Formation,  Race Report (JP)

全日本選手権ロードレース

先週末は隣の富士スピードウェイにて日本の頂点を決める大会、全日本選手権が開催されました。出走していたジュニアとU23カテゴリーとも、山中湖シクリスムフォーマションにとっては、思うような結果は残せませんでした。下記はレースレポートとなります。

全日本選手権U19ロードレース
10.3km×15周=119km
出走:
山之内選手 DNF

金曜日に開催されたジュニア男子に山之内壮真選手が出走しました。山之内選手は、4月に開催されたツール・ド・葛尾の今年2度目の鎖骨骨折以来のロードレースとなりました。トレーニングは再開しているとはいえ、強度を上げると鎖骨に痛みが発生する状況が続いており、万全状態だとは言えませんでしたが、全日本選手権ということもあり、心残りのないように今のベストを尽くすつもりでの出走でした。

一周目からペースが上がり、暫くは先頭付近でレースを進めましたが、3周目辺りからコンディションの不足を痛感し、ドロップしてしまいました。

トムGMの感想

山之内選手は、鎖骨骨折上がりで調子が上がり始めていたところで再骨折するという、苦い体験をしてしまった。その中では、全日本選手権のスタートラインに立つだけでも大変だっただろう。コンディションは低いことは十分に認知していたので、オーバーペースになってしまうのは予想が付いていたが、せっかく出走するのなら、レーサーとして最低限は終盤までは残りたいのも事実。今の自分のレベルであることを受け止めて、鎖骨の状態を確認しつつ、出来る範囲の準備に集中してもらいたい。

全日本選手権U23ロードレース
10.3km×15周=119km
出走:
福田選手 28位
森崎選手 DNF
塚本選手 DNF

ジュニアに引き続き、U23男子のロードレースに福田、森崎、塚本が参戦していました。視界不良の状況が続いていたため、8時スタートの予定だったのが1時間延長され、9時から4周短縮の119km(前日のジュニアと同様の距離)となりました。雨は降っていませんでしたが、霧の中で湿度がとても高いため、ウェットなコンディションが続いていました。

日本一を決めるこの大会は、地元開催ということもあり、チームにとっても、選手個人にとってもとても重要な大会でした。最近、好調を見せていた福田選手のことを意識しつつ、前々でレースを進めるようにという作戦でしたが、レースが短縮されたこともあり、序盤は冷静に走り、後半から動き始める作戦に切り替わりました。

ウェットなコンディションで、序盤から集団が半分近くに絞られる中、アタックが続いても決定的な動きにはつながらない、とういう状況が繰り返される。雨が苦手な塚本選手が落車しかけ、若干の差を埋めることが出来ずレースを終えてしまう。60名前後になったメイン集団の中には森崎と福田のみになる。

60名前後になってから、コースになれることと、位置取りが楽になってくることもあり、集団の人数がしばらく安定してくる。森崎選手は、余裕が少なく前方と後方を前後することが多い一方、福田選手が先頭付近から離れずに、自分の出番を待つ。 9周目辺りに森崎選手も力尽きで遅れてしまい、レースが終了してしまう。全てが福田選手に託されることに。

大きな動きがあったのは残り3周。早稲田大学の小野選手が単独で先行し、5名が追走をかける。タイム差が1分を超える場面もあったが、メイン集団の活性化が止まらず、結局は吸収される。終盤のペースアップにより福田選手は余裕がなくなり、ばらけるは再びまとまるの繰り返しの中で先頭グループに食らいつくことでいっぱい。土砂降りの雨が一気に降ってくるタイミングで、ラスト一周に突入する。

有力選手が次々と自分のチャンスを伺ってみると余裕のない選手たちはサバイバルになる。5km地点で何とか20番手を保っていた福田選手が登りで離され、オールアウトしてしまう。先頭集団が15名程度になったところでラスト1kmの登りが登場。チーム右京の武山選手が強烈なアタックをかけ、ブリヂストンサイクリングの沢田選手が追走をかけるも、あと一歩届かず武山の勝利となった。福田は、ラスト3kmで大きく遅れ28番手でゴール。

福田選手の感想

後手を踏まずに必要な時にしっかりと動くことができたが、最後は力負けで勝負に絡めなかったのが悔しい。もっと力をつけて、早く勝負できるようになりたい。

トムGMの感想

チームウァークの期待がかかっていた塚本と森崎はレースに影響を与えることが出来ないまま遅れてしまった。その後、福田選手が一人でレースの流れを上手く把握して、丁寧に走ったが、勝負に絡む力が足りないという結論になってしまった。大きなレースに対して、経験不足を痛感した大会となった。福田選手に関しては、2週間前のJPT交流戦で同様のコンディションで7位に入った(U23としては今日3着の今村選手にだけ先行されて)ので、良いパフォーマンスではないと言える。全てが今回の全日本選手権にかかっていたわけではないので、損はないが、後半戦の流れに影響のないように、次の大会でしっかりと良い方向を取り戻したい。