Formation,  Race Report (JP)

鈴鹿ロードレースクラシック

前日は、鈴鹿サーキットの方で開催された「鈴鹿ロードレースクラシック」に参戦しました。58kmという短距離にて行われましたが、国内の有力コンチネンタルチームがフルメンバーで参戦しているなど、とてもハイレベルな大会となりました。来年Jプロツアー昇格に向けて、UCIコンチネンタルチームを相手に戦う滅多にない機会として、現在の国内メンバーでどこまで戦えるかを評価できるチャンスでした。また、9月20日放送のドキュメンタリーの計画の中で、NHK甲府放送局に密着して頂いた中で、残念な結果で終わる選択肢はありませんでした。

鈴鹿ロードレースクラシック
58km
参加メンバー:
福田 17位
塚本 57位
レイ 86位

ゴール後の登りの頂上から一ヶ所を除いて、道幅が広く流れるコースであること、そして多数のコンチネンタルチームが参戦してアタック合戦の中で影響するチームプレイが多いことから、序盤から逃げが決まる可能性が低く、決まるとしたら中盤を過ぎてからで10名以上ないと逃げ切ることも難しいと予測し、従ってメンバーの少ない山中湖CFは序盤は余計な力を使わずに集団の中で待機することにしました。終盤は、福田選手をエースとして、アタックに塚本、レイ、福田の3人がアタックの流れに付いていき、ローテーションにあまり加わらずに逃げ切りを狙うこと、そして決まらない場合は福田のスプリントに切り替えてレイ選手と塚本選手がラスト1kmまで前に引き上げることを視野に入れて動くことにしました。

予想通り、アタック合戦が繰り返されるものの、決まることがないまま距離が経過していく。福田が集団前方に位置を取って展開を見逃さないようにしつつ、タイミングを伺う。大きな変化があったのは5周目、8名の逃げが12秒ぐらい先行していたところで、福田を含む4名の追走ができ、逃げ集団に合流する。作戦通りの展開になり、福田もタイムを稼いでおくためにローテーションに加わるも、有力な外国勢の動きを見てグループの後方に位置することを決意。

しかし一旦決まったと思いきやこの逃げには宇都宮ブリッツェンとブリヂストンサイクリングの選手が含まれていなかったことから、この2チームが列を組んで追走を図る。ラスト2周に入るところの登り区間で一気に差を詰め、それを確認した先頭集団からキナンサイクリングチームのルバ、そしてマトリックスパワータグのアウラ―とトリビオだけが更に飛び出して、小人数で逃げ切りを狙う展開に。

逃げ集団の中で力を使った福田に塚本が合流し、集団前方に位置を保つ動きに協力する。残り5kmのペースアップに福田が上手く反応し、下り区間に入るところで上位に入っていることから、終盤まで他のチームの列を使って番手を下げないことに何とか成功。最終コーナーは5番手で曲がり、先頭付近から自らスプリントを開始するも、残り距離がまだ長くラスト100mで大きく番手を下げ17位でゴール。

福田選手の感想

今日は思い通りの展開に持ち込むことができ、最終的には結果には繋げられなかったにしても、流れとしてはとても良かったと思う。調子の良さも確認できたので、次のレースに繋げていけるように引き続き頑張っていきたい。

トムGMの感想

今日は予想通りの展開になり、それを上手く予測できたことで、選手たちも作戦通りの動きをすることができ、大きな結果を残すまではあと一歩足りずだったと思うが、コンチネンタル登録をしている数チームよりはずっと良い動きが出来たことは間違いない。枚数が少ない中で選手たちは選択肢を間違えなかったと思うし、塚本選手も福田が後ろに下がりそうになった時も自らそれを上手く補い、良いサポートが出来たと思う。やはりヴァランタン選手のコンディションがなかなか上がらないこと、そして日本人選手がまだコミュニケーションを上手く取れていないことが大きな課題として残っていると思うので、枚数が少ないからこそ全員がもっと一体となって、一緒に走ることに徹底していきたい。