Formation,  Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

福田選手がリヨンで合流

先週末は、カテゴリー1のワンデーレースが2日間続く「Tour de l’Ardèche Méridionale」に参加している香山選手、塚本選手に加え、福田選手もVélo Club Corbasの拠点であるリヨンに合流しました。5月13日まで、Vélo Club Corbasの研修生として、Rhône-Alpes Auvergne地域圏の大会を転戦する福田は、今週末はカテゴリー2の「GP de Prévessin Moëns」に参戦していたので、この3大会のレースレポートを各選手からお送りします。

Tour de l’Ardèche Méridionale 1日目
136km
1/2/3/J
参加選手:
香山 DNF
塚本 DNF

香山選手のレースレポート:

ラインから周回に入り、2周した後にラインを戻るレイアウト。基本的にアップダウンが続き、レイアウト的にも序盤が追い風、終盤が向かい風になった。

逃げには結果的にチームとして入ることができず、後手を踏んでしまった。
しかし本当の決定打は2周目のGPMとなった。

1周目はオールアウトしながらもGPMを集団で耐えた。

2周目に入ってGPM前の細くテクニカルな区間で有力チームが前を固めていたので動きがあることは容易に想像できた。
Alexやcyrilと共に前に位置し、ペースアップに対応。前15人ほどにいたが、そのペースアップの維持が限界でそこからのアタックに対応出来なかった。

結果的に25人ほどの集団が形成され、決定打になった。

メインで追走という形で進めるも縮まらず、アタックには反応していく。

終盤までアタックは続き、反応を続ける。残り10km地点でメインは30人~40人にまで減っていたが、最後のgpmできつさを感じ始める。そして残り500mで離れてしまい、10kmを一人で走りレースを終えた。

あまり経験がなく、自分としては気を使って補給していたが、恐らく最後の最後でハンガーノックになってしまった。固形バー一つ、ジェル類計6個消費したが、身体は動かなくなってしまった。またジュリアン監督に指摘されたのは水を取らなすぎたこと。130km越えのレースで合計ボトル2本のみ消費というのは確かに少なすぎた。
身体のマネジメントが反省点の一つ。

また千切れた後も勿体なく感じていて、下りで必死に復帰しようと試みた。ここで一旦落ち着いてチームカーを待ち、カーペーサーを利用しながら復帰するのもアリだったのでは?とジュリアン監督に言われた。
勿論ハンガーノックであれば追い付いたところでそれ以前の問題になってしまうが、可能性としてそれがベストであった。

結果的にトップから3分差ほどでフィニッシュしたのだが、DNFとなってしまった。

動きとしては悪くはなかったと思うが、やりようによっては完走は出来ていたと思うし、繰り返してはいけないと思っている。全然完璧ではないし、先鋭集団にも良い位置にいながら残れなかった事は素直に受け入れ、能力とマネジメントどちらも改善が必要だと感じた。

塚本選手のレースレポート:

レース前チームミーティングがあったが、少ししか理解出来なかった部分があったので、出走サインが終わった後に直接監督に聞きに行った。
監督からは、始めの登りでアタックして、逃げにトライする事。
6人以上がベストとも言っていた。
事前に登り口をバレンタンに教えてもらった。

始めの登り口は先頭で入り、リアルスタートが切られたと同時に飛び出たが、2人だった。
集団に吸収された後、ズルズル落ちてしまい。
完全にレッドゾーンに入って、ちぎれる寸前だった。
この登りは耐えたが、次のGPM でちぎれた。

このGPMに差し掛かる時には、回復していたので、完全に力の差です。
まだまだ、力不足でちぎれました。
これではレースで何も出来ない、危機感を持って今後取り組みます。

Tour de l’Ardèche Méridionale 2日目
136km
1/2/3/J
参加選手:
香山 57位
塚本 68位

香山選手のレースレポート:

この日はハッキリと全くもってダメな日だった。

オーダーは逃げに乗ること。
スタートのファーストアタックから順番にlucas、valentin、自分でしっかり反応していく。
しかしこの日は前日に比べて決まりにくく、最初のGPM前までアタック合戦が続いた。

自分は計6回は反応したものの、決まらず。最初の登り(2km程)で、有力チームを含む8人ほどに残ったが吸収されてしまった。

そして迎えたGPMでペースアップ。自分としては非常に厳しく、峠中盤辺りでちぎれてしまった。力が入らず、全く機能しなかった。

必死にプッシュは続け5人で前を目指すが追い付けず、こんな序盤でレースが終わってしまった。

それからはグルペットで距離を消費し、ゴールを目指す。しかしペースは基本的に上がらず自分等がキープするような状況。残り60~70km地点でアタックがあり、前に追い付く可能性にかけて反応。5人のグルペット集団で坦々と回し続けた。

結果的にはこの5人で回し続けフィニッシュした。

今回はオーダーも達成出来ず、早い段階でメインにすら残れない0点のレースをしてしまった。最低限逃げに入る為の動きは忙しく行ったが、自分が求めているレベル、チームが求めているレベルを考えるとまずいと言える。

とにかく今日は力が入らなかった。前日のハンガーノックが影響しているのか(食事は多目に摂った)、前日の回復が甘かったのか疑問。
マッサージも受けられたので脚に関する疲労は殆ど感じなかったが、心拍が動いてくれなかったように感じる。
今回のレースがフランスカップの選考に関わってる事は理解していたし、1日目はまだしも二日目はとにかく改める必要を大きく感じた。

塚本選手のレースレポート:

2日目も2つ目の大きな登りでちぎれた。
力不足もそうだが、勾配が上げれば上がるほど弱いので、練習で改善して行きたい。

ただ立ち止まっている時間はない、反省して次のレースそのまた次のレースと、少しでも成長出来るように頑張りたい。

GP de Prévessin-Moëns
5km×20=100km
2/3/J
出走選手:福田 15位

福田選手によるレースレポート:

前回の2.3.Jとは地方が違う為、レベルが高いと思い気持ちを入れて出走した。

今回は勝ちを狙いに行くけれども、チームメイトの動きを気にしながら(動きを潰さないように)、また今チームは何がしたいのかを気にしながら結果を求める走りになった。
また、雨の予報があったので雨対策も準備していった。

スタート直前に豪雨が襲いかかり雨対策をして、ギャバ、オイルを塗っていたけれども寒いぐらいだったがしないよりかはしといて良かった。

スタートし最初の直線で激しく撃ち合いが始まり、やはりレベルが高い事を確認した。風も強かったので、直ぐに縦長になる。
しかし、3月からレベルの高いベルギーのケルメス、ネイションズカップを走ってきただけに、辛さは感じなかった。結果を残さなければいけないレースだが、経験だけはしっかり備わっていたのを認識。

平坦基調のレースもあってか、ベルギーのレースに似ていてアタック合戦が勃発し、自分も狙って打っていく。少し抜け出す事はあるが中々集団はどの逃げも逃してくれないので、みんな疲れて一休みした所(開始40分後とか)を狙ってアタックする方向にした。

足を貯めるため、少し集団後方にいると開始35分くらいの所で6名程の逃げが形成される、後ろにいた為反応出来なかったのと集団が回っていて追っていたので、近づいたらアタックしよう、またはこの勢いは追いつくのでは?と思ったので休みながら走った。

段々縮まっていったが、回らなくなってしまい追走アタックが始まる。
自分のアタックで追走集団を作るが逃げれて半周がいい所で大体捕まってしまう。

コーバの選手が逃げ集団に乗っていなかったので、コーバの選手が交互に打っていってペースアップが始まり、自分も協力する。
他の逃げていないチームもペースアップを始めたので逃げ集団が見えてきてのだが、もう残り3周。

残り3周で僕含む4人の追走ができ1周ほど先行するが捕まり、残り2周の僕のカウンターアタックでフロリアン含む8人の追走集団が出来る。

追走を潰してしまう恐れがあったので、他の選手に任せる。
ラスト1周の見晴らしがいい所で先頭、追走、集団がほんと近かったので追走はフロリアンに任せて僕はスプリントにチェンジした。

結局、15秒ほどまで詰めたが逃げ集団の選手が勝ち、追走、僕は集団頭を取って終わった。

今回はベルギーのレースに似ていてすごく楽しいけれども、勝ち逃げに乗れるか難しい展開でした。
逃げが出来ても、集団が勢いあって回っているから大丈夫であろうと他人任せな部分が出てしまっていたと思う。自ら追走を早い段階で打つなり動いていればまた変わってきたであろう。
しかし、得意な平坦だからではあるけれどもこの地方でも他の選手に劣っていない脚力はついてきていると自分なりには思った。

トムGMの感想:
今週末は、Tour de l’Ardèche Méridionaleで地域のトップ選手を相手に戦った香山と塚本も、地方を変えて同じカテゴリー2で優勝を繰り返せなかった福田選手も、少し苦しい展開になりましたが、確実に経験を積んできています。塚本も福田も、遠征は残り僅かになってきましたので(福田は2週間、塚本は6週間)、今後に繋げていくために、少しでも結果を求めていきたいところですが、Vélo Club Corbasの現地のスタッフに評価されていればそれで良いです。ぶれることなく、引き続き努力を続けて頂きたいところです。