• Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

    香山選手、初のエリートナショナルステージレースを完走

    今週末、香山選手がTour du Pays Roannaisという全国でも評価されているエリートナショナルのステージレースに出走しました。フランス国内アマチュア最高レベル(アマチュアでは世界最高レベルともいわれる)「エリートナショナル」の経験は既にしていますが、ステージレースとしては初めてとなりました。世界プロ選手になるために、このレベルで上位に入らなければなりませんが、ジュニア上がりの香山選手は、「とりあえず完走」を目標にスタートを切りました。下記は本人によるレースレポートです。

    Tour du Pays Roannais
    第1ステージ
    Elite Nationale
    150km
    出走:
    香山 90位

    コースは細かいアップダウンを基盤に上りと下りを繰り返すレイアウト。テクニカルな下りが多く登りも緩くは無い。

    この日は走り始めてからカラダの調子が著しく悪く、先頭付近に上がる事すら困難であった。結果スタート直後の長い下りで中切れが多発し、チームカーを利用して集団復帰する始末に。プロトンはアタック合戦が起こっておりチームカーを使ってもなお中々戻れない状況となった。この日ステージ2位となった(結果的にマイヨジョーヌ)villefranche beaujolaisのvan gucht stenも巻き込まれていたので落ち着いて対処できたが身体の調子は著しく悪かった。
    集団復帰に成功するも前に上がる事は出来ず、距離30kmにして早くも最後尾で粘るという状況になってしまった。
    千切れてはカーペーサーを利用して戻るという(集団復帰しても千切れてしまう)レベルで酷く50km地点で完全にドロップしてしまう。脚は完全に止まってしまった印象を受け、LSDの時より遅かった自覚がある。
    一人で10km程走ると後ろから8人程のグルペットが合流。明日走るためにもこれに賭けてゴールを目指した。グルペットのペースはお世辞にも速いとは言えず、タイム差は激しく開いていったが調子が底の自分にとっては生き残れる最大限のペースであった。
    途中でやめる選手が多くフィニッシュまでたどり着けるかは疑問だったが最終的に吸収した選手を含め6人でフィニッシュにたどり着いた。
    最初はタイムアウト扱い(当たり前)を受けたが、後ろに付いてくれたいた大会の車のドライバーがここまで辞めずに走ってきたと説得してくれ九死に一生を得る形となった。

    正直にレースに関してはDNFと同等の内容になってしまった。全く力が入らず、粘る力も無く(高い出力が出ない・維持できない)、全く身体が機能していない感覚に襲われた。

    第2ステージ
    141km
    出走:
    香山選手 55位

    第二ステージは第一ステージには劣るものの数多くのヒルクライム・ダウンヒルをこなす。2~3kmの峠を何回も越え、終盤残り15km地点で20%/1kmが鬼門となった。二日目は気温も非常に高く、引き続き苦しい気候となった

    最初のアタック合戦で20人程の大きな逃げが決まり、villefranche、prpimmoのジャージ勢がプロトンに残ったことで決まった。この日は前日に打って変わって前方維持をすることが出来、決まったタイミングでconstantin(corbas/chris net)が乗ったことを確認。前日の事もあったので慎重に力を使わず追走に乗る事に着手した。
    逃げが決まりvillefranche、proimmo、aix provenace数人、cr4c数人がコントロールを始めた時点でその番手を維持し調子が戻っていることを確認。ペースアップにも対応する事が出来たし、その位置を落とすことなく力を使うときは使って維持が出来た。
    中盤はコントロールされている事もありペースは比較的落ち着いていた。それでもプロトンは徐々に小さくなっていたようで残り40kmの地点で30人程までに小さくなっていることを確認。そこからは逃げを本格的に吸収する動きが始まりペースが一段と上がった。GPMポイントの市街地激坂は千切れることなく終え、細かい中切れが無数に起きるような状況だったがalexを発見して連れて戻る事に成功。その後の峠(2km程)も一列になるものの耐える事が出来た。気持ちは辛かったがここまで来て、身体が動いているのに辞める理由は無かった。テクニカルな峠の下りもハイスピードで進み、まさにジェットコースターのようだったがエリートナショナルは毎回こうなるのでミスなく落ち着いて対処出来た。
    しかし残り15km地点の最後のGPM(1km・max20%、ずっと20%に感じたが)のアタックでついにドロップ。諦めず全力で踏んだが徐々に離れていき、GPMを超えたときには復帰が難しい距離になっていた。遅れた数人でカーペーサーをするも全開走行の末に千切れた後なのでペースは上がらずドロップ。
    残り10kmを何とか走り5分遅れ55位でフィニッシュした。

    第2ステージは第一ステージに比べて格段に身体が正常に戻っていた。常にプロトン内では強豪チームの後ろを維持していたし、組織的なアタックに対応する準備は出来ていた。下りも多かったので中切れを喰らわないためにも前方維持が重要だった。
    同じくらい頑張ってもすぐにドロップしてしまった前日が嘘のように力はしっかり入るし、ペースアップに対応する出力の維持も可能だった。終盤のドロップポイントも3つ耐えたものの最後の鬼門でアタックが掛かりドロップしてしまった。激坂のトレーニングは意図的に始めていたので最初こそ付けたが、段々と離れていく形になってしまった。
    今日こそはエリートナショナルでプロトンフィニッシュし、ステップアップしたいと願っていただけに悔しい結果となった。前日を考えればやれる事はやったとも取れるが、やはりあそこでもう一段階強くないと残るのは難しい。千切れるまでは良い形を取っていただけにあのGPMでの踏み続けられる差が悔しい。もしあそこで耐えられていたらプロトン内の順位争いが出来ていたかもしれない。

    トムGMの感想

    6月中旬に一週間のオフを取っている香山選手は、上がり傾向の調子で挑みましたが、第1ステージは、調子がとても悪かった。フランスは最近、とても暑い日が続いており、日本とは全く別の感覚になることもあり、自分の体に対しての理解不足、そして「大人の世界」を痛感したかと思う。しかし、二日目は調子が復帰したことから、深い疲労ではないことが分かるので、心配することもないはず。今まで続いたハイレベルの大会で得た経験を活かし、暫くカテゴリー2の大会を走ることになるので、上位に入ることで多くのポイントを稼ぎ、来年のカテゴリー1への昇格に向けて、次こそ1勝にでも期待したいところ。

  • Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

    GP des Mutuelles : 香山選手がTTステージで9位

    先週末、香山選手がフランスの「Grand Prix des Mutuelles」という3度目となるカテゴリー2のステージレースに参戦しました。第1ステージと第3ステージのラインレースでは、色々とトライしたものの正しいタイミングで動けず上位に絡めませんでしたが、第2ステージの個人タイムトライアルは9位と一桁リザルトを残せましたので、力が着実に付いてきている証拠でしょう。また、第3ステージは結果として大きく遅れて総合順位を落としてしまったが、山岳を含めていたこのステージでは序盤からしっかりと勝ち逃げとなった先頭集団に入り、残り20kmまで前々で展開していました。次の大会は、VC Corbasのスケジュールの中でも最もレベルが高いと言われている「Tour du Pays Roannais」(エリートナショナル)というステージレースに選抜されたので、どこまで走れるかが楽しみです。下記はレースレポートです:

    Grand Prix des Mutuelles à Sisteron
    2/3/J

    第1ステージ
    108km
    出走:香山選手(25位)

    第一ステージは序盤は細い道、後半にかけてある程度道が広くなるコース。上りも厳しい設定はなく、問題は暑さ(37℃)のみとなった。
    カテ2である事、短いステージレースの最初という事で逃げが非常に重要なのはもはや言うまでもない。
    スタートしてから案の定アタック合戦になるが決まらず、最初のGPM前まで消費する。あわよくば山岳ジャージという事も考えてたのでアタックには反応するが散発的であり決まらない。そんな中lucaが乗ったアタックが一旦決まりGPMへ。
    1km程の難易度の低いGPM山岳に入っていきアタックが掛かったのでそれにはしっかり反応。GPM通過後に逃げを捉え、カウンターでmeniniを含む4人程が先行。
    この動きにより集団は落ち着きを見せたのでチームカーからボトルを受け取りボトル運びを行った。チームの為、というよりも暑さにより著しくボトルを消費するので必要な動きだったと思う。チームメイトにも渡し、レースを進める。
    激しい(追走として逃げを捉える勢いのある)アタックはない。勿論アタックにはプロトンに残ったcyril、lucas、自分で裁いていく。
    そんな中また良い抜け出しを成功させたのはlucasだった。ここが最大の躊躇ポイントで、チームメイトの追走を詰める必要が無いため「次のアタック」を待ってしまった。ここは一人で全力で抜け出し単独ブリッジをする必要があったと思う。「終わってみれば」
    とも言えるが分からなかった訳では無いし、判断を失敗したのも事実。
    その後の追走アタックには全てに反応し、反応後も仕方なく活性化させる動きをしたが全員が次のチャンスに掛けているので決まる事は無かった。
    終盤、完全に終わってしまったプロトンから抜け出す動きに反応。タイム差をどうにか最小限にしたいと残り10kmを踏んでいくが結果的2分差を付けられたしまった。
    第一ステージは完全に後手に回るという失敗に終わってしまった。コンディションは悪くないし、先頭で優勝争いを全力でしたかったのが本心。でもこれは自分の判断ミスであり、甘さが出てしまった証拠。チームとしては逃げ側のmeniniがマイヨヴェール、lucasが総合5位と良かったと言える。

    第2ステージ
    11km(個人TT)
    香山選手 9位(+36秒)

    総合で2分遅れてしまった以上一番の狙いは区間優勝に定めていくしかない。次点で逆転劇による総合上位も考えていたが、狙いはとにかく優勝。
    朝clementの協力でコースを試走し、ポイントを完全に抑える。しっかり集中していたしやれる準備は全て終えて挑んだ。
    いつものスタイルに比べると前半突っ込み気味で後半にかけて耐える流れになった。(した。)勿論目に見えてタレる事はないものの、残り2kmからがあまり速くこなせなかったと感じる。
    コースは全体を通して短く登って、緩い上り(1%~3%)or 平坦が続き、その後下るというのを繰り返した。体感による出力や感触の良さに比べ順位がtop10止まりなのは、上りを終えた後にスピードを高い標準に戻すという事に着手しなかったからだと思う。平坦・下り・上りは良いタイム/出力を維持できていたと思う。しかし上りでスピードが低下した後のリカバリーが甘く、その区間でタイム差を付けられてしまったように感じる。

    リザルトはお世辞にも良いとは言えないものの、全力を惜しみなく出してTTの経験値を大きく上げられたのは自分にとって大きい。勿論出力と空力が物を言う競技だがコースによる走り方を考える事も勝利のための重要なポイントだと感じた。

    第3ステージ
    102km
    香山選手 41位

    第一ステージでのミスは大きいものの、TTにより総合は15位までアップ。TT前に考えていた逆転、ステージ優勝を手に入れるためにも逃げに乗る事を決意。
    山岳が多い事、全選手ある程度疲労がたまっている事、カテ2という事で完璧なコントロールは難しいという事で勝算は十分にあったと思う。
    今回も序盤からアタック合戦になるが落ち着いて対処していく。一回の判断ミスで終わってしまう事があるというのを今までのレース・前日で痛いほど味わっているのでこの日は判断ミスはなかった。
    スプリントポイントを通過し、緩く山岳に入っていくポイントでアタックがかかる。先頭にいたので反応し、少し開いたので踏むのに協力。メンバーも良かったため逃がすまいとプロトンも踏んでくる。捕まったポイントで5人程が抜け出したので少し空いて単独ブリッジ。そして協力して踏んでいく。こういった動きによりプロトンを動かす選手にも疲労(というより嫌気?)が溜まり、確実に逃げを作り出す流れを作る事が出来た。
    そして一旦の上りきりでアタックが掛かる。誰もが動きたくないタイミングで勢いもあったので全力で反応。これが決まる事になる。
    人数は自分を含め8人。chamberyやマスタークラスのフランスチャンピオンを含み勢いのある逃げとなった。多少のゴタつきはあるもののローテーションを回しながら山岳を進んでいく。
    ペースはある程度速く、一瞬でプロトンに1分を付ける事に成功。
    しかし流れはGPM山岳(約3km/坦々と10%)に入ってから大きく変わった。chamberyの選手のペースが非常に良く、一人で突き放していく事態に。また渓谷地帯を進む第三ステージには強い向かい風が吹いていて驚くほどに脚を消耗させていった。
    逃げ集団のペースが悪い訳では無く、どちらかと言うとchamberyの選手が速いという印象を受けた。ちなみにこの日も気温は35℃近くまで上がり、向かい風も相まって山岳は地獄のようだったが無事越える事が出来た。
    GPM直前ではマスタークラスチャンピオンともう1選手がアタックし抜け出しに成功。自分たちは前3人/5人と数的有利ではあるものの置いて行かれてしまう。
    勿論自分としてはchambery、前二人に付いて行ければ完璧だったが本当に厳しく5人とキープするのが精一杯であった。
    一番大きな山岳を終えた時点でプロトンとのタイム差は2分30分を超え、手ごたえのある動きには変わらなかった。

    下りを終え、次の山岳に入っていくがここで本当の向かい風に遭遇。どんなに踏んでもスピードが上がる事は無くただひたすら苦しい時間を過ごす。先頭のうちドロップした1人も合流し6人でローテーションしていくが全選手が苦しかったと思う。
    正直自分は早いながらこのあたりで終わり始めてしまう。午前に全力TT・猛暑・逃げ・向かい風・山岳というコンボが予想以上に体力を奪っていたと思われる。条件は全員同じだが自分としてはイケイケの逃げと言うよりは耐えるだけの逃げになっていった。それだけ余裕はなくなっていった。
    正直60km地点からペースアップによって何度かドロップしたが、マイペース走法で復帰した。
    70km地点の山岳でのアタックでまたしてもドロップ。踏み辞めることは絶対にしないが全力でも距離は縮まらない。しかし山頂部分で追走(7人程)が合流しそれに死ぬ気でしがみ付く事に成功。前とも合流しサバイバルな展開が始まる。
    先頭は変わらずchamberyとマスタークラスチャンピオン。1分半後に自分たち(15人程)、2分後ろに追走、壊滅したプロトン という感じだ。
    明らかに15人の中で自分が一番弱っていたのでゾンビを繰り返す。山岳のアタックではどうしても遅れてしまうが下りやアタック後にペースが落ち着いた瞬間に合流。山岳は先頭で入るなどして全力で誤魔化していった。
    残り12km地点の600m程の上りでとうとう完全にドロップ。情けない話だがもう力は残ってなかった。全力で誤魔化したが底を尽きてしまった。
    この後も踏み辞めずにフィニッシュを目指したがマイヨジョーヌ含む20越えの追走集団に抜かれ(付くのも不可能だった)、結果的に先頭から8分遅れの単独でフィニッシュした。

    色々思うところはあるが、何よりも動かない事実はchamberyとマスタークラスチャンピオンは二人で逃げ切ったと言う事。これは完璧な力負けを示していて、悔やむべき/何とかしなくてはいけないポイント。
    この日は諦めないで全力を絞り出した。ゴール後は立てなくなった。その割にリザルトは悪く悔しい気持ちが強い。
    プランは良かったし、強ければ逆転が起きていたと思う。トライとしては良かった。だからこそこのまま終わりではなく結果に結びつくようにして行きたい。
    暑さ・突然の悪天候(雹)・個人TT・逃げ・向かい風 怪我や熱中症等無く色んなことが経験出来たのは良かった。本当ならステージ優勝・総合…なんていうのを実現したかったけど、終わってしまった事なので今はしっかり反省して来週のtour du pays roannais(エリートナショナル ステージレース)に挑みたい。

    トムGMの感想

    今回のタイムトライアル一桁リザルトから香山選手は着実に力が付いてきていることがわかる。しかし、後半戦に入ったので、同年齢の有力な若手(シャンベリーや他DNチーム所属選手など)はポイント制ですでにカテゴリー1に昇格していることで、カテゴリー2はレベルが前半戦より若干下がっていることも事実(第3ステージで逃げ切ったシャンベリーの選手も、シャンベリーの中で一番弱いぐらい、ということになる)。その中で、香山選手は常に展開に加わる走りをしていて、とても成長しているけど、いよいよ成績に変えることが求められる。彼のTT能力から考えると、総合ランキング上位に入る大切なチャンスだったので、癖にならないように気をつけたい。

  • Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

    香山選手がフランス初表彰台獲得!

    先週は、木曜日は祝日だったこともあり、フランス滞在中の香山選手と福田選手がそれぞれ2つの大会を出走しました。木曜日は、香山選手はPéronnasのナイトクリテリウム(カテゴリー2)、塚本選手は「Les 3 cols」というグランフォンド大会、そして日曜日は「Circuit des Monts du Livradois」というエリートナショナルの山岳ラインレースに参加しました。

    木曜日は、塚本選手が14位、そして香山選手が3位と、二人とも確実な成長を見せました!特に、カテゴリーを問わず、今まで10位以内に入ったことがなかった香山選手ですが、フランスに来てから初の表彰台獲得と、自信になる成績を残しました。それぞれの大会レポートを是非一読ください!

    Nocturne de Péronnas
    カテゴリー2
    1.8km×40=76km
    出走:香山選手(3位)

    人生初めてのナイトクリテリウムでした。コースは1.8kmでコーナーが6箇所。クリテリウムらしいテクニカルなレースでした。

    今回はリカバリーウィークから復帰した週であるという事、vc corbasが比較的人数を揃えている事から序盤は様子を見る事にした。
    逃げにはmeniniとfloが入ってくれたので完全にフォローのみに回る。

    序盤は正直うまく身体が入ってない感覚、うまく集中出来てない感覚があったが、半分を終えるとしっかり集中して身体が入る感覚が出てきた。
    終盤先頭の逃げが捕まったタイミングで集団をごぼう抜きして先頭に行き、その勢いのまま一人のアタックに反応した。そのまま2逃げが形成され、後ろから1人ブリッジ、後から3人ブリッジで6人となる。
    6人の中にcyrilがいたので合流と同時にアタック。これなら自分は逃げるだけだし、cyrilはツキイチでレースを進められる。
    一周独走したところで2人にブリッジされる。これは予想外で望んではいなかったが、最後1周は3人の戦いに。1人(2位だった選手)はツキイチだったが、全く引く気配が無かったので2人でローテーションした。1人で引き続けるのはまずいけど1.8kmなのでいざこざをする暇もなくレースが進んだ。追走も来ていたのでペースを落として敵が増える可能性を一番のリスクとした。

    結果的にスプリントになり、追走から猛烈に伸びたスイス人選手が1位、もう1人に捲られて3位だった。

    今回は狙いはおおよそ上手くいき、終盤に上手く逃げを形成する事が出来た。そのままタイム差を取りながら、一人で独走に入ったところまでは完璧だったと思う。
    しかし3人になってからは失敗もあって、僕の狙いでは独走をしっかり決める、また最後早がけをするべきだったと反省している。勿論スプリントに挑戦してみた訳だけど、最後2をしっかり自分の前に出して早がけを出来れば勝てたと思う。
    それでも特別スプリントに苦手意識はないし、残り500で自分の後ろに選手を残してしまったからスプリントに集中する結果となった。

    追走からありえない勢いで一位を取っていったスイスの選手には完敗(想像してなかった)としか言いようがないが、早掛けを決めていれば追い付かれなかったと思う。

    今回も勝てなかったけど、まずは一桁リザルトを取れたことは嬉しい。メンバー的にもカテ2でしっかり勝てる自信がついたし、スプリントに挑戦したことは自分に取って戦略の幅を増やす上で経験になった。

    Les Trois Cols
    グランフォンド
    99km
    出走:塚本(14位)

    高強度トレーニングをしたあと、前日の夕方に誘ってもらい急遽出ることになったトレーニングレース。

    メンバー
    Christophe Menini
    Cyril Bruyas
    Romain Grimal
    Ludovic Mougel
    自分

    10分以上の登りを数回登る、ほぼラインレース。

    他チームの出場者も、レースで良く見かける選手が多かった。

    結果14位

    前日の疲れもあった為、前半は様子を見ながら、Cyril, Romainと交代で仕掛けて行く。
    1つ目のGPMでCyrilと去年のフランスシクロクロスチャンピオンを含む数名が抜け出し、自分達は集団で追走の動きに反応しながら待機した。
    この時点ではすぐに捕まると思っていたのだが、後に集団の人数も絞られてしまい、かつ、平坦があまり無かったので結果的に捉えきれなかった。
    2つ目の大きな登りでは集団は完全にバラバラになり、ヒルクライムレースの様になった。
    この登りで千切れたChristopheだが、下りと少しの平坦で何とか戻って来てくれたので、助かった。
    そこからは、皆でローテーションし先頭を追う。
    終盤になるにつれて、距離は余り長く無いが勾配がキツくなって行く。
    徐々に集団も人数を減らしていき、最後の大きな登りでは4人に絞られた。

    そのまま、ゴールまでローテーションしながら行く。
    ペースもいい感じで先頭も近づいて来たが、先頭が近くにつれてラスト15kmくらいから牽制モードに入ってしまい。
    後ろから6名程に追いつかれ、ごちゃ混ぜになってゴールした。
    Cyrilが3位に入り、次に自分が14位。

    急遽出ることになったレースだが、良いトレーニングになった。

    Circuit des Monts du Livradois
    エリートナショナル
    出走:
    香山(67位)
    塚本(DNF)

    香山選手のレースレポート

    山岳がメインになるエリートナショナルレース。中でも約50km地点に一番大きな山岳(7~8km)を挟み、最後の周回は殆ど上りと下りを3周する。
    また今回気温が30度を超え、暑さに苦しむレースでもあった。

    今日の自分のオーダーは50km地点の山岳を先頭で入り、危険な動きをチェックすること。

    今回はスタートから前にはいかず、落ち着いて集団中盤で様子を見た。逃げが先行する事もあったが、ペースが決定的に落ちない集団に対して逃げ切りはあり得ない様子だった。

    非常に暑く、比較的平穏な序盤から水分、カロリーの補給を徹底した。

    35km地点から動き始め、集団の先頭に一気にジャンプアップし、位置を固める。valentin Jと共に動き、常に15番手以内に位置し続けた。
    峠が始まるとBourgが組織的にアタック(アシスト選手を揃えてアタック)し、ペースが一気に上がる。自分は位置を少しずつ落としながらにはなったが、先頭集団の最後尾(5人と共に頂上ではホンの少しギャップがあったが)で超え、先頭に残ることが出来た。
    人数は大きく減ったが、そのあとで大きな集団が合流したので振り出しに戻った形になった。

    そこからの少しの平坦で一気に補給し次に備える動きを取ったが、この辺りから段々と身体が動かなく(恐らく暑さによる影響)なった実感があった。

    そのまま周回に入り、何とかプロトンでレース進めたかったが、周回の山岳(約4~5km)においてgpm残り1km地点でドロップしてしまった。(レースとしては90~95km地点)

    そのあとは同じくその山岳後半で遅れた10人ほどのグルペットで走り、抜け出しもあって(精一杯で反応する余裕は皆無だった)3人でフィニッシュラインには帰ってきたが順位は不明。

    総評としては、今回のエリートナショナルも出し惜しみせず力を出しきれたと思う。
    良かった点は今までと違い、他チームの動きを完璧に見れる先頭に位置し続けられた事、最初の勝負所の山岳で耐えた事、水分補給を怠らなかった事(ボドルは計6本飲んだ)、当たり前だが最後まで諦めなかった事。心拍数は良く上がっていたし、山岳のアタックに耐えた事から休養後の調子は良くなっていると言えると思う。

    悪かった点は周回に入ってドロップしたことに尽きる。これは明らかな力不足で、やはり後半のアタックやペースアップに対応する身体のタフさ不足を感じる。大きなミス(補給、メカ、ポジショニング)は無かったと言えるので確実に能力の差だと言える。少しずつでも改善していきたい。

    今回はフランスに来てから初の非常に気温が高いレースになった。後半明らかに熱にやられた(ちかちかする、身体が支えにくくフラつく)が、しっかり順応して次回は良くしていきたい。強い選手はマネジメント含めどんな気候でも強い(勝ったのは寒かったmontlconの山岳賞の選手)ので、その意味も込めて身体を強くしていく。

    今は暑さによる頭痛があるが、水分/栄養をよく摂って寝て、回復させていきたい。

    塚本選手のレースレポート

    気温は32°で久しぶりにとても暑いレースだった。

    チームからは、51km地点で集団前方に位置取る、もし出来れば登りが強いアレクサンドが集団に埋もれていた場合、アレクサンドを集団前方に引っ張って欲しいとの指示。

    スタートは主催チームを除く最善列でスタート。
    その後も位置をキープして、序盤のアタックにルカとユゴ、自分で反応して行く。
    序盤からスプリントポイントがあったので、先頭は落ち着かなかった。
    マイルはかなりキツそう。
    逆にルカはかなり調子がいいらしい。
    大きな逃げは決まらないまま、1つ目のGPMを超えた。
    補給地点があったのだが、
    ボトルを落とすというミスをしてしまい。
    甘いジュースが半分残った、1本のボトルで次のGPMまで耐えるしか無かった。
    チームカーに取りに行く事を真っ先に考えたが、実行出来なかった。
    コース的に集団の動き(先の動き)が読めないのと、確実に戻れると言う自身が持てなかった。
    あとから考えたら、絶対に取りに行くべきだった。
    反省したい。

    そして最難関のGPMが近づいて来たので、もう一度チームメンバーの位置を確認する。
    香山選手とバレンタンJは彼らの指示通り45km地点で先頭に。
    ユゴは自由に。
    自分は、アレクサンドの近くで走った。
    マイルはすでに見当たらなかった。
    51km地点では、集団前方に上がって行ったが、
    登坂力の無さで
    登りではじわじわと集団後方に落ちてしまい、登り切る前にドロップした。
    そのあとは、後ろからルカにもパスされ、千切れたユゴのグループに拾われた。
    チームカーが来たので、ここでやっと水を手に入れた。

    その後はグルペットで距離を消費して行くが、最後の周回コースを1周走って、DNF になった。

    登坂力の無さとチームカーの使い方が下手くそな問題を解決したい。
    また、登りで集団内を走っている時、登り始めるとキツイ訳では無いのに番手を下げてしまう事が多いので、もったいないと思った。

    ただ、走り方は少し分かった気がする。集団の動きやチームがどこに居て何をしているのか、また自分は何をすべきか考えられる様にはなった。

    あとは、力の問題だと思う。
    練習で改善して行きたい。

  • Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

    香山選手はステージレースを積み重ねる

    福田選手が帰国し、フランス組みはカテゴリー1限定のライセンスを持っている塚本選手と、香山選手の2人になりました。DN3フランスカップを終えて、香山選手は連続でTour du Pays d’Issoire(カテゴリー2、個人TT含む2日間・3ステージ)と、Tour de la Vallée Montluçonnaise(カテゴリー1、チームTT含む3日間・3ステージ)に参戦しました。塚本選手は、1週間空いてからGP de Villette d’Anthonのカテゴリー1のワンデーレースを出走しました。合わせて各大会レポートをお届けします!

    Tour du Pays d’Issoire
    カテゴリー2
    出走:香山選手(総合21位)

    水曜日のDN3カップの疲労が大きく、疲労を感じながら走る2日間となった。その中で何が出来るかを考えて走ったが、ミスも多く、いい結果には結びつかなかった。

    第1ステージ
    100km
    32位

    カテゴリー2のステージレース・ラインレース。
    stage1は平坦基調から6~7kmの山岳に差し掛かり、そこからはヒルクライムとダウンヒルを繰り返す。終盤は平坦。

    この日は序盤から他チームのアタックに備える。corbasとしても強いチームが入った逃げ、6人以上の逃げには送りこむというオーダー。しかし逃げが決まることはなく山岳へ入っていく。シャンベリーが組織的にペースを上げ、集団は分裂。自分は山岳に入る前の位置取りが良くなく、後ろから追い上げる形となった。一度は追い付くものの、そこからのシャンベリーのアタックに反応する余裕はなく、第二集団でのレースとなってしまった。
    そこからはレースを進めるにあたって、豪雨となりトリッキーな下りで落車・スリップする選手が多発。この日は勝負所前の位置取りが最善でなかったように集中力が欠けていたと感じる。落車こそしなかったが素直に下りが怖く感じたし、全く良いといえる事が出来なかった。
    結果は第二集団のままなだれ込み32位。総合でも大きく遅れてしまった。

    第2ステージ
    6.5km TT
    20位 (+38s)

    楽しみにしていたタイムトライアル。気温は低く、若干路面が濡れていたが大きな問題はない。風向きは完全な向かい風で、以前苦手と発言していた風に対しての改善を確かめられるチャンスだった。
    アップを含めコースチェックをし、準備を済ませる。
    出走してからは空力を意識して出せるだけの力を維持する。やはり疲労感のある中で最高という感覚はないものの、距離も6kmと長くないので意地でも踏み続ける。
    大きなミスはないまま残り1kmの街に突入。しかし、まさかのミスコース。早めに気づき、出来るだけマイナスのないようにしたが、順位を落とすこととなった。

    今回は人生3回目のTTにして一番避けなければいけないミスコースをしてしまった。沢山の人に15秒は失ったと指摘され、悔しさは隠せない。タイムトライアルを極めていくに当たって二度と繰り返してはいけないと思う。
    また必死に脚を動かす事で余裕がなく、左右のふらつき(無駄なブレのような動き)が非常に多くなってしまった。
    疲労が無い状態をマネジメントでしっかり作り出し、ミスコースをしなければTOP10は固かったと思われる。良くなかった経験として、次のTTに繋げていく。

    第3ステージ
    123km
    23位

    stage3はstage1よりも厳しいレイアウトで平坦区間はかなり強い横風、10km級の山岳、そして何度もヒルクライム・ダウンヒルを繰り返すステージ。
    心拍数の上がりも悪く、足も痛いが(怪我という意味ではない)昨日よりは走れている感覚がある。横風の動きも厳しいがエリートナショナルの横風に比べれば優しいもので耐えられる。そしてそのまま山岳へ突入する。今回はstage1での失敗を繰り返さないべく前方、chamberyの後ろを位置する。最初の山岳の中盤で集団は大きく割れ、前約30人で耐える山を上に行くにつれて風が吹き晒しになり始め、前15人ほど、後ろ15人程に分断する。自分は先頭に行くことが出来ずまたしても第二集団での走行を余儀なくされた。素直に先頭のchambery(総合1位と山岳ジャージ)は強かったが、自分が本調子であればどれだけ良いところに食い込めたかと考えると非常に残念な結果になった。
    第二集団は坦々とローテーションの動きををし、残り100kmを走り終えた。総合は21位。

    カテ2の山岳ステージレース(TT有)という事で非常にチャンスのあるレースだったと思う。結果は非常に残念で »疲労が完璧になければ »と、ついタラレバを言ってしまうが、今回のレースで一番学ばなければいけないのは回復についてだと思う。全力を尽くしたDN3カップを経験した後にリカバリーは2日間あったわけで選手として求められているのはいかにレースに対して下ごしらえが出来るか。
    自分はその2日間にミスをした自覚が無かったが、疲労が残っているのだから改善すべき点がたくさんあったのだろう。
    そういうレース前、レース中のミスが重なって自分の実力となっている為結果を狙うにはもう一段階シビアになるべきだと感じた。

    Tour de la Vallée Montluçonnaise
    カテゴリー1
    出走:香山選手(総合21位)

    第1ステージ
    4.5km TTT
    10位 (VC Corbas)

    4.5kmのttt。路面が半ウェットだったので、チームとしてはリスクを取らない方向。クラッシュや空中分解も無く終えた。長い時間ペースを作れたので感覚は良かった。

    第2ステージ
    129km
    65位

    朝から雨が続き、中盤から雨が止んだレース。チームからのオーダーは逃げをチェックすること。スタートからアタックが続くが決定的なものはない(キレがあっても集団が全く容認しない)
    自分も10km地点~40kmのアタックフォローに入ったが、決まることはなかった。基本的にvalentin Jが反応してくれていたので形としてはとてもやりやすかった。

    アタック合戦で消耗を感じ、少し下がってしまった後に集団を分断させる動きが発生。千切れる事はないが、集団中盤で走ることになる。
    雨、横風とナーバスになる集団に対しても前方に位置できない自分。70km地点のスピードが乗った状態からの右コーナーで集団落車が発生。目の前で5~10人が一斉にスリップし、避けることが出来なかった。

    左ももを強く打ち、痛みがあるがバイクに乗ってカーペーサーで復帰を試みた。しかしそのあとの山岳でグループが分断(落車を受けた選手達)しており、グルペットで走ることになった。正直痛みが強くグルペットのペースが精一杯だった。

    反省点はポジショニング(タイミング)。勿論カテゴリー1でアタック合戦をしたまま先頭に
    居続けるのは現状難しい。しかし今回は雨であったこと、落車前は山岳の前と分断でハイペースかつナーバスな展開になっていたことと状況として落車が発生してもおかしくなかった。

    そういった予想(頭の回転)が足りず、今回の結果に至ったと感じる。横風区間を前方で走っていたら、恐らく落車する事はなかっただろう。

    幸い骨折のような大きい怪我、酷い擦過傷は無く左太ももを打ち付けた痛みが回復すればパフォーマンスは維持できると思う。 

    先週のような疲労も無く、悪くない形を取っていただけに悔しい結果。アタックに反応する、しっかり完走するといった最低限の動きが出来たことは良かった。フランスに来たばかりの頃に比べてカテ2は優勝目指して、カテ1は完走が当たり前·top20を狙うという事を実行出来ると感じるフィーリングがあるので、引き続きトライする。

    第3ステージ
    131km
    53位

    痛みは引かす動かし方によっては鋭い痛みがあるが、幸い自転車の動きであれば気合いで何とかなるレベルだったので出走した。今回は集団待機で良いとオーダーを貰ったが、昨日の感じだと人数が不足していたので前方で様子を見ることに。
    前日ほどの激しさはないものの、アタックは連続する状況。やはりvalentin Jとmeniniのみが対応する形でいっぱいに見えたところで自分が反応。最初のgpmを狙う選手も多く激しさを増したが対応する事が出来た。

    逃げが出来てからはcr4cが完全にコントロールを開始。逃げに乗ることは出来なかったが、メンバー的にも最悪な状況ではなかったと思う。

    大きな問題はないままレースを進めたが、80km地点の激坂(15~20%)で集団が大きく分断。決して悪い位置にいたわけではないが、左ももの影響なのか上手く力が加わらない感覚。結局先頭についていく事は出来ず第二集団で先頭を追うことになった。
    平坦や普通の登りであれば力はいつも通り加わるが、激坂では全くうまく対応する事が出来なかった。

    そのあとの山岳もたて一列で良いペースだったが千切れる事はなかった。平坦のMontluçonの街の周回に入ってからは前方を常にキープ。先頭集団に追い付かれてdnfは避けたかったのでペースをmeniniと共に作る。
    最後はスプリントになったがその集団の4番手でフィニッシュした(+6min)

    二日目は基本的に良いパフォーマンスを発揮できていたと思うが、激坂で致命的だった。
    心拍も上がっていたがオールアウトした訳ではなく、力が出力出来なかった。
    逆にそれ以外の山岳、フィニッシュのスプリント(先頭グループではないが)の力の入り方は悪くなかった。
    先頭に残ってしっかり勝負したかった。

    総評

    最近に引き続き全く上手くいかないレースだった。勿論学ぶべき教訓が今回もあり、実際に学んできた事(補給~アタックのフォロー)を行った良い経験にはなっている。

    上記の通り先週のような強い疲労感は無く、パフォーマンスの低下はないと思う。
    落車を食らう位置にいた自分の実力は重々承知で、こんな苦い思いは二度と繰り返したくないところ。

    良いところとしてはオーダーの通り二日間とも何度もアタックのフォローに加わっていたこと、完走に精一杯ではなくなったこと。基礎能力が足りずただ付いていくだけ、というのは一段階乗り越えたように感じる。

    上手くいかないだけで、全く悪いルート(オーバートレーニング、コンディションの低下、体調不良)には入っていない事は確認出来ている。

    しっかり反省して、改善して次戦また挑戦してみます。

    Grand Prix de Villette d’Anthon
    カテゴリー1
    6km×20周=120km
    塚本 DNF

    登りの勾配はキツくないが、過去一番コーナーが多いレースだった。道も狭い。

    まず始めに、今日は反省点が多いレースだった。
    結果はDNFで、まだこれが自分の実力。

    完全なスピードレースで、常に棒状一直線、一度落ちてしまったら自力もしくはコーナーで位置を上げて行くしかない。

    前に上がったり、最後尾に下がってしまったりと位置をキープする事が出来なかった。
    また中切れも頻繁に起こるので、集団がいつの間にか真っ二つになる事も多い。
    逆にいつの間にか後ろが居ないと言う事もある。

    まずは、ただ流れに乗る事しか出来ず、独走力の足りなさも感じた。
    独走力がないので、逃げへのブリッジも人に頼るしかない。

    40km地点辺りで4名程の逃げが決まった、自分は集団にいたので、他チームのブリッジの動きに反応して行くしかない。
    チームメイトのMael が単独で行くがすぐに自滅していった。
    ただ、これをきっかけにブリッジの動きが活性化し、有力チームが動く。

    ここで、大きなミスをした。
    危険だったのでしっかりと反省しなければならない。

    集団の真反対(左側)から有力チームが3名まとまって、動き出すのが見えたので、反応しようと踏み出した時に、右斜め後ろの選手と絡んでしまった。
    自分が斜行してしまったと思うし、もし落車が起きていたらかなり大きな落車に発展していたと思う。
    幸い落車は起こらなかったが、危険な行為だった事は間違いない。
    しっかりと反省して、絶対に次からやらないようにします。
    相手側(AG2R)はフロントホイールのスポークが飛び、自分はディレイラーとクイックリリースが曲がった。
    一度集団から遅れて、半周くらいで戻ったが、復帰するのが精一杯でその後2周程で集団からチギれた。

    もし勝負出来る実力であれば、集団からチギれる訳もないし、単独でブリッジやアタックも出来るはず。
    でも、現実 出来なかったという事は実力も無かったという事で、走っていて流れに乗る事が精一杯だったし、まだまだ全然足りないのだと思った。
    早くもっと強くなりたいと思いました。
    唯一良かった点としては、集団復帰の時以外で、レッドゾーンに入る事は無くなった。
    限界ギリギリと言う感じでは無かった。
    ただ、独走力が足りないと感じた。

    悪かった事は反省して、早く次のレースを走りたい。

  • Formation,  Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

    香山選手のDN3フランスカップ初参戦レポート

    前日水曜日8日は、フランス組が2つの大会に参加しました。香山選手は、今年フランスカップの第2戦となる「Tour de la Communauté d’Agglomération Saint-Avold Synergie」に選抜され、Vélo Club Corbasのエリートチームの正メンバーとして出走しました。研修期間中の福田選手は、他のメンバーは県選手権に参加していたため、コーバのアテンダントを務めるクレマンに「Course du Campus de Saint-Martin-d’Hères」というカテゴリー2の大会に連れて頂き、単独で参加してきました。

    2人による大会レポートをお伝えします!↓

    DN3フランスカップ 第2ラウンド
    Tour de la Communauté d’Agglomération Saint-Avold Synergie
    160km
    2200m↑
    出走:香山 59位

    低い気温、常に雨、場合によっては横風に煽られる天気。
    100kmのラインの後10kmの周回を6周する。周回は基本的に登りで10%越えの200mを一回、平均5~6%の1.5kmを一回、平坦の後に5~6%の2km、下って平坦のフィニッシュというレイアウト。

    雨対策のウェアの選択として長袖インナー、no rainアームウォーマー、半袖ジャージ、ギャバ、no rain手袋、velotoze、サイクルキャップ
    足にはレース用oilの上からワセリンでコーティングした。

    補給は経験を生かして固形を多目に、終盤ジェルへ移行した。バナナ、バー3本、ジェル5本。

    スタートからアタックがかかり各チームが対応する。自分も一度5人と抜け出したが、吸収された。その後逃げに入ったhugoとlucasが約15人と結果的に100km逃げる仕事を見せてくれた。

    逃げに2人入ったのでloicとalexとコミュニケーションを取り、補給も早い段階から取り始める。

    途中横風の動きもあったものの、その時はしっかり前を押さえたので問題はなかった。

    大きな動きは無いまま周回コースへ向かい、周回に入る前のアタックには反応した。(すぐに捕まった)

    周回に入ってからは毎周アタックがかかる。最初の2周は完全に前で展開し、アタックに対してもalexと対応した。
    しかし毎周高い強度のアタックがかかり、段々と余裕が無くなり始める。反応は出来るが、反応でいっぱいいっぱいといった形。
    残り2周で余裕はなくなり、プロトンで耐えるものの先行集団が出来上がる。alexは先行が出来る前に単独アタックしていたので実質的に上位はalexに託す形になった。ここは力で入ることが出来なかった。

    残り一周の各登りで元々プロトンだった集団はバラバラになり始める。自分は最後の登りまでは耐えたがそこからのアタックで遅れ始め59位でフィニッシュした。最後まで踏み続けたが、目標のtop30に入ることは出来なかった。

    香山選手の感想

    まず最初に言いたいのは自分の実力を出し惜しみなく発揮してこの立ち位置という事。今回は大きなミスもなく、ただ単純に脚がいっぱいになって終盤に出来た先行集団でレースを展開出来なかった。

    雨の160kmレース、フランスカップという事で得られるものは多かった。まだまだ強くならなければいけないが、ステップアップになったと思う。

    1つだけ染々と感じるのが身体のタフさが不足しているということ。終盤になって身体が全体的に疲弊してくると、パフォーマンスが低下するように感じている(当たり前なのだが、他の選手よりもその欠点を感じる)
    別府選手にも身体をタフにする作業が大切(斎藤さんのメニューに通ずるもの)とアドバイスを頂いているので、更に強化を測りたい。

    今回はdn3という事で実質同レベル帯の最高峰のレースとなった。とにかく、ここでトップ30/のちに優勝争いに加われる実力を目標にしたい。

    トムGMの感想

    悪天候の中の長距離に挑んだ香山選手は、チームに貢献した走りを果たした上で、メイン集団の中でしっかりと完走しました。ジュニアカテゴリーを卒業したばかりの選手としては、果たすべき走りは果たしてくれました。しかし、最終周回でメイン集団から千切れたのは、まだ余裕を持って走れていないことを示しています。フランスで良く行われるハイレベルなラインレースでしっかり展開を作って走り切ったことは、大きな取得と言えるでしょうが、次からは順位を狙う走りが出来るようにならないことも事実なので、引き続き頑張って頂きたい!


    Course du Campus de Saint-Martin-d’Hères (GMC 38)
    2/3/J
    1,65km×55 = 91 km
    出走:福田 6位

    今の自分では結果を残しやすい2.3.Jと言う事もあり、1位と言う結果だけを狙って出走した。
    平坦コースの今回は自分が得意とするコース、しかし意外にインターバル、風、路面がウェットと言う事もあり冷静さが必要。また、Grenobleというチームが16人出走していたので、アタックに注意する走りを心掛けた。

    スタートからGrenobleがアタックを勃発する。
    自分は常に10番手程のいつでも動ける位置をキープしつつ、常に状況が目まぐるしく変わる展開だったので自分も前で動きつつも足を溜める動きをしていた。

    逃げに乗る事もあったが、今回は自分から踏んでいくのではなく周りを踏ませて、自分の足は使わない走りをした。
    Grenoble,SaintÉtienneが逃げに乗ったら、集団が機能しなくなるのを走っていく中で感じたので、2チームどちらもが入いる逃げになったら自分も乗る事にし、2チームが逃げた時は僕も逃げに入るようにした。

    レース後半、Grenoble2名が先行する形になり、これを追うSaintÉtienneが集団をコントロールしたので自分は休み、足を溜める。
    ラスト11、10になった所で2名が捕まり、ラストへ向けたアタック合戦が勃発する。

    ペースが常に早い中、隙を狙ってアタックしていく選手が出てくる。
    残り5周で6人の逃げが出来が、残り2周で4人キャッチする。残り2人は捕まるか捕まらないかの境目。
    ここで集団がお見合いになり、牽制状態の所で2人が追走し、集団は追う事なく最終ラップに入り、前4人を捕まえることは無く、集団スプリントになり6位で終わった。

    比較的、効率良い走りが出来ていたと思うが、最後の逃げは単独ブリッチなどすればよかった。追いつく距離ではあったので出し惜しみせず、行けばよかったと思う。
    その為には残り3周の時点では行ってないと遅いと思うし、仮に捕まったとしても、もがける足を作らなければならない。
    前回のレース後の課題でもあった、短時間でのインターバルを強化すれば優位に動けていたと思います。

    トムGMの感想

    目的としていた優勝には届きませんでしたが、人数不利でチーム戦の影響が大きいレイアウトの中で、福田選手は良く冷静に走ってくれたと思う。完璧にレース展開を予想していれば、優勝の可能性もありましたが、6位ということで、全てを失ったわけではなくて、一つの参考にはなる。残り1レースとなったわけなので、最後は力を発揮して頂いて日本国内で暴れて頂きたい!

  • Formation,  Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

    フランス組が経験を積み重ね続ける

    先週の海外組のレースレポートとなります!先週も、フランスに滞在している香山、塚本、福田が様々な大会を出走しました。その大会レポートを紹介します!

    Atria Charade Cycliste Tour
    Elite Nationale
    4km×20=80km
    出走:
    福田 DNF
    塚本 DNF

    福田選手のレポート

    初のエリートナショナルというカテゴリーレース。
    U23ネイションズカップで戦っているフランス人などはここで勝利、好成績を出してナショナルチームで走ってたりする、評価されやすいレース。
    評価されやすいからこそ、厳しいレースになるのはわかっている。
    また、今日のコースは平坦が無く、常に登っているor下っているのでとてもタフなコースでした。

    前日から体にキレがないのはわかっていたので、前日は長々とやらず、短期集中で体を起こすために刺激を入れた。

    スタート後、アタック合戦が始まる
    このレースはTeam Pro immo(DN1)が主催しているレースともあって、フルメンバー?約20人近く出走している事もありPro immoがレースをコントロールし、Pro immo 4~5人と、1人が逃げてから他の逃げは容認させず1人1人にPro immo がついて他の選手を逃げさせない動きだった。

    この逃げが行った時は僕は集団に埋もれていたのと、予想以上に辛く、集団にくっついているだけも一苦労でした。
    結局、集団で走るのは5周しか出来なかったのであまり色々な経験値を上げることは出来なかったですが、今回のレースでは色々な事を感じました。

    シーズン前からベルギーに行く事が決まっていたのと、実際ベルギーを走って全く登りの練習や感覚が掴めていなかったので登りに慣れる事の重要さ、地方によって勝つ為の脚質は変わってくる。
    僕の世界選前での登れようでは、今回もしっかり完走は出来たはず、脚質を作る事の重要さは感じた。

    また、最近体幹トレーニングを怠っていたので登りのステージでは直ぐに軸がぶれ、腰に負荷がかかり自転車に乗るのが辛く感じてしまった。
    登りに慣れていないのも要因の1つだが、体幹トレーニングはやはり平坦でも登りでも大切だと実感。

    今回、プロの目指す上で登竜門となるエリートナショナルを走って、ダメダメだったので、これではダメだもっと世界と差が出来てしまうと自分の中に喝が入った。このハングリーのモチベーションをトレーニングで活かして、レースで爆発できるようにして行こうと思う。
    唯一、コースを回って登りの練習を出来たのはポジティブに考えたい。

    エリートナショナルでは歯が立たなかったので、やはり2.3.Jなどで勝ててステップアップしていき、カテ1などといったステップアップの重要さも感じた。

    塚本選手のレポート

    4kmの登りと下りしか無いサーキットコースを20週する80kmのレース。

    密集度は低く、テクニックや位置どりと言うかは、完全に力の差が現れるレースだった。
    今回も途中で、集団から千切れてしまいレースは終わってしまった。
    練習でもまだまだ強度が足りていない、切り詰められる物と、やれる事、やるべき事は沢山あるし、まだ何も出来ていないのが現実で、強い選手は出来ている。
    何が足りないのかは、目に見えている。
    反省して、強い選手の良い所を吸収して、もくもくとやれる事をやって行きたい。

    また、悪循環 になってしまっているので次のレースでどうにか断ち切りたい。
    常に限界ギリギリのレースが続いていて、フォームも乱れて来ているし、常に余裕が無い状態に感じてしまう。

    今回は、走り続けられるレースだったので、頭を切り替え練習に切り替えました。

    次のレースは自分にも可能性があると言われている、しっかりとチャンスを物にし、悪循環を断ち切りたい。
    逃げにもトライしたい。

    GP de Seynod
    2/3/J
    4.5km×23=103.5km
    出走:香山 DNF

    香山選手のレポート

    テクニカルではあるものの基本的にハイスピードコースで、逃げが決まる可能性も集団スプリントになる可能性も捨てきれないレイアウト。
    風も殆どなく、チームとしては自分、lucas, hugo, romanでスイッチして逃げに組み込む作戦。

    メンバー的にもとても余裕があり、逃げに対してもcorbasで対応していく。中盤で自分が入った逃げが良い形で周回を重ねる。
    (結果的にはこの逃げは捕まり集団スプリントになったが。)

    今回は5人と一緒にその逃げで周回を重ねていた。
    ペースも若干落ちてきたので周回数を確認して更にアタックでも試みようとしたときに落車してしまった。
    周回数を確認した瞬間に前の選手にハスった。

    身体は問題ないがホイールの破損が酷く、レースを終えた。

    正直に初心者みたいな事をしてしまった。僕は落車は絶対にしないつもりで競技に挑んできたが、こんな形で落車し、チャンスを失った事にショックを感じている。
    競技人生の中で一番不毛な事をしてしまったと反省している。

    勿論ラップを見るための一瞬の目のそらし、前の左右の動きが見事に重なってしまった事は事実。しかし、今までそんなことは普に避けていたし車輪も重ねることは殆どないのでミスだと言える。

    今までハスった事は一度もないしショックが大きい。こんなミスは一生繰り返したくない。

    身体、展開は良かったと思う。今回のカテ2に関してはアタックに反応した上からアタック出来るほど良い感触があった。

    チームメイトのhugoが勝ったのは作戦がマッチした感覚があって唯一嬉しかった。

    Grand Prix Guilloteau (U.C. Belley)
    1/2/3/J
    6km×8=108km
    出走:
    福田 ?(20位前後)
    塚本 DNF

    福田選手のレースレポート

    今回は初のカテゴリー1のレース、強豪DN1チーム、Chambéry Cyclisme Formation(AG2R下部組織)などがいるレベルの高いレース。
    コースの特徴は前半は下り基調、後半その分登る。この登りが結構パンチがある登り。

    レーススタート後、やはりシャンベリーが動いていき交互にアタックしていく、足が揃っている為、前待ちの様な感じでハイペースで進んでいく。
    1周目の登りで、シャンベリーがすっ飛んでいき、これに付いていく事が出来た1人が先行する、2周目の平坦区間でシャンベリー3人を含む5人の追走が出来、これが先頭に追いつき、みるみる離れていく。
    この動きに反応していたが、カウンターで行かれてしまい動けなかった。
    しかし、僕と一緒に動いていた、シャンベリーの選手は前に行っているので、僕のインターバルや何発も行ける順応不足だと感じる。

    先頭が離れていく中で、追走の動きが出来るが残りのシャンベリーがチェックし逃がしてはもらえない状況。
    ここで僕は自分で追走を作り、シャンベリーを上手く使う事を考えた。

    自分で追走のアタックを登りでかけた時にシャンベリー、コーバ含む4人の追走が出来る。集団が見えなくなったので、シャンベリーも回り始め、本格的に追走の形ができ、これは行けると思う。

    しかし、いいペースで走っていたが、2周回ったところで集団に追いつかれてしまう。
    正直、これは行けると思ったのに捕まってしまった。なんで捕まったかと思うほどだが、後ろの集団も足のある選手が多くいたので難しさを感じた。

    その後も2回ほど、追走に乗る事はあったが集団が見えなくなるくらい、行くのだが捕まってしまう。

    ラスト3周の登りで集団にいるシャンベリーがペースをあげ、分断にかかる、ここで僕は後ろの集団に残されしまい、集団での最後のセレクションで遅れてしまい、順位を下げてしまう。
    後ろの集団で、ラスト1周の登りでアタックし、最後まで追いつかされずにゴールし、少しでも順位をあげ出し切る事は出来た。

    前回のレースで登りがダメダメ、次のレースは登りがあると聞いていたのでしっかり登りの練習をしていたので、徐々にではあるが登れてきているのがわかった。
    しかし、まだまだ短いインターバルでの動きに弱いことを感じたのと、ベースのパワーがまだまだ低い事を感じました。
    今回はナショナルチームのL’ETOILE D’ORを辞退してのレースだったが、自分が動けるので千切れるより、より良い経験が出来と思う。

  • Formation,  Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

    福田選手がリヨンで合流

    先週末は、カテゴリー1のワンデーレースが2日間続く「Tour de l’Ardèche Méridionale」に参加している香山選手、塚本選手に加え、福田選手もVélo Club Corbasの拠点であるリヨンに合流しました。5月13日まで、Vélo Club Corbasの研修生として、Rhône-Alpes Auvergne地域圏の大会を転戦する福田は、今週末はカテゴリー2の「GP de Prévessin Moëns」に参戦していたので、この3大会のレースレポートを各選手からお送りします。

    Tour de l’Ardèche Méridionale 1日目
    136km
    1/2/3/J
    参加選手:
    香山 DNF
    塚本 DNF

    香山選手のレースレポート:

    ラインから周回に入り、2周した後にラインを戻るレイアウト。基本的にアップダウンが続き、レイアウト的にも序盤が追い風、終盤が向かい風になった。

    逃げには結果的にチームとして入ることができず、後手を踏んでしまった。
    しかし本当の決定打は2周目のGPMとなった。

    1周目はオールアウトしながらもGPMを集団で耐えた。

    2周目に入ってGPM前の細くテクニカルな区間で有力チームが前を固めていたので動きがあることは容易に想像できた。
    Alexやcyrilと共に前に位置し、ペースアップに対応。前15人ほどにいたが、そのペースアップの維持が限界でそこからのアタックに対応出来なかった。

    結果的に25人ほどの集団が形成され、決定打になった。

    メインで追走という形で進めるも縮まらず、アタックには反応していく。

    終盤までアタックは続き、反応を続ける。残り10km地点でメインは30人~40人にまで減っていたが、最後のgpmできつさを感じ始める。そして残り500mで離れてしまい、10kmを一人で走りレースを終えた。

    あまり経験がなく、自分としては気を使って補給していたが、恐らく最後の最後でハンガーノックになってしまった。固形バー一つ、ジェル類計6個消費したが、身体は動かなくなってしまった。またジュリアン監督に指摘されたのは水を取らなすぎたこと。130km越えのレースで合計ボトル2本のみ消費というのは確かに少なすぎた。
    身体のマネジメントが反省点の一つ。

    また千切れた後も勿体なく感じていて、下りで必死に復帰しようと試みた。ここで一旦落ち着いてチームカーを待ち、カーペーサーを利用しながら復帰するのもアリだったのでは?とジュリアン監督に言われた。
    勿論ハンガーノックであれば追い付いたところでそれ以前の問題になってしまうが、可能性としてそれがベストであった。

    結果的にトップから3分差ほどでフィニッシュしたのだが、DNFとなってしまった。

    動きとしては悪くはなかったと思うが、やりようによっては完走は出来ていたと思うし、繰り返してはいけないと思っている。全然完璧ではないし、先鋭集団にも良い位置にいながら残れなかった事は素直に受け入れ、能力とマネジメントどちらも改善が必要だと感じた。

    塚本選手のレースレポート:

    レース前チームミーティングがあったが、少ししか理解出来なかった部分があったので、出走サインが終わった後に直接監督に聞きに行った。
    監督からは、始めの登りでアタックして、逃げにトライする事。
    6人以上がベストとも言っていた。
    事前に登り口をバレンタンに教えてもらった。

    始めの登り口は先頭で入り、リアルスタートが切られたと同時に飛び出たが、2人だった。
    集団に吸収された後、ズルズル落ちてしまい。
    完全にレッドゾーンに入って、ちぎれる寸前だった。
    この登りは耐えたが、次のGPM でちぎれた。

    このGPMに差し掛かる時には、回復していたので、完全に力の差です。
    まだまだ、力不足でちぎれました。
    これではレースで何も出来ない、危機感を持って今後取り組みます。

    Tour de l’Ardèche Méridionale 2日目
    136km
    1/2/3/J
    参加選手:
    香山 57位
    塚本 68位

    香山選手のレースレポート:

    この日はハッキリと全くもってダメな日だった。

    オーダーは逃げに乗ること。
    スタートのファーストアタックから順番にlucas、valentin、自分でしっかり反応していく。
    しかしこの日は前日に比べて決まりにくく、最初のGPM前までアタック合戦が続いた。

    自分は計6回は反応したものの、決まらず。最初の登り(2km程)で、有力チームを含む8人ほどに残ったが吸収されてしまった。

    そして迎えたGPMでペースアップ。自分としては非常に厳しく、峠中盤辺りでちぎれてしまった。力が入らず、全く機能しなかった。

    必死にプッシュは続け5人で前を目指すが追い付けず、こんな序盤でレースが終わってしまった。

    それからはグルペットで距離を消費し、ゴールを目指す。しかしペースは基本的に上がらず自分等がキープするような状況。残り60~70km地点でアタックがあり、前に追い付く可能性にかけて反応。5人のグルペット集団で坦々と回し続けた。

    結果的にはこの5人で回し続けフィニッシュした。

    今回はオーダーも達成出来ず、早い段階でメインにすら残れない0点のレースをしてしまった。最低限逃げに入る為の動きは忙しく行ったが、自分が求めているレベル、チームが求めているレベルを考えるとまずいと言える。

    とにかく今日は力が入らなかった。前日のハンガーノックが影響しているのか(食事は多目に摂った)、前日の回復が甘かったのか疑問。
    マッサージも受けられたので脚に関する疲労は殆ど感じなかったが、心拍が動いてくれなかったように感じる。
    今回のレースがフランスカップの選考に関わってる事は理解していたし、1日目はまだしも二日目はとにかく改める必要を大きく感じた。

    塚本選手のレースレポート:

    2日目も2つ目の大きな登りでちぎれた。
    力不足もそうだが、勾配が上げれば上がるほど弱いので、練習で改善して行きたい。

    ただ立ち止まっている時間はない、反省して次のレースそのまた次のレースと、少しでも成長出来るように頑張りたい。

    GP de Prévessin-Moëns
    5km×20=100km
    2/3/J
    出走選手:福田 15位

    福田選手によるレースレポート:

    前回の2.3.Jとは地方が違う為、レベルが高いと思い気持ちを入れて出走した。

    今回は勝ちを狙いに行くけれども、チームメイトの動きを気にしながら(動きを潰さないように)、また今チームは何がしたいのかを気にしながら結果を求める走りになった。
    また、雨の予報があったので雨対策も準備していった。

    スタート直前に豪雨が襲いかかり雨対策をして、ギャバ、オイルを塗っていたけれども寒いぐらいだったがしないよりかはしといて良かった。

    スタートし最初の直線で激しく撃ち合いが始まり、やはりレベルが高い事を確認した。風も強かったので、直ぐに縦長になる。
    しかし、3月からレベルの高いベルギーのケルメス、ネイションズカップを走ってきただけに、辛さは感じなかった。結果を残さなければいけないレースだが、経験だけはしっかり備わっていたのを認識。

    平坦基調のレースもあってか、ベルギーのレースに似ていてアタック合戦が勃発し、自分も狙って打っていく。少し抜け出す事はあるが中々集団はどの逃げも逃してくれないので、みんな疲れて一休みした所(開始40分後とか)を狙ってアタックする方向にした。

    足を貯めるため、少し集団後方にいると開始35分くらいの所で6名程の逃げが形成される、後ろにいた為反応出来なかったのと集団が回っていて追っていたので、近づいたらアタックしよう、またはこの勢いは追いつくのでは?と思ったので休みながら走った。

    段々縮まっていったが、回らなくなってしまい追走アタックが始まる。
    自分のアタックで追走集団を作るが逃げれて半周がいい所で大体捕まってしまう。

    コーバの選手が逃げ集団に乗っていなかったので、コーバの選手が交互に打っていってペースアップが始まり、自分も協力する。
    他の逃げていないチームもペースアップを始めたので逃げ集団が見えてきてのだが、もう残り3周。

    残り3周で僕含む4人の追走ができ1周ほど先行するが捕まり、残り2周の僕のカウンターアタックでフロリアン含む8人の追走集団が出来る。

    追走を潰してしまう恐れがあったので、他の選手に任せる。
    ラスト1周の見晴らしがいい所で先頭、追走、集団がほんと近かったので追走はフロリアンに任せて僕はスプリントにチェンジした。

    結局、15秒ほどまで詰めたが逃げ集団の選手が勝ち、追走、僕は集団頭を取って終わった。

    今回はベルギーのレースに似ていてすごく楽しいけれども、勝ち逃げに乗れるか難しい展開でした。
    逃げが出来ても、集団が勢いあって回っているから大丈夫であろうと他人任せな部分が出てしまっていたと思う。自ら追走を早い段階で打つなり動いていればまた変わってきたであろう。
    しかし、得意な平坦だからではあるけれどもこの地方でも他の選手に劣っていない脚力はついてきていると自分なりには思った。

    トムGMの感想:
    今週末は、Tour de l’Ardèche Méridionaleで地域のトップ選手を相手に戦った香山と塚本も、地方を変えて同じカテゴリー2で優勝を繰り返せなかった福田選手も、少し苦しい展開になりましたが、確実に経験を積んできています。塚本も福田も、遠征は残り僅かになってきましたので(福田は2週間、塚本は6週間)、今後に繋げていくために、少しでも結果を求めていきたいところですが、Vélo Club Corbasの現地のスタッフに評価されていればそれで良いです。ぶれることなく、引き続き努力を続けて頂きたいところです。





  • Formation,  Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

    福田選手、仏初レース、初優勝!

    今週末は、国内はレースが連続するこれからしばらくの期間を考慮し、大会はありませんでしたが、海外組の選手は全員フランスでそれぞれの大会に参加しました。その中で、一番目立ったのは、ベルギー遠征で休養あけの福田選手。フランスで初めての大会を、なんと優勝しました!残念ながら、チームの富士山ジャージが間に合わなく、ニュートラルジャージでの勝利となりましたが、山中湖シクリスムフォーマション所属選手としては初のヨーロッパでの優勝となります。本人からのレースレポート、感想、そしてトムGMの感想を合わせてお伝えします。

    Rignac
    2.3.J
    3.3×24周=81km
    出走:福田選手(優勝)

    福田選手のレースレポート:

    スタート直後からベルギーに比べては全然ペースもはやくなく、アタックも焦る事なく見極めて走る余裕があるレースでした。

    3周目に逃げていた選手のカウンターアタックで先行する形になり、追いついてきた選手、計5人で逃げが形成される。
    この時点で自分が1番足がある事を感じる。
    選手をうまく使い、タイム差を広げる。

    最大45秒?くらいまで行ったが、あまり広がる事はなく3回目(ラスト11周)の周回賞を取るため集団が活性化し、周回賞を過ぎた後捕まる。

    捕まったけれども、ラスト8周くらいの所でまた逃げる。2周ほどで捕まってしまうが、勢いがあり最後まで行けそうだったのでついていった。

    吸収された後、アタックがあったがみな追う感じだったので、アタックするか悩みの末、残り2周でスプリントにチェンジした。

    ベルギーと比べて簡単に位置取りもでき、思い通りのスプリントが出来、勝つ事ができました。

    福田選手の感想

    今回はレベルが低いレースだったのかもしれませんが、初めて海外で勝てて嬉しいです。また、現地のインタビューで前半から積極的だったけどリスクもあったよね!と言われたがリスクなど感じないくらいでした。ベルギーでは苦戦して、やっと完走とかの次元でしたが勝負できる、動かせるのはやっぱり楽しいです!
    これを上のカテゴリーでも出来るように成長して行きたいと思います。

    トムGMの感想

    確かに世界プロを目指す選手にとっては格下のカテゴリー(カテゴリー2)での勝利になりますが、福田選手はアンダー1年目でジュニアを卒業したばかりの選手です。ヨーロッパで実績を残してきた同世代の選手たちに比べてみれば、大半はカテゴリー2で勝利をして実力でトップのカテゴリー1に昇格している時期です。そう考えると、福田選手は同世代の選手たちと同じレベルで、自分なりの実績を残していると言えます。早い段階でこの第1段を突破することが出来たのは、これからに生かせる大きな出来事だと考えています。

    Vélo Club Corbasで交換留学中の香山選手と塚本選手も、それぞれ1つと2つの大会に出場して、それぞれ良い走りを見せてくれたので、合わせてレースレポートをお届けします:

    Boucle du Pays de Tronçais
    1,2,3,J
    出走:塚本選手(45位)

    コース
    スタートゴール付近に小さな周回コースが設けられており、スタートしてそこを1周、その後115Km程の大きな周回を一周してから、再び小さな周回を一周してゴールと言うほぼラインレース。

    スタート直後に、小さな周回を一周出来るので、集団前方で道をしっかり確認した。

    道は狭く、ある程度荒れている、あと横風。

    その後も集団前方で、必ず先頭の動きが見えるところで走った。
    ファーストアタックは、バレンタンR。
    その後もケリー、バレンタンJ 、バレンタンR、を中心にアタックのチェックに入る。 自分も最初は様子を見ていたが、行けそうなので 20Kmすぎたくらいから、展開に加わる。

    34Kmくらいの下り基調の平坦区間で、勝ち逃げが決まったが、乗れなかった。

    自分も先頭にいただけに、すぐ反応しとけば良かったと凄く後悔している。
    自分がチェックに入った動きが吸収され、振り出しに戻った時にカウンターで数人が抜け出したが、見送る感じで、その後数人が再び追走で抜け出したのだが、バレンタンJが最後尾で反応していたので牽制して見送ってしまった。
    数秒の間の出来事で、正直その時はかなりきつくて見送った。

    その後Corbasは追走のチェックに入る様にする。

    GPMは、メイン集団の先頭が見える位置でクリアした。
    その後も追走の動きに反応すするが、エスケープは捉える事は出来ずに集団ゴールした。

    塚本選手の感想

    久しぶりにノートラブルで走った。月曜日はエリートナショナルなので明日は回復に努めたい。

    Grand Prix de Vougy
    エリートナショナル
    148km
    出走:塚本選手(DNF)

    コースは緩い登りと下りのアップダウン、平坦区間は全て細い道。一箇所15%が500m続く細い道がある。
    それを13周、 合計148km

    チームから言われたことは、15%の登りを集団前方で入るのが一番重要で、とにかく前で展開しなければ集団が分裂してレースが終わる。

    前で展開する為に、集団前方でスタート。 密集度は高いがもう慣れた。 初っ端からアタック合戦が始まり、かなりペースが速い。

    上手く流れに乗って前をキープする。

    15%の区間は、広い道路の下りから、鋭角に右に曲がり1/3くらいの道幅を登っていく。

    登り前の下りは一番危険。
    みんな前で入りたいので、道いっぱいに広がり密集度も高い。
    またチェーンを落とすやつがいると、一気につまり、登りの途中で集団が伸びてペースが上がる。

    結果から言うと、15%の登りが耐えきれなくて4周目で先頭から完全にドロップした。
    その時はすでに集団は半分くらいに絞られていた。

    15%の登りは常に先頭が見える位置で入れていたのだが、単純に急勾配(短時間)での力の差を感じた。

    克服できるように、練習に生かしていきたい。

    同じくドロップした選手とローテしながら走ったが、7周目でレースを降りる事になった。

    塚本選手の感想

    主催という事もあって、CR4Cが多くてとにかく強かった。
    先頭からはドロップしていたが、世界戦で3位のJaakko Hanninen も出場していた。フランスのエリートナショナルのレベルの高さを実感したと共に、貴重な機会を無駄にした気がして、なんかもったいない。次は、来週のステージレース2日間しっかりと勝負して行きたい。

    VOUGY – PRIX DU PAYS ROANNAIS
    2/3/J
    3km×30=90km
    出走:香山選手(13位)

    ホームストレートは7%の登りが300m程。そのあと平坦と緩く登り、低速コーナーから下りへ。
    広く緩い下りなので集団のシャッフルポイントになった。
    そのあとまた低速コーナーで狭い道へ。そのままホームストレートへ向かうレイアウト。

    ポイントは細い道に入る前のコーナーで今回番手を下げてしまう場面が何度かあった。

    オーダーは逃げになった場合のもので、hugoが乗っている逃げに乗ったら協力して、hugoが乗っていない逃げには付き位置というものだった。自分の解釈としては終盤の逃げに乗れてhugoがいない場合は別だと認識した。
    また今週はリカバリーウィークだったこともあり、心拍数に余裕がなかった。前日しっかり3回最高心拍まで上げたが余裕がない日だった。(前日が足りなすぎた?)

    スタートからは前方に位置し様子を見る。逃げはあるものの少人数で決定的なとのではない。
    今回はmeniniが何度も集団を牽引して逃げを潰してくれた。
    大きめの逃げになりそうな動きにはcorbasがチェックに入る。自分も何度もチェックに入ったがあまり決まる見込みはなかった。

    前述の通りシャッフルが起きるコーナーでの位置取りに苦戦し、たまに番手を落としてしまう。決定的なミスにはならなかったものの、落としたタイミングで強い逃げが形成されたら不味かったと思う。

    展開は逃げと吸収を繰り返し、何度か力業のアタックがあるが決まらない。基本的にhugoと自分が危険な逃げには反応できていたと思う。
    終盤hugoがアタックし、エスケープが形成されるものの決まらず。カウンターで行ければ良かったが余裕はあまりなくタイミングを逃した。

    最後までアタックはあるものの決まらず、スプリントへ。ラスト1周前でミスり番手を下げてファイナルラップへ。何とか細い道に入るまでに15番手ほどまで帰ってきたが、勿論そこからペースは下がらずスプリントへ。
    登りスプリントなので感触は悪くなかったが、数人抜かす程度に終わり13位でフィニッシュした。

    香山選手の感想

    今回は前方維持をして、余裕を持つつもりでいたが、何となく余裕がなかった。恐らく心拍数が上がりやすかった為だと思う。
    全てがうまくいくようなリフレッシュさは感じなかったが、疲れがあったわけではないので、またレース強度に順応したらもっと良くなると思う。
    今回は本当に勝ちたかった。最後の位置取りは勿体無かったと思う。心拍が上がっていようが5番手以内でスプリントを始めていればトップ10は確実だったと思うし、勿体ないミスだった。

  • National Team,  Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

    福田選手のロンド・ファン・フラーンドレンU23!

    13日~14日の海外組のレースレポートです。先週末は、福田選手のRonde Van Vlaanderen U23(ネイションズカップ・U23世界最高峰)、香山選手と塚本選手のTour du Charolais(エリートナショナル・フランスアマチュア最高峰)、そして日曜日も走った香山選手のGP de Pélussin(カテゴリー2)というハイレベルな大会が続きました。

    Ronde van Vlaanderen
    UCI N.Cup
    167km
    出走:福田選手(DNF)

    福田選手がナショナルチームでベルギー最大自転車大会として知られている伝説の「ロンド・ファン・フラーンドレン」のU23版(ネイションズカップ)を出走してきました。結果から言うと、最終周回に入る手前でタイムアウトとなりましたが、日本代表から1名も完走しなかった中で、エース選手を全面的にサポートした上で、167kmのうち155kmを走り切りました。下記は福田選手のレースレポートになります:

    「スタート地点のOudenaardeから名称のMuur van Geraardsbergenを通過し
    勝負所となる、Oude Kwaremont〜Paterberg〜Taaienbergを通過し
    また Oudenaardeに戻ってき、約12kmの周回コースを一周してゴールする
    167kmで争われた。

    前日のミーティングで渡邊選手(POC Cote de Lumiere)、大町選手(Gaverzicht)をエースにして、完走を2人出すとう作戦でした。
    その為に他の4人は2人の為になるように走る、サポートでいくという事だった。
    また、73km地点のMuur、100km地点のKanarieberg 、115km地点のOudeを前で入る事が重要。

    スタートは最前列で並ぶ事ができ、6kmのパレード後リアルスタートがかかり意外にもアッタク合戦になる。特にデンマークがアタックしていたので逃げたいのか潰しているのかと言う感じだったので様子見と言う感じだった。そうこうしてる間にフランス、アイルランド、ニュージーランドの逃げが形成される。
    そこで集団は落ち着きを持つという形となった。

    常に僕と小野寺選手(那須BLASEN)は前にいる形で門田選手(ESEG Douai)や蠣崎選手(EQADS)が大町さんの近くにいる事が多く、そんな中、渡邊選手が一向に見つからず探していると大町選手に落車したと告げられ、僕は小野寺選手に伝え、下がって引き上げるべきなのかと思ったが約30km地点にあるLippenhovestraat に向けての位置取りなどで激しくやっていたので、大町選手のポジションをあげる方が重要だと思った。
    それに、チーム内ではもういないと考えていいと言われたので大町選手をサポートする形になった。

    常に小野寺選手が前にいたので、みんな小野寺選手を目指す感じで前に上がっていくという形だった。
    どちらかと言うと自分は後ろの方、前の方を行ったり来たり。常に大町さんがどこにいるか後ろ過ぎたら前にあげるなど、上がらなきゃダメですよと言ったりとあげれるスペースや余裕があれば後ろについてもらって上げるという形はあったがやはりみなスキルが高いわけではないので逸れてしまう、ずっとまとまって走ることが出来ないことが多かった。

    約45kmで渡邊選手がいることを確認し、再び2人エースというプランで続行になった。

    フランドルのコースは平坦ステージと思いければ平坦は少なく常に登ったり下ったりしている、ちょこちょこ角度がある上り坂が出現する。
    一度コースを試走出来ていたので、心配はなかった、そこはありがたい。

    Muurから約10km前ぐらいから位置取りが激しくなると共に、アップダウンが目まぐるし始まり少し下り基調になってMuurに入っていく。
    アップダウンが終わるところで、渡邊選手から「自分はキツイからもう無視していい」と言われたので僕はすぐみんなに伝えた。
    みんな大町選手を全面的に支える動きになりMuurを前で入れるためにデンマークがガチ引きするなか横から上がっていき入り口前のコーナーは前で入る事ができ、Muurは渡邊選手以外問題なくクリアする事ができた。

    でも、Muurは序章にしか過ぎず実際はこっからが勝負どころ。
    常に集中しての走りになった。

    しかし、Muurが終わった直後、大町選手が見当たらなく下がると集団最後尾にいた。
    正直、もうヤバく、キツイと言う事でもう気持ちが折れてしまっていた感じ。
    イケるのかはっきりしないまま、まだ前に上がっていく余力が残っていたが実際ムリそうだと感じ。
    チーム員に大町選手はキツイらしいと伝えていく。
    正直、日本チームはここでエース2人を失った。ここまで来たら1人1人が完走を目指しつつ、最初から調子がいい蠣崎選手だけでも完走を出させる動きに変わった。

    次に大事になるのが、100km地点のKanariebergまでのアプローチ区間約10km。ダラダラと登り、平坦の補給所があり下ってからのアプローチが勝負どころ。
    常に落ち着かない集団から大町選手の為に下がっていた状態から登りで前に行かなきゃいけなかったので正直辛かったですが、仕事なので蠣崎さんを連れて前に上がりKanariebergを10番目以内で入る事ができた。
    Kanarieberg じたいはペースは上がらず通過するだけだった。
    実際、蠣崎さんは足がありしっかりついてこれていたのでサポートしやすかった。

    115km地点のOudeに向けての位置取りはKanarieberg の順番のまま進み大通りに出てから激しくやり合い始めた。
    蠣崎さんが埋もれていたので、後ろに付かせて下りで引っ張りあげてなんとか前で入る事に成功した。
    エリートでいうセプファンマルクの様な引き、全力であげた。
    ここでの位置取りはスプリント前の様な、体当たり図付きなんて当たり前でした、じゃないとすぐ被される。

    Oudeは単純な力勝負で、これまでOudeを走ってきた中で1番辛かったです。先頭付近で入ったのでどんどん抜かされていきながら集団最後尾らへんでOudeをクリア。
    もう足が千切れそうで進んでない感じがしましたが、帰ってからログをみると過去最速タイムでOudeをクリアしていました。
    Oudeからは大通りに出て、有名なPaterberg(最高斜度22%)に続く、なんとか集団最後尾で通過するものの下からの平坦で遅れてしまいそこからのアップダウンで前の集団までは追いつくものの、また次の石畳で遅れ、千切れた選手同士でゴールを目指すもみんな一杯一杯や車に乗る選手などで結局は1人でゴールラインまで戻り周回を1周(12km)残してのDNFで終わりました。」

    福田選手の感想

    「確かに自分の足が及ばないのは承知ですが、もし仮に前半から足を使わず走れたのならば完走は出来たかもしれない感覚、感触はありました。
    しかし、エースが目まぐるしく変わる展開の中、前半から足を削ってた選手しかOudeまでに生き残れなかったの予想外、難しい展開でしたね。
    まあ、僕は完走を目的に走る選手ではなかったのですが、コンディション的な面でよかったので悔いが残りますね。」

    トムGMの感想

    「福田選手はジュニアカテゴリーから上がったばかりなので、3年上の選手がたくさんいる中で良く走れたと思う。チームオーダーをしっかり果たした上で、まだ完走を狙える位置にいることが評価できる。但し、より経験を持っているはず日本のエース選手すら完走できていないことは、疑問に思っている。福田自身は、そうなってはならないので、これからどう具体的な成長に繋げていけるかがキーになると思う」

    Tour du Charollais
    (Elite Nationale)
    150km
    出走:
    香山選手(~60位)
    塚本選手(DNF)

    一方で、フランスでは、Vélo Club Corbas所属中の香山選手と塚本選手が、フランスアマチュア最高レベル「エリートナショナル」にランクされているTour du Charollaisに出走しました。塚本選手は、レースへ行く途中でキャリアに付いていた自転車が高速道路で飛んでしまい、何とか修理したままの出走となりましたが、その関係もあって、35km地点近くでホイルが外れて、集団に復帰できませんでした。香山選手は、変わらず安定の走りを見せ、アップダウンの激しいこの大会をゴールまでメイン集団で完走できました。下記は香山選手のレースレポートです:

    「ラインで100km、10kmの周回を5周するエリートナショナル。ラインも基本的にアップダウン、周回はゴール300m前から激坂、そのあと緩く登り、14%の激坂、そのあとアップダウンという周回。かなりパンチのあるレイアウトだった。(風は殆ど無し)

    先頭付近でレースを開始し、逃げには乗らない。ヴァレンタンrとクリストフが逃げに入った。
    追走を作る動きが活発で集団が伸びたり、割れたりと目まぐるしく展開する。
    その中でも比較的前方(前が見える範囲)でキープに徹した。
    中盤からは集団が逃げに対して組織的な牽引を開始。このときも下がること無く、ヴァレンタンj、ユゴ、アレクソンドと共に位置する。
    Gpmを前に位置取りで集団が活性化する。集団と逃げの間2つ程グループが出来る。ヴァレンタンjがデンジャーだから、いけるなら行けとアドバイスしてくれたので、FDJに反応して前に合流。結果的に別れたあと後ろも合流したが、(体力を使って)難なく終えることができた。
    周回に向けて登りのペースが上がっていき、集団は人数を減らしていく。
    周回まで15km地点の2つの坂が11%程で地味に長く、耐える時間になった。
    結果的には耐えきったが、耐えた中でも後ろの方で危険だった。
    周回に入ってもペースは下がらず、激坂にただひたすら耐える事になる。
    ゴール前の激坂に入る前の下りと平坦で先頭付近に位置する事で何とか耐えしのぐ。3周目辺りで力業で作られた逃げに乗りかけたが、激坂での力が違い、エスケープは出来なかった。
    それからも人数が減っていくメイン集団で耐え、ファイナルラップの前の下りで8人程と集団に対して先行(前に集団はある)。
    そのあとのゴール前の坂で千切れ、3人で維持し続ける。抜かしてくるカーぺーサーも(ちゃっかり)使い、ゴール前で前数人と合流するが、力は残っておらずスプリントにならずフィニッシュ。」

    香山選手の感想

    「今回のエリートナショナルの前回との違いは、メイン集団からはドロップしていないということ。勿論アタックに千切れ、先頭にいられなかったので意味は同じだが。
    補給は序盤に固形、終盤に向けてジェル状にしていき、7個摂取した。
    また脚を上手く使わない事を今回は意識し、ギアを軽くしたり登りでのインナーの使用頻度は高かった。
    前回は後ろの方で付いていくので精一杯だったが、今回は前方キープが上手くいった。逃げには乗れなかったがその瞬間に居合わせる事は出来た。
    今回も落車を避け、しっかり全力を出しきれた。経験値が少しずつ溜まり、生きていると思う。今後も努力し、重要な局面で戦えるように努めていく。」

    トムGMの感想

    「エリートナショナルにランクされているこのレースは、上位に入る選手はワールドツアー手前にいる、全国のトップ選手のみ。その中で、香山選手のチャンスはまだ非常に低いが、完走を最低限とし、力の差を感じつつもしっかりと展開に加わっている。ヨーロッパ同世代の中では、そのレベルでも結果を出している選手もいるが、ジュニアで世界レベルだった選手でも香山のような位置でゴールしている選手もいる。それが今後の強化に繋がっていくので、そのまま頑張り続けるだけ」

    Pélussin – Prix du Pavé d’Affinois
    (2/3/J)
    15km×7=105km
    出走:香山選手(17位)

    そして、香山選手は連続でカテゴリー2の大会に出場しました。

    「全体的に常に細く、風の影響が大きく出たレース。
    レイアウトはゴール300m前から登りが始まり、計約1km程登る。
    向かい風の中アップダウンを繰り返し、下りへ。
    下りを終えて180度ターンしてからの5kmは追い風のハイスピードへ。
    その後今回重要なポイントになった横風区間が現れ、下り最後の登りへ。

    身体としては流石に昨日のエリートナショナルの影響があり、疲労感は感じた。

    また、アップダウンに加え横風区間があったので、逃げが一度決まればそのまま決まってしまうことは予想できていた。

    レーススタートからは位置取りを失敗してしまい、前方には位置出来なかった。風の影響と逃げの為のハイスピードもあり、思ったよりも位置取りのシャッフルポイントが少なかった。

    2~3周
    比較的前方に復帰し、様子を見る。横風区間の入り方が
    下り→ラウンドアバウト右折→登り(向かい風&横風開始)→2~3%を段々と
    という感じだったので後ろになればなるほどキツく、人数は減っていく。

    4周目ー
    横風区間で力業の分断が発生し、15人程の逃げが決定。自分は見えていたが、横風区間では昨日の疲労も感じ耐えるので精一杯であった。
    今回エースのシリルが乗ったので、アタックのフォローに回る。
    横風区間は毎周厳しかったか、耐えアタックにも反応した。今回フレッシュな本強い15人が先頭に行き、メイン集団の力が落ちたこともあると思うが、後半になるほど身体が動き始めた。

    最終周回
    横風区間と登りで絞られ集団は30人程になっていた。
    前に追い付く可能性はなくなり、(エースのシリルが乗っているので追う理由もない)登りスプリントに備えた。
    先頭はメニニがアシストしてくれたので選手を数人挟んでユゴの後ろにつく。
    登りスプリント自体は以外と余裕を感じ、最後前二人が目の前だったのでパスに入ったがラインが重なってしまう。お尻を押してこじ開けようとしたが、いまいち動かせず集団内3位でフィニッシュした。」

    香山選手の感想

    「結果的に今回も勝つことは出来なかった。
    今回の横風は完全に位置取り+パワーが求められた。後ろにいけば千切れるし、前に行けば有利な展開であった。
    逃げに乗れなかったのは悪い点だが、それ以外の汚点は少なかったと思う。
    言い訳抜きに、前日の疲労と横風区間に苦戦した事が挙げられるレースになった。
    エリートナショナルで限界まで追い込み続けたので後悔は無いが、身体の回復という視点でも考えを深めたい。」

    トムGMの感想

    「エリートナショナル完走の翌日で香山は最後まで良く走れたと思う。疲労は感じたけど、沈んでいくような感覚はなく、終盤にかけて感覚がよくなってきたことは、しっかりと強化していることを表す。また、逃げは先行していたけど、集団の3着でゴールした。逃げが出来たときは調子が良くなかったとはいえ、集団の3着でゴールできると、悔しみは残るはず。試行錯誤は大事だが、調子が良くなったところで、今度は勝負して結果を残してもらいたい」

  • Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

    海外組は3大会に参加!

    GP Ville Fleurie Chatillon (2/3/J)
    14位
    4×25km=100km
    1097m↑
    出走:香山選手(14位)

    今週末、香山選手はカテゴリー2の大会に参戦していました。登りの繰り返しで絞られた集団にしっかりと残り、最後は数的有利な状況を活かし単独で飛び出しました。10秒差のリードを作り独走でゴールを目指すも、残り10kmで吸収され、先頭集団後方の14位でゴールしました。今回は逃げ切ることができませんでしたが、今までのように徐々にと順位を上げ続けていることと、そして初めて優勝が目の前に見えたことが大きな成果と言えるだろう。

    香山選手によるレポート:

    コースは全体的狭くはないが、登り→平坦、下り→平坦の為、伸びることが多く前にいることがとても重要になった。
    スタートから前方を維持し、進める。 逃げが出来ては吸収される展開が続き、追走に入ったりもしたが結果的にはクリストフが入った逃げが一定時間決まる。 中盤ですべての逃げをキャッチしアタック合戦になると思ったが、corbasが人数を揃え組織的にペースを上げていたので参加。 落車も絶対にないし、アタックもされないので逆に楽だった。

    それからも前方を位置し、アタックはすべて自分、ユゴ、クリストフ、シリルで捌く。 登り区間のアタックで自分とユゴが生き残り、終盤30kmは20人程のサバイバルへ。強い選手が全員乗っていたので少人数のレースになった。 Corbasとしては二人乗れていたので、ユゴのアタックを追う等の自爆は避け立ち回る。 アタックはあるものの上手く反応し、決定打にはならない。 残り3周で隙が一瞬あったのでアタック。今回も逃げ勝ちを狙ったが、1周で吸収された。吸収される前からアタック合戦になっており、集団が割れたりするものの先頭集団を維持。 残り1周前corentinのアタックが決まり、1人vs小集団になったが、登りのアタックで耐えきれず少し遅れ平坦区間で数人と共に差がつまらなくなってしまう。 前もこの動きでcorentinを吸収し、分断も起きる。 最終的には先頭は5人のスプリント、その後ろに小集団、自分達でフィニッシュとなった。

    香山選手の感想
    今回も結果的には最後のガチアタックで遅れた形になった。 しかし残り3周のアタックは本気で逃げ切る算段があったし、チームメイトのユゴに有利に働くので良い選択だったと思う。それによって脚がなくなったとも取れるが、メンバー的に恐らくスプリントよりも逃げた方が勝率が自分の中では高かったので勝つことを求めてトライした。 今回も戦えた実感はあり、逃げが吸収されてしまった事が悔しい。 危険なアタックが起きることはわかっていたので前を位置し、難なく分断の際に前に残れたことは良かった。 次回はレースの規模がまた大きくなるので、しっかりテーパリングしてクレバーに走る事を徹する。(最後まで生き残る事が最もトライになる)

    La Bisou(グランフォンド)
    出走:塚本

    一方で、塚本選手は7月から来日する予定のヴァランタン・レイ選手と一緒に「La Bisou」というグランフォンドレースに参戦しました。下記は塚本選手によるレースレポート:

    「人生初のグランフォンド。 サポートは一切無い為、工具やスマホ、練習時の物は全て持って走りました。 恐らく250番手以降くらいからのスタート。 スタート時から雨が降っており山の方は2〜3°くらい。
    チームカーは無い為自力でジャンプアップして行き、GPMで何とか先頭付近まで戻ったが、10名程を行かせてしまった。 あと少しの所で追いつけなかったので、悔いが残る。
    その後は先頭からちぎれたチームメイトのバレンタンと同じ集団で落ちてくる選手をパスしながら、先頭を目指す。 最後はコースプロフィールの間違い、もしくはコース変更?で5Km近く短縮されて、よく分からずゴール。 29位?だと思います。 ただ、タイムでの順位なのでイマイチ参考になりません。 そうはいえ、とても良いトレーニングになりました。 」




    ベルギー遠征中の福田選手は、怪我の回復がうまく行きZutendaalというU23限定のケルメスに参戦していました。

    Zutendaal (U23限定ケルメス)
    6.5km×18周 = 117km
    出走:福田(52位)

    序盤からできた5名の逃げ集団を追走する形で、数名の選手と一緒に飛び出し、先頭に合流を図る。そこから1名の選手が単独でブリッジに成功したが、福田たちは追いつけることなくメイン集団に吸収された。結果としては、メイン集団でゴールすることになり、52番手でゴールを通過しました。

    下記は福田選手によるレースレポート:

    「今回は強弱を付けてアタック、追走だけに足を使う事を意識して走った。僕の出走何番が170番だった為、出走人数が多い事が分かっていたので、前でスタートを切ることが大事となり集団の後ろにいすぎてはただくっ付いてるだけのレースになってしまうので、最低半分くらいまでと考えていた。

    ゴールライン過ぎた後に自分、GBを含む3人の追走が出来、先頭とのギャップを詰めていく事は出来ていたもののローテーションが回らなく近づいた所でGBの選手がもがいていき、自分は付けず集団に追いつかれてしまう形となった。

    1個目の登りから絞られ結局10人程の追走になった時も上手く回る人数ではなく結局集団に飲み込まれると言った事が多かった。逃げ11人に入れず結局集団スプリントになり集団ゴールでした。」

    福田選手の感想
    「その中でも結果から言えば追走ができ、先頭に合流してる選手がいるのでどこかで絶対タイミングはあったはず。自分の最初のGBと行った追走はタイミングとしてはよかったのでそこはプラスに考えたい。
    でもあそこでもう少し後半を考えず、がむしゃらに追っていけてれば追いついたとも思う。
    今回のレースで走れていたからこそ、自分の死にものぐるい差が足りないのを感じたのでモチベーションはあがりました。」

    結果に繋がる走りではありませんでしたが、ナショナルチームの中でとても積極的な走りを見せてくれる福田選手なので、評価してもらえるだろう。これからの成長に繋がることは間違いないので、次のネイションズカップである「Ronde van Vlaanderen U23」に選抜される可能性はある。引き続き頑張ってほしい!