Formation,  Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

香山選手のDN3フランスカップ初参戦レポート

前日水曜日8日は、フランス組が2つの大会に参加しました。香山選手は、今年フランスカップの第2戦となる「Tour de la Communauté d’Agglomération Saint-Avold Synergie」に選抜され、Vélo Club Corbasのエリートチームの正メンバーとして出走しました。研修期間中の福田選手は、他のメンバーは県選手権に参加していたため、コーバのアテンダントを務めるクレマンに「Course du Campus de Saint-Martin-d’Hères」というカテゴリー2の大会に連れて頂き、単独で参加してきました。

2人による大会レポートをお伝えします!↓

DN3フランスカップ 第2ラウンド
Tour de la Communauté d’Agglomération Saint-Avold Synergie
160km
2200m↑
出走:香山 59位

低い気温、常に雨、場合によっては横風に煽られる天気。
100kmのラインの後10kmの周回を6周する。周回は基本的に登りで10%越えの200mを一回、平均5~6%の1.5kmを一回、平坦の後に5~6%の2km、下って平坦のフィニッシュというレイアウト。

雨対策のウェアの選択として長袖インナー、no rainアームウォーマー、半袖ジャージ、ギャバ、no rain手袋、velotoze、サイクルキャップ
足にはレース用oilの上からワセリンでコーティングした。

補給は経験を生かして固形を多目に、終盤ジェルへ移行した。バナナ、バー3本、ジェル5本。

スタートからアタックがかかり各チームが対応する。自分も一度5人と抜け出したが、吸収された。その後逃げに入ったhugoとlucasが約15人と結果的に100km逃げる仕事を見せてくれた。

逃げに2人入ったのでloicとalexとコミュニケーションを取り、補給も早い段階から取り始める。

途中横風の動きもあったものの、その時はしっかり前を押さえたので問題はなかった。

大きな動きは無いまま周回コースへ向かい、周回に入る前のアタックには反応した。(すぐに捕まった)

周回に入ってからは毎周アタックがかかる。最初の2周は完全に前で展開し、アタックに対してもalexと対応した。
しかし毎周高い強度のアタックがかかり、段々と余裕が無くなり始める。反応は出来るが、反応でいっぱいいっぱいといった形。
残り2周で余裕はなくなり、プロトンで耐えるものの先行集団が出来上がる。alexは先行が出来る前に単独アタックしていたので実質的に上位はalexに託す形になった。ここは力で入ることが出来なかった。

残り一周の各登りで元々プロトンだった集団はバラバラになり始める。自分は最後の登りまでは耐えたがそこからのアタックで遅れ始め59位でフィニッシュした。最後まで踏み続けたが、目標のtop30に入ることは出来なかった。

香山選手の感想

まず最初に言いたいのは自分の実力を出し惜しみなく発揮してこの立ち位置という事。今回は大きなミスもなく、ただ単純に脚がいっぱいになって終盤に出来た先行集団でレースを展開出来なかった。

雨の160kmレース、フランスカップという事で得られるものは多かった。まだまだ強くならなければいけないが、ステップアップになったと思う。

1つだけ染々と感じるのが身体のタフさが不足しているということ。終盤になって身体が全体的に疲弊してくると、パフォーマンスが低下するように感じている(当たり前なのだが、他の選手よりもその欠点を感じる)
別府選手にも身体をタフにする作業が大切(斎藤さんのメニューに通ずるもの)とアドバイスを頂いているので、更に強化を測りたい。

今回はdn3という事で実質同レベル帯の最高峰のレースとなった。とにかく、ここでトップ30/のちに優勝争いに加われる実力を目標にしたい。

トムGMの感想

悪天候の中の長距離に挑んだ香山選手は、チームに貢献した走りを果たした上で、メイン集団の中でしっかりと完走しました。ジュニアカテゴリーを卒業したばかりの選手としては、果たすべき走りは果たしてくれました。しかし、最終周回でメイン集団から千切れたのは、まだ余裕を持って走れていないことを示しています。フランスで良く行われるハイレベルなラインレースでしっかり展開を作って走り切ったことは、大きな取得と言えるでしょうが、次からは順位を狙う走りが出来るようにならないことも事実なので、引き続き頑張って頂きたい!


Course du Campus de Saint-Martin-d’Hères (GMC 38)
2/3/J
1,65km×55 = 91 km
出走:福田 6位

今の自分では結果を残しやすい2.3.Jと言う事もあり、1位と言う結果だけを狙って出走した。
平坦コースの今回は自分が得意とするコース、しかし意外にインターバル、風、路面がウェットと言う事もあり冷静さが必要。また、Grenobleというチームが16人出走していたので、アタックに注意する走りを心掛けた。

スタートからGrenobleがアタックを勃発する。
自分は常に10番手程のいつでも動ける位置をキープしつつ、常に状況が目まぐるしく変わる展開だったので自分も前で動きつつも足を溜める動きをしていた。

逃げに乗る事もあったが、今回は自分から踏んでいくのではなく周りを踏ませて、自分の足は使わない走りをした。
Grenoble,SaintÉtienneが逃げに乗ったら、集団が機能しなくなるのを走っていく中で感じたので、2チームどちらもが入いる逃げになったら自分も乗る事にし、2チームが逃げた時は僕も逃げに入るようにした。

レース後半、Grenoble2名が先行する形になり、これを追うSaintÉtienneが集団をコントロールしたので自分は休み、足を溜める。
ラスト11、10になった所で2名が捕まり、ラストへ向けたアタック合戦が勃発する。

ペースが常に早い中、隙を狙ってアタックしていく選手が出てくる。
残り5周で6人の逃げが出来が、残り2周で4人キャッチする。残り2人は捕まるか捕まらないかの境目。
ここで集団がお見合いになり、牽制状態の所で2人が追走し、集団は追う事なく最終ラップに入り、前4人を捕まえることは無く、集団スプリントになり6位で終わった。

比較的、効率良い走りが出来ていたと思うが、最後の逃げは単独ブリッチなどすればよかった。追いつく距離ではあったので出し惜しみせず、行けばよかったと思う。
その為には残り3周の時点では行ってないと遅いと思うし、仮に捕まったとしても、もがける足を作らなければならない。
前回のレース後の課題でもあった、短時間でのインターバルを強化すれば優位に動けていたと思います。

トムGMの感想

目的としていた優勝には届きませんでしたが、人数不利でチーム戦の影響が大きいレイアウトの中で、福田選手は良く冷静に走ってくれたと思う。完璧にレース展開を予想していれば、優勝の可能性もありましたが、6位ということで、全てを失ったわけではなくて、一つの参考にはなる。残り1レースとなったわけなので、最後は力を発揮して頂いて日本国内で暴れて頂きたい!