Formation,  Race Report (JP)

JBCF 宇都宮2連戦:土日とも優勝!

今週末は栃木県宇都宮市で開催される「宇都宮ロードレース」(土曜日)と「宇都宮クリテリウム」(日曜日)に参戦して参りました。ロードレースはエンリック・ルバース選手、クリテリウムは森崎英登選手がそれぞれ勝利し、東日本ロードレースに続いてJBCF3連勝を飾ることができました!そして本日、福田圭晃選手がパリのシャール・ド・ゴール国際空港に向かい、明日(5月14日)に帰国する予定なので、これから塚本選手の帰国と山之内選手の復帰と、国内組の人数が増えていく予定です。下記は両日レースレポートとなります:

宇都宮ロードレース E1
6,7km×6周=40,2km
出走選手:
エンリック 1位
森崎 6位
トム 52位

チームの作戦
長い登りの含まれない、パンチ力が問われるコースなため、いずれの選手も、どの展開でも勝利できる有利な状況だったが、前々で展開し数的有利な状況を作った上での勝負に持っていくことに心がけスタートしました。

レースレポート
大きな動きがあったのは2周目の鶴カントリークラブの登り。エンリックを含め5名の有力選手が先行し、その後ろが離されていく。

チームのエースであるエンリック選手が得意としているパターンに持ち込むことができているが、本来のプランであった更に数的有利な状況を作っていくために、トム選手を中心にメイン集団の活性化を図る。しかし、追走集団ができても協調する選手がいなく、ローテーションできずに終わってしまうパターンが繰り返される。

先頭集団では、残り2周ではエンリック選手が一度アタックを試みるも、全選手が付いていくため、スプリントで勝負する作戦に切り替える中で、1名が脱落する。残り1kmから先頭を取らされるが、500m付近から後ろの選手が抜いていき、4番手に位置を取る。自分が得意とするタイミングでスプリントを開始し、ゴールラインまでもがき切り優勝。

一方のメイン集団では、森崎選手が頭を取り6位に入ると、全開に引き続く結論となった。

エンリック選手の感想
全ての選手が自分を意識して走っているプレッシャーを感じながらも、自信はあったので、4番手に下がることができた時点で自分の勝利を確信した。振り返ってみると、自分が得意としている登りでそこまでペースを上げる必要はなかったが、調子が本当に良く、2連勝出来て気持ちがすっきりしている。

森崎選手の感想

前日の群馬では自ら逃げに乗って行くことがなかったため、今回のレースでは積極的に前で展開してみた。前半にできた逃げに乗ったが吸収され、カウンターでエンリックの逃げが行ったので、最後のゴールに備えた。ゴールスプリントで集団の頭を取れたことは良かった。

トム選手の感想
エンリックは優勝をしてくれたが、実質エンリックに任せっぱなしの展開になってしまい好ましくない流れだった。前に行ける位置にいたのに抑えに入る決断をした自分をはじめ反省すべきだと思う。エースのエンリックが乗っていたにしても、単数で参加していた有力な平井選手等からしてみれば、複数人出走している私たちに対して1対1は理想的な状況だった。その後、追走で合流できると思っていたが、エンリックも前でローテーションに入ってしまったこともあり、相手チームの協力抜きでブリッジできるタイム差ではなかった。個人としても、チームとしても実は多くの反省点を残した大会だったのは正直なところだが、結果は良かったので、とりあえずとてもほっとしている。

宇都宮クリテリウム E1
3km×10週=30km
出走選手:
森崎 1位
トム 6位
エンリック 14位

チームの作戦
エンリックとトムのコントロールを通じてゴールスプリントに持ち込んだ上で、細かくトレインを組んで森崎選手を発射する作戦で挑みました。エンリックはコーナーの連続区間手前の残り1.8kmから先頭を取り、トムが残り900mから最終コーナー手前まで引き、森崎がスプリントという手順。できれば、二人の選手を表彰台に送り込めるようにしたい。

序盤はペースが比較的に早かったが、2周目辺りに入ってから緩み、一定のペースにスイッチした。アタックはかかったが、決定的な動きはなく、トムもエンリックもあまり反応する必要がなくフレッシュなまま終盤に差し掛かった。

残り3周あたりから、集団前方で固まり、エンリックが先頭、トムが2番手、森崎が3番手で位置取りに集中しはじめる。ラスト1周に入ってから、更に10番手付近にあがるも、森崎がトムの後ろから一旦離されてしまう。確認しながらドアをうまく開けるように右側から先頭を取り、折り返し区間をエンリック、トムを先頭に、森崎を5番手で入る。

森崎を3番手に戻すために一旦ペースをゆるみ、適当なタイミングでトムが先頭を取る。付き位置に復帰した森崎が最終コーナー手前で左から抜いていき、ワン・ツーで最終コーナーを曲がることに成功し、森崎がそのまま1着。ラスト100mで失速したトムが6位、エンリックが14位でゴール。

森崎選手の感想
完全に自分を勝たせる作戦。ラスト3周からは完全に前でトレインを組み、エンリック、トム、自分の順番で走り続けた。ラスト一周のコーナーでトムとの間に2人入られてしまったがラスト2コーナーでトムの番手を取り戻すことができ、そのままスプリントを開始、先行して優勝することができた。2人のアシストに本当に感謝している。

エンリックの感想
今日は森崎が勝ったはとても良かったが、もっと上を目指しているなら、番手を許す癖をなくさないと、ハイペースなスプリントになった時にそう簡単に番手を戻すことはできない。トップレベルなスプリンターは自分のトレインから外されることはないので、本人は勝利を喜びながらも、今後に繋がっていくとても良い勉強になったかなと思う。

トムの感想
森崎選手が優勝してくれたのでそこまでの反省はないが、発射役のチームメイトの後ろにずっと付いてから自分のタイミングで先行するのがスプリンターの仕事。ずっと3番手にいてくれていたら、ペースを緩む場面を作ることなく、一列のままゴールまで行けたはず。その場合、自分が先頭を取る際にエンリックが作戦通りに森崎の後ろに番手を取っていたら、ワンツーまで考えられていたと思う。とはいえ、未熟な森崎が良くそこまで走ってくれたと思うし、ほとんど作戦通りに優勝できたのは、非常に嬉しい。