付けていきたい。

    トム選手 (プレイングマネージャー)
    チームとして塚本選手の不在が大きかった。結果として森崎選手の3位で満足はできるが、序盤に福田選手と自分で対応することで精いっぱいだった部分もあり、7人の逃げを逃がしてしまうという当然の結果に至ったことを反省すべきです。それぞれの課題がはっきり見えてきたので、ナショナル遠征に行く福田選手が不在する修善寺ロードレースの勝負に切り替える必要がある。

  • Formation,  Race Report (JP)

    森崎選手がチーム史上初優勝!

    本シーズンに向けて、いよいよ全国各地の大会においてチームカラーが輝きだしています!前日、大会に出場した2名のレースレポートをお届けします。

    【平田クリテリウム 第2戦】(愛知県) 森崎選手 C1 優勝

    森崎選手は、1月のウィンターロードレースと2月のAACAカップ第2戦に引き続き、今期3戦目として愛知県でシリーズ戦として開催されている「平田クリテリウム」のトップカテゴリーとなる「C1」に出場しました。シリーズとして2連勝いう状況の中で、見事に勝利し、連勝数を3連勝に上げることができました!

    得意としているスプリントに全てをかけることなく、序盤から自らレース展開を作っていく中で、逃げが決まらないと確信し、スプリント勝負に作戦を切り替えた結果、2着の選手にかなりの差をつけ見事に優勝しました。

    シーズンが本格的に始まる前からも、チーム初優勝をあげることができたので、自信を持って公式戦に臨むことができます!

    (C) USUI, M.HATTORI

    【湘南シクロクロス 第3戦】 (神奈川県) トム選手 C1 5位

    トレーニングを兼ねて、トム選手が湘南シクロクロスの第3戦(開成町会場)に出場してきました。県チャンピオンなどの実績も含めて、フランスで若いころからシクロクロスを走ってきたトム選手ですが、第1戦はC2カテゴリーで2着の選手に1分半以上の差を付け優勝していたので、初のC1カテゴリー参戦となった今回の大会での走りが期待されていました!

    最後尾でスタートをしたものの、すぐに番手をあげ、2周目に入るところでは5番手、3周目は2番手と、徐々に先頭に近づいていきました。ところが、コーナーでミスをして、一旦番手を下げてしまってから、テクニカル区間で少し詰めていく差を、向かい風の直線区間でローテーションしているSNELシクロクロスチームの選手たちが再び開けていくという展開が繰り返され、5着でゴールしました。

    今回は優勝には届きませんでしたが、限られた時間の中でトレーニングを組んでいるトム選手が安定のコンディションを見せてくれました!