Formation,  Race Report (FR),  Vélo Club Corbas

福田選手、仏初レース、初優勝!

今週末は、国内はレースが連続するこれからしばらくの期間を考慮し、大会はありませんでしたが、海外組の選手は全員フランスでそれぞれの大会に参加しました。その中で、一番目立ったのは、ベルギー遠征で休養あけの福田選手。フランスで初めての大会を、なんと優勝しました!残念ながら、チームの富士山ジャージが間に合わなく、ニュートラルジャージでの勝利となりましたが、山中湖シクリスムフォーマション所属選手としては初のヨーロッパでの優勝となります。本人からのレースレポート、感想、そしてトムGMの感想を合わせてお伝えします。

Rignac
2.3.J
3.3×24周=81km
出走:福田選手(優勝)

福田選手のレースレポート:

スタート直後からベルギーに比べては全然ペースもはやくなく、アタックも焦る事なく見極めて走る余裕があるレースでした。

3周目に逃げていた選手のカウンターアタックで先行する形になり、追いついてきた選手、計5人で逃げが形成される。
この時点で自分が1番足がある事を感じる。
選手をうまく使い、タイム差を広げる。

最大45秒?くらいまで行ったが、あまり広がる事はなく3回目(ラスト11周)の周回賞を取るため集団が活性化し、周回賞を過ぎた後捕まる。

捕まったけれども、ラスト8周くらいの所でまた逃げる。2周ほどで捕まってしまうが、勢いがあり最後まで行けそうだったのでついていった。

吸収された後、アタックがあったがみな追う感じだったので、アタックするか悩みの末、残り2周でスプリントにチェンジした。

ベルギーと比べて簡単に位置取りもでき、思い通りのスプリントが出来、勝つ事ができました。

福田選手の感想

今回はレベルが低いレースだったのかもしれませんが、初めて海外で勝てて嬉しいです。また、現地のインタビューで前半から積極的だったけどリスクもあったよね!と言われたがリスクなど感じないくらいでした。ベルギーでは苦戦して、やっと完走とかの次元でしたが勝負できる、動かせるのはやっぱり楽しいです!
これを上のカテゴリーでも出来るように成長して行きたいと思います。

トムGMの感想

確かに世界プロを目指す選手にとっては格下のカテゴリー(カテゴリー2)での勝利になりますが、福田選手はアンダー1年目でジュニアを卒業したばかりの選手です。ヨーロッパで実績を残してきた同世代の選手たちに比べてみれば、大半はカテゴリー2で勝利をして実力でトップのカテゴリー1に昇格している時期です。そう考えると、福田選手は同世代の選手たちと同じレベルで、自分なりの実績を残していると言えます。早い段階でこの第1段を突破することが出来たのは、これからに生かせる大きな出来事だと考えています。

Vélo Club Corbasで交換留学中の香山選手と塚本選手も、それぞれ1つと2つの大会に出場して、それぞれ良い走りを見せてくれたので、合わせてレースレポートをお届けします:

Boucle du Pays de Tronçais
1,2,3,J
出走:塚本選手(45位)

コース
スタートゴール付近に小さな周回コースが設けられており、スタートしてそこを1周、その後115Km程の大きな周回を一周してから、再び小さな周回を一周してゴールと言うほぼラインレース。

スタート直後に、小さな周回を一周出来るので、集団前方で道をしっかり確認した。

道は狭く、ある程度荒れている、あと横風。

その後も集団前方で、必ず先頭の動きが見えるところで走った。
ファーストアタックは、バレンタンR。
その後もケリー、バレンタンJ 、バレンタンR、を中心にアタックのチェックに入る。 自分も最初は様子を見ていたが、行けそうなので 20Kmすぎたくらいから、展開に加わる。

34Kmくらいの下り基調の平坦区間で、勝ち逃げが決まったが、乗れなかった。

自分も先頭にいただけに、すぐ反応しとけば良かったと凄く後悔している。
自分がチェックに入った動きが吸収され、振り出しに戻った時にカウンターで数人が抜け出したが、見送る感じで、その後数人が再び追走で抜け出したのだが、バレンタンJが最後尾で反応していたので牽制して見送ってしまった。
数秒の間の出来事で、正直その時はかなりきつくて見送った。

その後Corbasは追走のチェックに入る様にする。

GPMは、メイン集団の先頭が見える位置でクリアした。
その後も追走の動きに反応すするが、エスケープは捉える事は出来ずに集団ゴールした。

塚本選手の感想

久しぶりにノートラブルで走った。月曜日はエリートナショナルなので明日は回復に努めたい。

Grand Prix de Vougy
エリートナショナル
148km
出走:塚本選手(DNF)

コースは緩い登りと下りのアップダウン、平坦区間は全て細い道。一箇所15%が500m続く細い道がある。
それを13周、 合計148km

チームから言われたことは、15%の登りを集団前方で入るのが一番重要で、とにかく前で展開しなければ集団が分裂してレースが終わる。

前で展開する為に、集団前方でスタート。 密集度は高いがもう慣れた。 初っ端からアタック合戦が始まり、かなりペースが速い。

上手く流れに乗って前をキープする。

15%の区間は、広い道路の下りから、鋭角に右に曲がり1/3くらいの道幅を登っていく。

登り前の下りは一番危険。
みんな前で入りたいので、道いっぱいに広がり密集度も高い。
またチェーンを落とすやつがいると、一気につまり、登りの途中で集団が伸びてペースが上がる。

結果から言うと、15%の登りが耐えきれなくて4周目で先頭から完全にドロップした。
その時はすでに集団は半分くらいに絞られていた。

15%の登りは常に先頭が見える位置で入れていたのだが、単純に急勾配(短時間)での力の差を感じた。

克服できるように、練習に生かしていきたい。

同じくドロップした選手とローテしながら走ったが、7周目でレースを降りる事になった。

塚本選手の感想

主催という事もあって、CR4Cが多くてとにかく強かった。
先頭からはドロップしていたが、世界戦で3位のJaakko Hanninen も出場していた。フランスのエリートナショナルのレベルの高さを実感したと共に、貴重な機会を無駄にした気がして、なんかもったいない。次は、来週のステージレース2日間しっかりと勝負して行きたい。

VOUGY – PRIX DU PAYS ROANNAIS
2/3/J
3km×30=90km
出走:香山選手(13位)

ホームストレートは7%の登りが300m程。そのあと平坦と緩く登り、低速コーナーから下りへ。
広く緩い下りなので集団のシャッフルポイントになった。
そのあとまた低速コーナーで狭い道へ。そのままホームストレートへ向かうレイアウト。

ポイントは細い道に入る前のコーナーで今回番手を下げてしまう場面が何度かあった。

オーダーは逃げになった場合のもので、hugoが乗っている逃げに乗ったら協力して、hugoが乗っていない逃げには付き位置というものだった。自分の解釈としては終盤の逃げに乗れてhugoがいない場合は別だと認識した。
また今週はリカバリーウィークだったこともあり、心拍数に余裕がなかった。前日しっかり3回最高心拍まで上げたが余裕がない日だった。(前日が足りなすぎた?)

スタートからは前方に位置し様子を見る。逃げはあるものの少人数で決定的なとのではない。
今回はmeniniが何度も集団を牽引して逃げを潰してくれた。
大きめの逃げになりそうな動きにはcorbasがチェックに入る。自分も何度もチェックに入ったがあまり決まる見込みはなかった。

前述の通りシャッフルが起きるコーナーでの位置取りに苦戦し、たまに番手を落としてしまう。決定的なミスにはならなかったものの、落としたタイミングで強い逃げが形成されたら不味かったと思う。

展開は逃げと吸収を繰り返し、何度か力業のアタックがあるが決まらない。基本的にhugoと自分が危険な逃げには反応できていたと思う。
終盤hugoがアタックし、エスケープが形成されるものの決まらず。カウンターで行ければ良かったが余裕はあまりなくタイミングを逃した。

最後までアタックはあるものの決まらず、スプリントへ。ラスト1周前でミスり番手を下げてファイナルラップへ。何とか細い道に入るまでに15番手ほどまで帰ってきたが、勿論そこからペースは下がらずスプリントへ。
登りスプリントなので感触は悪くなかったが、数人抜かす程度に終わり13位でフィニッシュした。

香山選手の感想

今回は前方維持をして、余裕を持つつもりでいたが、何となく余裕がなかった。恐らく心拍数が上がりやすかった為だと思う。
全てがうまくいくようなリフレッシュさは感じなかったが、疲れがあったわけではないので、またレース強度に順応したらもっと良くなると思う。
今回は本当に勝ちたかった。最後の位置取りは勿体無かったと思う。心拍が上がっていようが5番手以内でスプリントを始めていればトップ10は確実だったと思うし、勿体ないミスだった。