Formation,  Race Report (JP)

群馬交流大会:プロの中で福田選手が7位!

土~日とも、群馬県の方で開催されていた「群馬交流大会」に参戦してきました。土曜日はJプロツアーチームとJエリートツアーの上位選手が混走し、180kmコースにて上位争っていました。そして日曜日は同コースを12周し総合距離74kmにて通常の「E1」大会が開催されました。土曜日は福田選手が7位、日曜日はエンリック選手が2位と二日とも積極的に展開を作った走りをしたものの、優勝には届かず、Jエリートツアーでの連勝が5連勝で終わりました。下記は群馬の遠征レポートになります。

群馬交流大会
Jプロツアー+E1
180km
出走選手:
福田(7位)
森崎(37位)
トム(DNF)
エンリック(DNF)

先日の栃木遠征から福田選手がナショナルチームから復帰し、大雨が降り続ける中、山中湖シクリスムフォーマションから久しぶりに4名の選手が出走した。福田選手と森崎選手とも、180kmというレース距離は初となることもあり、日本勢は100km地点まで力を温存させ、終盤にかけて徐々に動き出す一方、本場の経験が豊富なトム選手とエンリック選手は序盤から展開を作る作戦で挑んだ。しかし、スタート直後にトム選手が落車を避けつつも怪我し、エンリック選手は不調により遅れてしまい、速い段階からフランス勢の二人がレースを降りることになる厳しい状況となった。

序盤から戦力が日本人選手の2名に絞られたが、作戦を変えずに終盤に備える走りに徹底した。アタック合戦が繰り返された末、複数名の逃げ、そして追走集団もでき、レースがようやく安定することに。森崎選手と福田選手は有力チームの側で集団前方に位置を取り、冷静にレースを進ませる。

120kmが経過した辺りから、マトリックスの攻撃で4分遅れて走行していたメイン集団が分裂し、大きく二つに割れることに。森崎選手は後続グループに取り残されるも、福田選手はしっかりとエース選手が集まる追走集団に入り、先頭を追っていく。先頭とのタイム差が一気につまり、残り5周あたりから1分を前後する状況に。

多少のシャッフルがかかり、先頭集団はブリヂストンサイクリングから窪木選手と序盤から逃げ続けた石橋選手、そしてマトリックスパワータグからホセ・ビセンテ・トリビオ選手の3名に絞られる。福田らは残りの数十秒を詰め切れず、残り2周辺りから逃げ切りが確定するも、福田は上位に食い込めるように最後の勝負に備える。窪木選手(ブリヂストンサイクリング)が勝利を飾り、4位争いの集団では、福田選手が上手くスプリントの流れに乗り7位でゴール。後続集団で走り切った森崎選手は、ラスト一周でサングラスを落とした関係で遅れてゴールしたが、しっかりとメイン集団内で完走を果たした。

福田選手の感想

最後まで勝利を目指して走ったが、先手を取った3名に逃げ切られる形となってしまった。Jプロツア―のエース選手が大勢いる中で7位でしっかりと結果を残すことが出来て嬉しい。今後は、もっと積極的な走りをした上で最後まで優勝争いに参加したい。

トムGMの感想

フランス人選手が早々脱落する中で、日本勢がしっかりと仕事を果たしてくれた。2人とも5時間を超えるレースが初めてだった中で、それぞれの課題に対して一歩前へ進められたと思う。

群馬6月大会
E1
74km
出走選手:
エンリック(2位)
福田(DNF)
森崎(DNF)

前日、雨の中の180kmを走り切った若手の2人がどう回復してレース展開に影響できるかが注目されているDay2。疲労がある中でも、レベルが一段下がるため、脚を溜めて終盤に集中する走りではなく、序盤からレースを作った上で前で勝ちパターンを作るレースが問われた。前日、走り切っていないフレッシュなエンリック選手に頼ることもできるため、E1 6連勝を目指して挑んだ。

序盤から山中湖CFの3選手が集団前方で固まり、交代でアタックの流れに乗っていく。しかし、ゴールラインを通過する際に先頭付近にいた一名の選手がバイクのコントロールを失い、大きな落車の原因となる。近くに位置していた森崎選手が巻き込まれ、大きな怪我はしなかったが、ペダルと靴が壊れてしまい、出走がを断念する。

引き続き、残りの2名が積極的にレースを作っていく。2人ともラファサイクリングクラブの中里選手のアタックを機に活性化した集団を先行する形になり、数名の逃げ集団が出来るも、それと同時に福田選手の後輪がパンクしてしまい、出来たばかりのグループから脱落する。エンリックをはじめ残った6名の選手が協調を取り、そのままメイン集団と差を開けていく。

一人となってしまった好調なエンリックがペースアップを繰り返し、逃げ集団の人数を徐々に減らしていく。エンリックが連続で中間スプリントを獲得する一方、6名から5、4、そして最終的に3名に絞られる。タイム差は1分を前後し、後続のメイン集団がそれ以上にペースを上げることが出来ないまま、逃げ切りが濃くなる。優勝争いはがラファサイクリングクラブの中里仁選手、ゼロの塚本隼選手、そしてエンリック選手の勝負となる。

ラスト一周の心臓破りでエンリックがまたペースアップし、塚本選手が千切れるも、中里選手が番手に付き協力しない。スプリント力がある塚本選手の復帰も避けたいエンリックが一定のペースで引き続け、残り400mに再び3名となる。2番手に着いたエンリックが残り175m辺りからスプリントを開始した中里選手にしっかりと反応するも、内側に閉められ、2着に留まる。

エンリック選手の感想

今回は調子がとても良かったが、結果的に勝利を逃がしてしまった。3番手に着きたかったが、ラスト1kmは思うような展開にならず焦った部分もあったかもしれない。本来だと、自分からスプリントを開始するのが得意なのにも関わらず、中里選手に先行されてしまった。

トムGMの感想

福田選手、森崎選手、そして自分がそれぞれの理由でレースに参加できなかったにも関わらず、1人で戦うことになったエンリックが最高のパターンにレースを持ち込むことが出来た。最終的に勝利を逃してしまった悔しみはあるが、状況にしては2位でも文句は言えないと思う。