Race Report

AACAカップ第4戦:山本が2連勝!

毎月東海地域で開催されている「AACAカップ」の第4戦に参戦してきました。前回に引き続き長良川サービスセンターのレース会場での開催でしたが、通常と違いテニスコート周辺部分を除いた逆回りの四角コースで競われました。新型コロナウィルスの感染拡大が心配されており、大会が安全に行われるためにキナンサイクリングチームが尽力されている中で、我々山中湖シクリスムフォーマションも様々な安全策を実施した上での参戦となりました。今回はフランスから帰国したばかりの福田と香山を除き、日本にいるフルメンバーで参戦しました。

(c) The Key

AACAカップ第4戦 4km×25周=100km
山本 優勝
五十嵐 8位
山之内 完走
塚本 完走
トム 完走

作戦としては、全員の意見を考慮した上で、平坦で流れるコースではあるものの、コントロールできるチームがないことと、我々の中でスプリンターもいないことを踏まえて、攻めのレース運びを決意しました。調子の良い山本と五十嵐が終盤まである程度の力を残し、全員で逃げを狙う作戦で挑みました。

スタートしてアタック合戦が始まり、全選手がフレッシュで集団の中で休めることもあり、若干飛び出しては捕まる展開が繰り返される。10周回を過ぎたあたりでトム含む4名が飛び出し、20秒近くのリードを作る。一周したところで後方から2名がさらに追いつき、6名になるが、後ろも活性化し2周回逃げたところで再び一つになる。そして15周回を過ぎたあたりから今度は五十嵐を含む5名の選手が飛び出し、同じ20秒を超えるタイム差を作ることに成功するが、後方のメイン集団では橋本英也(ブリヂストンサイクリング)が追走をかけ、タイム差を10秒以下に詰めたところでアタックがかかり、3周逃げたところでもう一度振り出しに戻る。

しかし、トムと五十嵐が逃げている間では、後方に残っているメンバーが集団の追走を抑えたこともあり、合流するのに力を使わざるを得なかった有力選手は確実に力を消耗し、残り4周のタイミングでアタックをかけた山本含む3名の逃げには反応できないまま、差が27秒まで広がる展開に。後方では、五十嵐とトムが集団の動きを上手に抑え、山本らの逃げ切りが避けられない状況に持ち込むことに成功。絶好調の山本も非常に力強い走りで逃げ集団を前々へと引っ張っていく。そして最終局面で若干のけん制がかかったところで、山本が3番手から一気に仕掛け、最終コーナーを先頭で曲がり、そのままリードを広げながら先頭で先週の大磯クリテリウムに引き続き2連勝を飾る。

後ろのメイン集団では五十嵐がスプリントに絡むも、5番手でゴールし、8位に。

山本の感想

「橋本選手の追撃が心配だったので、橋本選手の入っていない逃げを作ってから勝負をかけることに心がけた。後方ではチームメイトが集団を抑えてくださり、得意なロングスパートで優勝できた。5月に向けて調子を上げてきたが、これから大会がどうなるかが分からないので、スケジュールを一旦見直して、次の目標に向かっていければと思う」

トムGMの感想

「5人で出走した大磯クリテリウムでも人数を活用した上で勝つことができたので、山本選手をはじめ選手たちには今度はロードレースで同じ勝ち方を実現することが次のステップだと伝えていた。今日はそれを見事に実行してくれた。逃げるまでの運び方と、逃げてからの山本の強さが今日のレースのカギになった。今後は新型コロナウィルスの感染拡大が心配されるので、活動を一旦止めることになるが、この時点で2勝しているチームはそうないと思う」