Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

香山選手がフランス初表彰台獲得!

先週は、木曜日は祝日だったこともあり、フランス滞在中の香山選手と福田選手がそれぞれ2つの大会を出走しました。木曜日は、香山選手はPéronnasのナイトクリテリウム(カテゴリー2)、塚本選手は「Les 3 cols」というグランフォンド大会、そして日曜日は「Circuit des Monts du Livradois」というエリートナショナルの山岳ラインレースに参加しました。

木曜日は、塚本選手が14位、そして香山選手が3位と、二人とも確実な成長を見せました!特に、カテゴリーを問わず、今まで10位以内に入ったことがなかった香山選手ですが、フランスに来てから初の表彰台獲得と、自信になる成績を残しました。それぞれの大会レポートを是非一読ください!

Nocturne de Péronnas
カテゴリー2
1.8km×40=76km
出走:香山選手(3位)

人生初めてのナイトクリテリウムでした。コースは1.8kmでコーナーが6箇所。クリテリウムらしいテクニカルなレースでした。

今回はリカバリーウィークから復帰した週であるという事、vc corbasが比較的人数を揃えている事から序盤は様子を見る事にした。
逃げにはmeniniとfloが入ってくれたので完全にフォローのみに回る。

序盤は正直うまく身体が入ってない感覚、うまく集中出来てない感覚があったが、半分を終えるとしっかり集中して身体が入る感覚が出てきた。
終盤先頭の逃げが捕まったタイミングで集団をごぼう抜きして先頭に行き、その勢いのまま一人のアタックに反応した。そのまま2逃げが形成され、後ろから1人ブリッジ、後から3人ブリッジで6人となる。
6人の中にcyrilがいたので合流と同時にアタック。これなら自分は逃げるだけだし、cyrilはツキイチでレースを進められる。
一周独走したところで2人にブリッジされる。これは予想外で望んではいなかったが、最後1周は3人の戦いに。1人(2位だった選手)はツキイチだったが、全く引く気配が無かったので2人でローテーションした。1人で引き続けるのはまずいけど1.8kmなのでいざこざをする暇もなくレースが進んだ。追走も来ていたのでペースを落として敵が増える可能性を一番のリスクとした。

結果的にスプリントになり、追走から猛烈に伸びたスイス人選手が1位、もう1人に捲られて3位だった。

今回は狙いはおおよそ上手くいき、終盤に上手く逃げを形成する事が出来た。そのままタイム差を取りながら、一人で独走に入ったところまでは完璧だったと思う。
しかし3人になってからは失敗もあって、僕の狙いでは独走をしっかり決める、また最後早がけをするべきだったと反省している。勿論スプリントに挑戦してみた訳だけど、最後2をしっかり自分の前に出して早がけを出来れば勝てたと思う。
それでも特別スプリントに苦手意識はないし、残り500で自分の後ろに選手を残してしまったからスプリントに集中する結果となった。

追走からありえない勢いで一位を取っていったスイスの選手には完敗(想像してなかった)としか言いようがないが、早掛けを決めていれば追い付かれなかったと思う。

今回も勝てなかったけど、まずは一桁リザルトを取れたことは嬉しい。メンバー的にもカテ2でしっかり勝てる自信がついたし、スプリントに挑戦したことは自分に取って戦略の幅を増やす上で経験になった。

Les Trois Cols
グランフォンド
99km
出走:塚本(14位)

高強度トレーニングをしたあと、前日の夕方に誘ってもらい急遽出ることになったトレーニングレース。

メンバー
Christophe Menini
Cyril Bruyas
Romain Grimal
Ludovic Mougel
自分

10分以上の登りを数回登る、ほぼラインレース。

他チームの出場者も、レースで良く見かける選手が多かった。

結果14位

前日の疲れもあった為、前半は様子を見ながら、Cyril, Romainと交代で仕掛けて行く。
1つ目のGPMでCyrilと去年のフランスシクロクロスチャンピオンを含む数名が抜け出し、自分達は集団で追走の動きに反応しながら待機した。
この時点ではすぐに捕まると思っていたのだが、後に集団の人数も絞られてしまい、かつ、平坦があまり無かったので結果的に捉えきれなかった。
2つ目の大きな登りでは集団は完全にバラバラになり、ヒルクライムレースの様になった。
この登りで千切れたChristopheだが、下りと少しの平坦で何とか戻って来てくれたので、助かった。
そこからは、皆でローテーションし先頭を追う。
終盤になるにつれて、距離は余り長く無いが勾配がキツくなって行く。
徐々に集団も人数を減らしていき、最後の大きな登りでは4人に絞られた。

そのまま、ゴールまでローテーションしながら行く。
ペースもいい感じで先頭も近づいて来たが、先頭が近くにつれてラスト15kmくらいから牽制モードに入ってしまい。
後ろから6名程に追いつかれ、ごちゃ混ぜになってゴールした。
Cyrilが3位に入り、次に自分が14位。

急遽出ることになったレースだが、良いトレーニングになった。

Circuit des Monts du Livradois
エリートナショナル
出走:
香山(67位)
塚本(DNF)

香山選手のレースレポート

山岳がメインになるエリートナショナルレース。中でも約50km地点に一番大きな山岳(7~8km)を挟み、最後の周回は殆ど上りと下りを3周する。
また今回気温が30度を超え、暑さに苦しむレースでもあった。

今日の自分のオーダーは50km地点の山岳を先頭で入り、危険な動きをチェックすること。

今回はスタートから前にはいかず、落ち着いて集団中盤で様子を見た。逃げが先行する事もあったが、ペースが決定的に落ちない集団に対して逃げ切りはあり得ない様子だった。

非常に暑く、比較的平穏な序盤から水分、カロリーの補給を徹底した。

35km地点から動き始め、集団の先頭に一気にジャンプアップし、位置を固める。valentin Jと共に動き、常に15番手以内に位置し続けた。
峠が始まるとBourgが組織的にアタック(アシスト選手を揃えてアタック)し、ペースが一気に上がる。自分は位置を少しずつ落としながらにはなったが、先頭集団の最後尾(5人と共に頂上ではホンの少しギャップがあったが)で超え、先頭に残ることが出来た。
人数は大きく減ったが、そのあとで大きな集団が合流したので振り出しに戻った形になった。

そこからの少しの平坦で一気に補給し次に備える動きを取ったが、この辺りから段々と身体が動かなく(恐らく暑さによる影響)なった実感があった。

そのまま周回に入り、何とかプロトンでレース進めたかったが、周回の山岳(約4~5km)においてgpm残り1km地点でドロップしてしまった。(レースとしては90~95km地点)

そのあとは同じくその山岳後半で遅れた10人ほどのグルペットで走り、抜け出しもあって(精一杯で反応する余裕は皆無だった)3人でフィニッシュラインには帰ってきたが順位は不明。

総評としては、今回のエリートナショナルも出し惜しみせず力を出しきれたと思う。
良かった点は今までと違い、他チームの動きを完璧に見れる先頭に位置し続けられた事、最初の勝負所の山岳で耐えた事、水分補給を怠らなかった事(ボドルは計6本飲んだ)、当たり前だが最後まで諦めなかった事。心拍数は良く上がっていたし、山岳のアタックに耐えた事から休養後の調子は良くなっていると言えると思う。

悪かった点は周回に入ってドロップしたことに尽きる。これは明らかな力不足で、やはり後半のアタックやペースアップに対応する身体のタフさ不足を感じる。大きなミス(補給、メカ、ポジショニング)は無かったと言えるので確実に能力の差だと言える。少しずつでも改善していきたい。

今回はフランスに来てから初の非常に気温が高いレースになった。後半明らかに熱にやられた(ちかちかする、身体が支えにくくフラつく)が、しっかり順応して次回は良くしていきたい。強い選手はマネジメント含めどんな気候でも強い(勝ったのは寒かったmontlconの山岳賞の選手)ので、その意味も込めて身体を強くしていく。

今は暑さによる頭痛があるが、水分/栄養をよく摂って寝て、回復させていきたい。

塚本選手のレースレポート

気温は32°で久しぶりにとても暑いレースだった。

チームからは、51km地点で集団前方に位置取る、もし出来れば登りが強いアレクサンドが集団に埋もれていた場合、アレクサンドを集団前方に引っ張って欲しいとの指示。

スタートは主催チームを除く最善列でスタート。
その後も位置をキープして、序盤のアタックにルカとユゴ、自分で反応して行く。
序盤からスプリントポイントがあったので、先頭は落ち着かなかった。
マイルはかなりキツそう。
逆にルカはかなり調子がいいらしい。
大きな逃げは決まらないまま、1つ目のGPMを超えた。
補給地点があったのだが、
ボトルを落とすというミスをしてしまい。
甘いジュースが半分残った、1本のボトルで次のGPMまで耐えるしか無かった。
チームカーに取りに行く事を真っ先に考えたが、実行出来なかった。
コース的に集団の動き(先の動き)が読めないのと、確実に戻れると言う自身が持てなかった。
あとから考えたら、絶対に取りに行くべきだった。
反省したい。

そして最難関のGPMが近づいて来たので、もう一度チームメンバーの位置を確認する。
香山選手とバレンタンJは彼らの指示通り45km地点で先頭に。
ユゴは自由に。
自分は、アレクサンドの近くで走った。
マイルはすでに見当たらなかった。
51km地点では、集団前方に上がって行ったが、
登坂力の無さで
登りではじわじわと集団後方に落ちてしまい、登り切る前にドロップした。
そのあとは、後ろからルカにもパスされ、千切れたユゴのグループに拾われた。
チームカーが来たので、ここでやっと水を手に入れた。

その後はグルペットで距離を消費して行くが、最後の周回コースを1周走って、DNF になった。

登坂力の無さとチームカーの使い方が下手くそな問題を解決したい。
また、登りで集団内を走っている時、登り始めるとキツイ訳では無いのに番手を下げてしまう事が多いので、もったいないと思った。

ただ、走り方は少し分かった気がする。集団の動きやチームがどこに居て何をしているのか、また自分は何をすべきか考えられる様にはなった。

あとは、力の問題だと思う。
練習で改善して行きたい。